珊瑚の伝説 逆襲の黄河 五十六話 (百八十四話)皇帝黄河誕生

 


セオはさあ 絶望しながら力尽きて死ね そしてその魂を俺に捧げ

ろと言いながら釘バットを持って 

殺す 殺す 殺すと言いながら 弱った女の子の頭を掴み殺そう

とするのだった

すると そこへ一瞬でセオの首を跳ねて 傷ついた女の子を抱き

抱え
こいつはひどいな 神選組の諸君どもと出てきたのは黄河だった

黄河は傷ついた女の子を治療すると
もう安心するが良いと言って優しく撫でるのであった
あなたは?と聞く女の子に黄河がセオの首をはねたと言って指差


しかしセオはまた敵の増援か?と言って何事も無かったように再

生するのだった

ジンは何なんだ こいつはと驚く中
大嶽丸が天上黄河が乱入するだとと驚く

レッドウルフが命あっての物種だぜ ここは幸いのようだ 引く

ぞと言う

すると黄河がセオにお前の残機 あとどれくらいあるんだ?と聞

セオはてめぇ 天上黄河だろ? 俺はてめぇや上の組織をつぶせ

るように蓄えといてんだ 恐ろ 恐ろ 殺す 殺すと言って近寄

するとドッカーンと天上を突き抜けるように炎がセオに落ちてき

うわっとセオはその炎に焼かれるのだった

黄河がおいやりすぎるなよお前 分かってるよな?と返すと
そいつは うるさいな わかってるに決まってるだろと言いなが


悪魔の目をして再生するセオを睨む
てめぇ いきなり人の家に上がり込みやがって 殺す 殺すと言って睨む

すると 奪えるものなら奪ってやるよとセオを勢いよくもやしつ

くすのだった

うわっと叫ぶセオ

その悪魔は あははははこいつは驚きだぜ 何回も再生しやがる

と言ってセオをぶん殴り始めるのだった

炎の剣で切り刻んでも 再生するんだなと言って 炎の剣でセオ

を切り刻むのだった

さあ 止めだと言って止めを差す だがそれに黄河が もうこの

辺にするぞと言って止め 

 本当はテオスという神だからその名をとっている

だから利用価値があると言い黄河

は獄門橋を出し そこへセオを封じ込めるのだった

セオは黄河に俺の名を言い当てるとはな 見事だぜと言って笑いながら封印された。

 

さて ここにいるすべてのテロリストどもを配下とするかと言っ


ゼロの魔眼を発動する黄河である

そこへ 何かがおかしいと思って来てみれば ラウルではないか

と鬼助が現れるのだった

鬼助 よせ 何かがおかしいぞと大嶽丸が忠告をすると

鬼助は大嶽丸にここは俺に任せて撤退しろ 全滅するぞと言って

残るのであった

大嶽丸は必ず生きて戻れと言って撤退する

鬼助はさて ラウル お前は洗脳ではない何かでここにいるなと

言うと

ラウルはもう 俺の前に現れるなよと言ってものすごい炎の衝撃

波を出してドカンとテロ組織ごと吹き飛ばすのだった

それにたいして黄河が おいおい やりすぎんなよ と言うと

鬼助がラウル どうした 黄河の奴に洗脳されたのかと叫ぶ

するとラウルは どうだろうな だがこれだけは言っておくぞ
現実は、単純じゃないのだ


だから俺はヒーロ・ランとして、殲滅を行う!


そう言うと ラウルは鬼助にドカンと炎の大恐竜爆竜波 ラーデットフレアバーストを放った

 

