物語

 

 

 

公式にする前の設定です。
一話前

 

アレックスがシーザーの領土になっている鹿児島あたりでシーザー達を見てあこがれる

アレックスの母が連れ去られる大事件を受けて保護される
保護されてから修行を強めつつ保護者のおばさんと二人暮らしをする。

シーザーにあこがれたアレックスが偶然にも虐待の傷を受けたウリンを見てウリンを救う事をする
ウリンを家でかくまい3日間ウリンの母からの捜索が無かった事で大問題となり
結果ウリンは施設に引き取られる事となる

そして一話 アレックスが珊瑚と出会う
3~4話 二ドラスとの闘いで海に落ちて気絶中にウリンの事を思いながら珊瑚に看病される
同時にエリーザと珊瑚の弟翡翠と出会う

この物語は一話前に起きたウリンとの出会いである。


榊が ウリンの傷を見つけてクラスのみんなに好きなのかと言われ いや気になっただけだというも 好きだと伝えて
榊がお前のその傷はどうしたんだ? 本当の事を知りたいと聞くと

虚ろの目をしながら行くウリンに友達になりたいから協力させてくれと言う榊に
じゃあ 私のために人を殺せる?と言うウリン
それに対して 物騒だな 殺す? 違うよ 成敗するんだぜと言うのだったが
ウリンがあなたと私はやっぱりどこか違うねと言って行ってしまうのだった

榊はこの時 なんだこいつ 壁があると思うのだった

榊はこの事をアレックスに話すと
珍しいな 紳士ぶっているお前が悩むなんてと言い
そうだな、とつぶやき


アレックスは連れ去られた母を思い出し

考える中 そうだこいつが書いた文章を読んでみろ 寂しいからと言われ榊は ウリンの書いた文章を読むのだった

自分がいなくなった世界と言う物であり
自分がみんなと別れてどこか遠くへ行きたいという 内容に
ほらアレックスは寂しいだろ?
俺だったらみんなで世界を回りたいなとつぶやくのであった

アレックスからしてみてウリンは敵となる六王拳に悩まされているわけでないのにどうしてこんなに暗いのかがわからない様子である


それから夕方 公園でポツンと寂しく立つウリンにこんなとこいて寂しくしてもいいこと無いぜと言って手を差し伸べると
今の私にかかわらないでと拒否するウリン
それに対して榊がよくわからないがお前を痛めつける敵がいるようなら俺が倒すというと
バカなの?と言うウリンに
バカなのはお前だ! 敵がいるんだろ? 俺がぶっ潰すと睨むのだった

どうして?と聞くウリンに 友達を助けるのに理由がいるかよと叫ぶ榊

それに対してウリンが 私のために人を殺せるの?と聞くと
殺せねぇよ!!と叫ぶ榊
するとウリンは
 私とあんたは違うねと言ってどこかへ逃げてしまうのだった

それから榊は畜生 俺はなんてかっこ悪いことをと思いながら
先生にすべてを話すと
あの子の家庭は君の思うような世界とは大きく違うんだよと答える先生に
やはり虐待を受けているというのですかと聞く
すると先生はああ その通りだという先生に 榊が許せねぇ あんな可愛い子を
いじめる奴らを今からぶっ潰しに行くと言うと
先生は気持ちはわかるがバカな真似をするなと言われ止められるのであった


それからアイスホッケーの試合で勝負する前に アレックスが榊に俺が勝ってくるぜと元気いっぱいに言うと ウリンがアレックス勝てるの?と聞き

それなら目一杯に見ていてくれよと言って満面の笑みのアレックスを見てウリンが嘘つかないでよねと言うと

アレックスは俺は嘘はつかねぇんだよと言い
アイスホッケーの試合でアレックスは飛んだ
その光景はまるで鳥のようだった

そしてそれは一直線にゴール地点を通過し加速しながら進み 
アレックスは圧倒的な差をつけて勝利をするのだった




ウリンが私の事を思って本気だしたの?と聞かれ
当然だというアレックスを見て 榊はいつものように接せない自分を見て 俺どうかしちまったみたいだなと言うと
いつもだろ?と言うアレックス

アレックスがウリンを見て そうだ  お前誕生日いつよ?と聞くと
ウリンがどうして?と言うと
教えろよ ちなみに俺は五月十五日のAB型だ!! ほれ 俺が言ったんだからなーと言うと
ウリンがバカなの?と言うと
そうだな、バカかもなと笑って返すアレックスを見て顔を赤くして
ウリンが1月14日よと照れながら言うのだった

