体育。これって日本全国どこの学校に行ってもあると思います。大体どこの学校でも何をするかなどのカリキュラムは決められてるんです。体育とか運動が得意な子は授業は勉強しなくていいわけだから楽しい、でも運動が苦手な子にとっては自分のミスとかを笑われるくらいなら勉強したほうが気が楽だ、って思っているんです。

1、同じカリキュラム
そもそもおかしいと思うのは、教えている内容じゃないでしょうか?運動神経が良い子も悪い子も同じ内容で、練習量、そしてそれを一通りやらせたあと、試合をさせている。そして運動音痴がミスをすると運動神経良い子たちがそれを見て馬鹿にして笑っている。でも、「ヘタクソやなあ」って当たり前じゃない?これって勉強と一緒なんじゃないの?例えばテストでも90点以上とるやつと30点ぐらいしかとれないやつがいるし、頭の良さとかが違うわけじゃん。国語とか数学の授業とかも頭の良し悪しに関係なく一緒に勉強してるじゃん。それと一緒だなって思わない?
運動音痴はミスして「ごめん」って笑ってるけど、それはその子がどれだけ惨めで恥ずかしい自分を隠しているという笑顔かは承知だろう。

2、運動音痴の気持ちが分からない教師
そもそも体育が嫌いな子の気持ちが全く変わらないのは体育教師の原因でもあるんじゃない?体育教師って、そもそも学生時代に体育が好きだったから体育教師になってるよね。
それと、よく「実技テスト」とか言って、全員が見ている目の前で1人でその動作をやって、ミスをするとクラスのやつらから笑い者にされる。これってどうなの?
分かりやすく言うと、国数英のテストの結果をスライドで公表すると大問題だと言われるのに、体育ではそれが許されているのはどういうことなのか?ということ。
体育教師もそれが普通と思っているから、悪気があって見せしめをしているというわけではない。というところがつらいところ。

3、僕的な教育方針
もしも、僕が体育教師だとしたらよ。まず運動神経の良いやつ、体育の好きなやつは基本的なルールとかやり方を教えたら、試合とかをバンバンやらせる。好きなことを思う存分させてやる。逆に運動音痴とか体育嫌いは無理に練習させたり、試合には出させない。動くのが嫌って言う子がいるよね。それって体育とか運動行事に良い思い出がないやつが多いと思うんだよね。だから体育を楽しんでもらうためにはまずそのスポーツを見てもらうことが大切なんじゃない?と思う。だから運動神経良い子と運動音痴は一緒に授業しない。絶対にその中で格差が生まれるから。
ま、まとめると運動神経の良い子は勝手に能力を上げていけばいいし、運動音痴は運動しなくていいからそのスポーツを見たりしてちょっとでも関心を持ってもらえたらなと思うな。