9時から2時間枠で放送された「坂上探検隊」というフジテレビの特番内容が批判が殺到するのが必須なほど凄かった。

「くそつまらない」とかそんなことじゃなくてとにかくヤバかった。

・命がけのロケ

そもそもこの特番は去年放送される予定だったが出演者の狩野英孝が不祥事で一時期芸能活動を自粛することになったため一度お蔵入りになっていたが、坂上の強い要望から1年のブランクを経て放送されることになった。

しかし狩野英孝のロケ内容がエグかった。

プロテクターと着ぐるみだけでチーターやサイやライオンに近づき写真を撮るという危険なロケ。彼はロケ地に移動するまでスタッフから何も知らされていなかった。命がけで地面に這いつくばったり至近距離でいつ噛まれてもおかしくない状況で写真撮影に挑むなか、フジテレビのロケスタッフは薄ら笑いを浮かべて無理な撮影を求めているシーンがあった。見ててたぶん「あ、これまたネットニュースで批判殺到とか書かれんだな」って思った。でもこれはスタッフの彼に対するイジメとしてもとれるので不快だと感じる人もいると思った。

スタジオではライオンに後ろから襲われたり、野犬に噛みつかれるところを見て司会の坂上は大爆笑していた。その後に他の出演者が闘牛がらみの危険なロケに挑むVTRがあったが、それも大爆笑。正直、不快だった。「芸人がイジメられてるの見て大爆笑するとか、イジメっ子の考えだな」って思った。

フジテレビは今回かなり攻めた内容の番組を作ってきたと思うし、しょうもないドッキリ特番よりもリアルだったと思うけど、TBSの「クレイジージャーニー」みたいなリアルではなくまた別の意味のリアルだったなと思った。

視聴率は良くて8%ぐらいと予想できる。
来週は去年放送した「ハッピーフライト」をまたやるらしい。