鬼助はとっさにそいつをガードし 九尾モードとなり受け止め

鬼助が洗脳ならば目を覚ませと言い迫る

そこへ大嶽丸がやめておけ鬼助 こいつはもう黄河のゼロの魔眼

の手先だと言うと

そうだとも お前たち神選組どもも俺にひざまづけとゼロの魔眼

を発動させる
しかしラウルは黄河にダメだよ こいつらは俺が倒すんだから見

ていてよと黄河に言うのであった


その光景を見て鬼助がお前 本当にラウルなのか?と聞くと

ラウルは 俺はヒイロ・ランだ ラウルでも明石宏でも無い
だから人の犯した過ちは、ヒイロ・ランが粛清するのだ!と叫び

ラウルの歪んだ心でなった黒い炎のロイヤルカリバーを持って
今度は殺すと言って
ダークフレアカリバーと叫び 黒い黒炎を出しそれを回転させて

ロイヤルドリルカリバーとした状態で
 鬼助に迫る

鬼助はそんなラウルに 目が冷めないのであれば 俺がそれを全

力でこじ開けるまでだと言って 九尾の炎を刀の一点に集め 殺

我意雷光の陣 と言ってドカンとラウルの歪んだ心でなった黒い

炎のロイヤルドリルカリバーと交えるのだった

うぉぉぉと交える鬼助

しかし鬼助の刀が折れて 鬼助にラウルの黒いロイヤルドリルカ

リバーが突き刺さるのであった

鬼助はここで胸に刺さり血を思いっきり流し致命傷を負うのであ

った


すまないが、警告をきかなかった罰だ!と言うラウル

黄河がその光景を見て ニヤリと笑うと
ラウルは
どうだ黄河 わかっただろと言う
すると
鬼助がラウルの頬をパチンと叩き

目を覚ませ その涙はなんだと訴える

ラウルは無意識に涙を流していた

ラウルはこれは 違う 俺はヒイロ・ランだと言うと


 鬼助がお主は真面目だな 関心するぞ だがもう少し肩を下ろす

と良い
その生真面目な心が、他人も自分も傷つけてることもある

そう鬼助に死に際に言われラウル がはっっ!!あぁと自分のした

ことに気がつき驚く様子を見せ 頭を抱えるのである

 


鬼助が 落ち着けたならば周りを見渡せばいい 世界は広い。こん

なにたくさんの人が響き合っているのだ

そう言うと 鬼助は倒れ 鬼助は死に鬼助の珊瑚の涙だけが残る

のであった

その光景を見て
ラウルが ま、待って!!
おれは おれは、なぜあなたを殺したんだ!?

うわぁああああと叫ぶのである

 

場面 変わり

珊瑚は ポリスの本部であるミネルバにたどり着き
アマテラス親方と直接二人で話をしていた

珊瑚は今は無き夫であるアレックスの珊瑚の涙を手に持ち
連絡どうり こちらをお持ちしてきましたと差し出す
すると この度はとてもお辛い中 よくぞここまで来てくださいありがとうございますとやさしく微笑み
いえ ですが我々に協力を積極的にしてくれるあなた方には感謝をしていますと答える珊瑚に
いいえ 私たちはそれでも守りきれなかったこともありますので
どうかこの私の最後の願いを聞いてくださいなと優しく言うのであった
珊瑚は最後ですか? それって?と聞くと

アマテラス親方様は呼び出したのは他でもありません あなた様の良き夫でいらっしゃる アレックス様をこの私が命をかけて蘇生させて頂きたく及びしましたと言った

それに対し珊瑚が 命をかけてですか?と言って驚くと

アマテラス親方様は

今まで生きてきた中で私の存在は確かにポリスにとってすごく重要な存在です
ですがこの先の未来で私はただ世界を滅ぼす驚異に太刀打ちできすやられるだけでしょう だからこそ私が心を許せたこの人(アレックス)がもしも私の願いを受けて世界を平和にしてくれたのならそれが私の何よりの幸いであり未来のためだと信じています
だからどうか珊瑚さんの未来のためにもこの私に尽くさせてくださいなと真剣な顔で言うのであった

 


しばらくして 

黄河はネスト連合の者共を集め会議を始めるのあった

ネスト連合の者共は 黄河が出てくると おい
こいつは天上黄河ではないか どうなっておると混乱する様子で

ある

セシーはイッシン大将に何が起こされたのですか?と尋ねると
わからん だがあの時確か見たような?とセシーとイッシン大将

は不自然な記憶の様子である

黄河にたいして おい この者をどうにかせよと中将のものが言

い寄り アイクが出てきて凍らせようと迫ると
そこへ よしなとラウルが現れ止めるのだった

黄河が諸君らはわかるはずだと言って ゼロの魔眼を発動させ

俺を皇帝と認めよ 今からネスト連合改め 皇帝黄河の軍となる

のだと言うのであった

イエース オール ハイル 天上黄河と叫び 皆が黄河を皇帝黄

河として認めるのであった

 


それと 俺はヒイロ・ランだ この時を持って 皇帝黄河の第一

の騎士としてだけでなく 世界の秩序をこんぽうから覆す為に 

諸君らに力を貸して欲しいと言うのであった


こうしてネスト連合は皇帝黄河軍として移り変わろうとするのであ

おまけ

珊瑚の伝説 セオの名前の意味は
セオ は英語の男性名。ギリシャ語で神を表すテオス  に由来する。
このキャラは魂を扱うなど能力がチートのため神の名を与えました。