引退ってさ、なんでも引き際が肝心。
人気がなくなったのにズルズルと引きずった挙げ句に引退するやつがいるよね。
人気絶頂で辞めるからこそ良いんだよ。
良い思い出になるんだよ。
良い例
山口百恵 (1980年に結婚で21歳で引退)
昭和を代表するアイドルの1人である山口百恵は何度かドラマで共演していた三浦友和と結婚するために人気絶頂の最中、引退を発表した。
日本武道館で行われた引退コンサートには多くのファンが詰めかけ、「私のワガママ聞いてくれてありがとう。幸せになります」と告げ、最後の「さよならの向う側」で涙をこらえきれずに泣きながら歌った。そしてコンサートの最後にステージにマイクを置いたのはあまりにも有名な話。それ以降、彼女はメディアに出演していない。
悪い例
ピンク・レディー (1981年に解散)
阿久悠プロデュースで大ブームを巻き起こした伝説のユニットだが、一度アメリカに進出している。しかし、アメリカでのブームが去って日本に帰ると人気が冷めきっており、かつてはオリコン1位、ミリオンが当たり前だったが、売上が激減。さらに扱いが二流アイドル並の扱いになってしまったため、1981年に解散。解散コンサートは後楽園球場で行われたが、その日は雨で空席が目立っていたという。