めちゃイケとは

フジテレビで21年間にわたり放送中のバラエティ番組で春で打ち切りが決まっている。
ナイナイを中心によゐこ、極楽トンボ、武田真治、鈴木紗理奈、雛形あきこで始まったこの番組は全盛期には20%近い視聴率を叩きだしていた。

負の遺産とは....。

2010年に岡村が精神不安定で番組を一時的に降板し、その穴を埋めるためのメンバーオーディションを行い、結果としてジャルジャル、たんぽぽ、敦史、重盛さと美、素人の三中元克が選ばれた。その結果発表は生中継され視聴率は18%を記録。

そのメンバーの三中元克が「負の遺産」と言われている。

最初、青いジャージ姿の「いじられキャラ」の素人は当時めちゃイケがまだ人気があったころだったので意外にウケた。彼もテレビ慣れしておらずマゴマゴしていたのでそれが可愛いという視聴者も少なからずいた。

しかし、彼の評価が大きく急落する出来事がおこる。

2014年秋に彼が「みちのくプロレス」に入団して厳しい稽古に耐えながらプロレスラーになっていくという本気のドキュメントをやろうという企画がスタッフの間で上がった。

そしてすぐに彼はプロレス団体に入団。しかしハードな練習や厳しい上下関係に耐えられずにその年の冬に寄宿先から脱走してしまう。

異例の事態に団体もフジテレビも驚きを隠せない。団体側は「生半可な気持ちでやるくらいなら辞めろ」と怒りを露に。スタッフは必死に企画続行のために団体を説得し、彼をジャルジャルとスタッフで何とか説得し団体に呼び戻したがやはり翌年の夏に脱走。さすがにスタッフはこれ以上のフォローはできないと判断し企画を中断した。

さらに彼はプロ芸人になって再出発したいと言い出した。

スタッフは度重なる迷惑行為の罰として再オーディションを行い、視聴者投票で不合格だったため卒業。はっきり言うとクビにした。

メンバーの声は

ナイナイ岡村
三中は靴紐が結べないらしくADにいつも結んでもらっていたが、その時の態度が横柄なものだったため
「どれだけ疲れていても「ありがとうございます」の一言ぐらいはかけるべきだ」と注意。
さらに三中は自分よりも後輩のADには態度が悪いということをラジオ番組で暴露している。

濱口優
「ナイナイのおいしいところばっかりやろうとしてる。そんなズルいことアカンよ」
とし、三中の芸人デビューを反対していた。

鈴木紗理奈
「まだプロとしての自覚がないし、プロの意味をわかってない」
と彼女もプロ入りを反対。

他メンバーも「番組が用意した企画を放棄したのにプロ芸人になるのは筋違い」
「お笑いを言い訳に逃げてる」
と冷たいコメントをしている。

さらに2010年のオーディションで最終選考まで粘ったダイノジ大地も「プロレスがダメだったから芸人になるとか虫が良すぎるし、芸人をなめてる」と冷たいコメント。

その後は....

彼はめちゃイケをクビになった後、生活をするためにアルバイトをしようと面接に行くも「すぐ逃げる」「やる気ない」というイメージが付いてしまい不採用が多かったという。

さらに追い討ちをかけるようにそのお笑いコンビも解散。

彼はめちゃイケの負の遺産として生きていくのか....。