サザンオールスターズのメンバーは桑田佳祐と原由子しか知らない

これはあるあるかも。サザンオールスターズは音楽界で30年以上活躍する日本を代表するバンドだがメンバーが5人いるのは知っているが桑田佳祐と原由子しか分からないのだ。他メンバーの顔すらわからないので名前を言われてもわからないのだ。

東野幸治はごっつの頃はクソつまらなかった

これは「ごっつ」時代を知る人にしかわからないかも。1990年代に放送された「ダウンタウンのごっつええ感じ」にはダウンタウン、今田耕司、板尾創路、ほんこん、YOU、今や大女優の篠原涼子も出演していた。今ならすごいメンバーだが篠原涼子もバラドルのような扱いで浜田から乳をもまれたり、ほんこんから無理矢理キスされたりするなど今では想像できないようなことをされていた。

そんなメンバーがひしめくなか1994年秋に東野幸治が加入してきた。加入理由はこの年の春から板尾が未成年とのトラブルで仕事を謹慎していたのでそれの人数合わせ。

東野は番組内では「ひがしのり」という愛称で呼ばれることが多かったが扱いは篠原よりも酷いもので加入早々「髪の毛がカタ焼きそばみたいだから」という理由で野菜あんかけを頭から掛けられたり、こめかみにタバコの火を押し付けられたりするなどの度の過ぎたイジラレ方をされていた。

当初から東野の芸人としての評価はひどいもので「ボケましょう」という企画では芸人としては致命的なダダズベリに終わることが多く、よくそれをネタにされていたり、加入から1年ほどは「放課後電磁波クラブ」などの裸ネタが多くみられ「下品だ」「つまらない」といった評価が視聴者から相次いだ。

元々個々の個性が抜きん出ていた「ごっつええ感じ」にとっては東野という芸人はパンチがなかったと思える。ダウンタウンの暴力性、今田耕司の明るいキャラ、板尾の独創性、ほんこんはナルシストで酒を飲むと調子に乗るというキャラが定着したのだ。それに対して東野はダウンタウンからの無茶ぶりに「出来るかこんなもん!」や「死んでまうやろ!」といった返ししかなかったため少し物足りなさはあった。

当時、まさか20年後に番組の司会をこなす吉本屈指の芸人になるとは誰も思わなかっただろう。