 

 



それから榊は先生から今日来なかったウリンのためにプリントを持っていってくれと頼まれてウリンの家に届けに行きピンポーンと鳴らしても誰も出ない

おいおい 俺はこれから夕食の準備の買い出しあるんだからなーと怒鳴りながら裏口に回ると
そこにはウリンが傷だらけになり倒れていた
マジかよと思う榊に ウリンが来ないでと叫ぶ
すると そこへウリンの母親が出てきて何の用と尋ねてきたので榊がてめぇ悪魔だろ?と言うと
はぁ 何言い出すのよあんた?と言うウリンの母親に

噂は本当だったようだなと睨む榊

そこに なになに? 俺たちの家庭の問題に手を出すわけ?とウリンの母の愛人の男が出てきた

どうする? これ以上の問題はまずいぜと榊が思った中

突然アレックスが出てきて
榊? こんなとこで何してんの?と言ってきたかと思うと


その瞬間 アレックスは一直線にウリンを虐待する母の愛人の男の方へ走り 飛んだ!!


ウリンを虐待する母の愛人の男の顔は陥没


自分の一番大切であろう娘を こうも痛めつけた屑が なんの用?と言って
ウリンの母親を睨みつけ ウリンの母親はその光景に驚くも
失せろと睨むアレックスのオーラに押され気絶するのだった



アレックスがウリンにお前 こんなとこ抜け出して 俺の家に住めと言い手を差し伸べた
その光景を見た榊は アレックスに惚れた
すげぇ かっけぇよと思った

そして笑顔でアレックスがウリンに

俺の友達となれ ウリン と言った





それからアレックスは榊とともにウリンを家に運び 治療する中
ウリンが榊にバカなの?と言うので 黙ってろ あの糞鬼にやられたんだろ?と言うなか

アレックスがウリンを抱きしめ 辛かったよな 悪かったなと言うと ウリンはありがとうと顔を赤くしてお礼を言う
アレックスはうんと言ってウリンの頭を優しくなでて
 しばらく体力回復するまで俺の家に好きなだけいろよと言いベットに寝かせると
涙を流すウリン それを見てアレックスは 飯なんだけど ハンバーグでよいなと言い 榊におい榊料理を作るから手伝えよと言うアレックスだった

それから眠りについたウリンはアレックスに飯だぞと言われ起こされてご飯を食べると
これ あんたらが作ったの?とウリンに聞かれ

そうだぜ すごいだろ!!
俺 ここから出て 伝説の島 アトランティスにたどり着く夢があるんだ!!
その中での航海中は暇だろ? 食料問題とかいろんな事あるかんなー
だから俺はできるようにならなきゃと思ってるんだという

するとウリンはバカなのといいながら涙を流して飯を食う

アレックスはバカな事がそんなに悪い事だと俺は思わねぇ
たとえそれが間違いだとしても男として全力でバカであろうとも突き進むのみだ
だから バカなのって言うのはやめろ!!
そういうとウリンがお母さんみたいだね あんたと言うと
アレックスがそれ褒めてんのかー?と困惑する

榊はそんなアレックスを見て 惚れた


まあどうでもいいけど飯食い終わったら 榊は帰れと言い
帰らせて
風呂先に入れよと言ってウリンを風呂に入らせた
それからアレックスはウリンのために布団をひいて 二人で寝ようぜ 面白いだろ?と笑顔で言うと
あんたどうしていつも笑顔でいられるのさ?と聞くウリンに
そりゃあ 笑顔でいた方が気が楽になるかんなーと言うアレックス
当分 ここにいろよ
そういってこの日が終わった

それからウリンが目が覚めると朝食が出来ていた
食べろよ 味噌汁は良いぜと言ってせっせと作るアレックス

アレックスがカレーの日の夜の次の日の朝に普通の朝ごはんをウリンに作ってだしたところでウリンは思い出し


何気ない朝の食事を見てウリンが虐待されて朝も満足に作ってくれず渡された200ゼニー(200円程度)で自分で買ってきて 一人寂しく食べる日々の中の記憶を思い出し
アレックスにお母さん?と言って泣き出すと 
俺はお母さんじゃねえよと優しく言うアレックス
ウリンがわかってる でもと言うとウリンの頭を撫でて
今日からお前は俺の家族の一員なと言うのだった。