宝塚歌劇団とは....


1914年に阪急電鉄社長の小林一三が発足させた劇団でその後、阪急沿線の発展とともに劇団も発展し、八千草薫、鳳蘭、大地真央、天海祐希、真矢ミキらが所属していたことで知られている。兵庫県宝塚市が本拠地。

いちばん長生きと短命はどういう人なのか?


写真は記念すべき宝塚歌劇団創設後初の舞台公演の「ドンブラコ」。桃太郎をモチーフにしたもので、宝塚大劇場がなかったこともあり、宝塚新温泉のプールを無理矢理張り替えて床にして、さらに脱衣室を舞台に改造した状態で行われたと言われている。

宝塚歌劇団第一期生の人数は確認できる分なら16人おり、そのうちの半分は所在が不明になっている。

記録上、短命なのは....

由良道子さんで16歳で病死している。

1914年に13歳で歌劇団に入団し、写真の「ドンブラコ」ではキジの役を演じた。さらに日舞の名手であり、男役を得意としていたが、病に倒れ、1918年、現役劇団員のまま病死。記録上、最初かつ最年少での死亡者とされている。

顔写真はあまりにも古いデータなので残っていない。

長生きなのは....

雲井浪子さんで102歳まで生きた。

兵庫県洲本の生まれで、前述の由良道子と同い年で入団。芸名は小倉百人一首から名付けられた。2003年に亡くなるまで第一期生の生き残りだった。こちらも1919年に結婚を期に脱退しており、100年以上前の写真は確認できなかった。