「いい加減目覚めなさい」

このフレーズを覚えているだろうか?

2005年に放送されたドラマ「女王の教室」の

天海祐希演じる鬼教師 阿久津真矢の口癖。

学校を舞台に冷酷でかつ独裁的な教師に生徒たちが立ち向かうドラマである。

ここでは名言が生まれた。紹介しておく。

怠け者や愚か者は差別と不公平に苦しみ、賢い者や努力した者は色々な特権を得て、豊かな人生を送ることができる。それが社会というものです。あなたたちはこの世で誰もがうらやむような生活ができる人が何%いるか知ってる?たった6%なのよ。

いい加減目覚めなさい。日本という国はそういう特権階級の者たちが楽しく幸せに暮らすために、あなたたち凡人が安い給料で働いて、高い税金を払うことによって成り立ってるんです。そういう特権階級の者があなたたちに何を望んでいるか知ってる?ずっと愚かでいてくれればいいの。

まだイメージできない人がいるみたいね。どうして自分たちの親が簡単に私の味方になったのか。それはあなたたちよりも親の事をよく知ってるからよ。親なんて所詮、あなたたちの成績さえ良ければいいの。面倒な事を起こさなければいいのよ。担任が自分の子供のことを気にかけてくれてるって分かればそれだけで満足するの。要するに自分さえ良ければいいの。ま、今は日本中そうだけど。あなたたちも余計な事を考えずに親の期待に応えることね。