珊瑚の伝説 逆襲の黄河 五十二話 (百八十話)謎の鳥マスクの

男 ドクター・H

それから 数日後
おい起きろとゴツンと頭を叩かれて
ラウルは目を覚ますと そこには松永・ナーガが立っていた
手には手錠をかけられ拘束されているラウル
そこへ 目覚めたかと黄河がやって来て 
お前には事情を話してもらおう それと 俺と行動してもらうから

なと言われた

ラウルは そんな黄河に 何を言う この拘束を解け!!! ふざ

けるなと叫ぶと
ゴツンと松永ナーガにグーで頭を叩かれるのだった
痛たっ!と痛がりながら睨むラウル
松永・ナーガがわかったなと言うと
ふざけるな  凛姉さまはどうしやがった!!! 神選組はどうし

ていると仲間の心配をする

しかしゴツンと松永・ナーガに殴られ 貴様静かにしろと言われる
それにたいしてラウルは殴んじゃねーよ 痛いじゃねぇかくそ野郎

とブチギレるがゴツンと殴られ それやめろってんだろ!!とキレ

るのだった
黄河が松永・ナーガに カナミチ そいつは今から事情を聞くから

その変にしておけと言って ラウルに尋ねる

お前は未来から来たんだってな?と聞く黄河に
ラウルがてめーにこっちの事情を教えてやらねーと言うと 
いいから言えと松永・ナーガにゴツンと殴られるのだった

痛いからやめろ と叫ぶラウルだった

それから 神選組たちと響たちはどうにか撤退して無事だったが
凛を連れ戻せず あげくにラウルくんを見失うとはと言う失脚をし

てしまい落ち込みモードで皆が集まりブリオン軍の指令をするカノ

ンに報告していた
しかし相手があの賢者の石を取り入れた黄河とすればこのような事

態も仕方なかったかもな
神選組の諸君らは出来る限り現場で起きたことを話してくれと優し

く聞くカノンであった

 

場面戻り 黄河が飯食って回復したラウルに お前それっと言われ

黄河がああそうだ 俺は必ずやり遂げてみせる と言って睨む

 

ついてこいと言ってシャトルを用意していたとこへ向かうのだった

ここはいったい?と言うラウルに ネスト連合の基地だ だが今は

俺たちの隠れ里となったがなと言う黄河
ニコルがお待ちしていましたと言って出迎えて 
シャトルを見るラウル
嘘じゃないようだなと聞くラウルに ああ あるぜと返す黄河だっ


そして

黄河とラウルはシャトルに乗るのだった
出稿するシャトルはそのまま月まで飛ぶのだった

 

 


場面変わり

 レッドウルフがカノンに例の組織からの極秘の連絡が届いたぜと

伝えた

カノンはそうか だが お前はそれで良いのだな?と聞くと
レッドウルフが俺はもう戻らないぜ 記憶を改善させらせて戦わせ

られている楓の為にもと申した
するとカノンはアレックスだったらお前の処分をどうしていたかな

? そう私は考えて 今回特別にレッドウルフ お前に特別にその

任務を与えようと言うのだった

レッドウルフはありがたいお言葉ですと返した

するとブリオン軍のチャド軍曹がカノンに 良いのですか と言う


カノンが良いのだ それに例の裏で暗躍していたその組織には 零

様が持っていた極秘の資料が保管されていた建物を崩壊させるとい

う悪質な事件を起こしたとされるものだと聞いている
だから ポリスが全面と協力してくれている今 迷わずに叩くぞ!

!!
と言うのだった

 

黄河がラウルに真実を見るとよいと言い月面の基地へと飛んできた


ラウルが真実だと?と尋ねると

ついてこいと言われ 黄河についていくと そこにはストーンヘイ

ジのような祭壇があった

ここは俺たちだけで開く そういう黄河 
しかし そこへ いきなりテレポートしてくるものが現れた
仮面の男 ゼロと 鳥マスクのドクター・Hだった

なんのつもりだ?と聞く黄河に 仮面の男ゼロは 私はここの監視

役として歴史を見守るとしようと言う


するとドクター・Hが天上のガキが  お前のその眼をいただくと

しようと言って異様なまでに眼がついた右手を見せて幻術をかけた
カラスが大量に飛びつく幻術をかけられ ラウルは俺も巻き添えか


なんだよこりゃあぁとなる中 仮面の男ゼロに連れられ この勝負

 お前も見学するが良いと言って安全なとこへ避難させられた

なんだそりゃあとなるラウルは 黄河とドクター・Hを見て
両者 ただ立っているだけなのか?と言うのだった

仮面の男ゼロは いいや 違う あれは幻術の押し付け合いを両者

がしているのさと答えた 

 黄河がその腕の眼はそうか あはははは やりごたえがありそう

だな?と言って ドクター・Hに後ろから蛇が襲うのを見せる
小僧も幻術かっ!!となるドクター・Hにイゲンの光のビームを放

ち それを避けるドクター・H
そんなものでとなるドクター・Hに ぴかっと閃光が走る

ラウルはくっ 目がっとなりながら 黄河とドクター・Hの動きを

感じ取ろうとする

ドクター・Hが 小僧と言ってドカンと黄河に迫り 黄河を拳でぶ

っ飛ばした

そして 黒い巨人を出して黄河を掴む

お前を含むブリオン軍の上層部の命令で 天上赤城に天上家を抹殺

させたのは本当か?と聞く黄河

ドクター・Hが本当だったらなんだ?と答えるドクター・Hに
やはり天上家の人間なんだな

だがあいにく俺はそんなことはどうでも良い
そう言って掴まれていた状態からドカンと抜け出す黄河はドクター

・Hに因縁がどうとか そんな怒りの感情で この戦いの味だけは

ないよなとヘラヘラ笑い始め

天上赤城を殺しちまったよ俺は 
傑作だろ? お前には だがな
俺にも傑作を味わせてもらおうかと言ってドクター・Hにドカンと

蹴りを与えぶっ飛ばした

ドクター・Hはそんな黄河にこいつ やはり賢者の石に乗っ取られ

ておるのかと言うと

ふん どうかなと言って複数現れて睨む黄河

これも幻術か?となるドクター・Hに さあ どうだろう?
それより貴様のすべてを出し切って 俺と戦うが良いさと言う黄河

だった

ドクター・Hは永遠を見せると言われる幻術が通じないようだなと

言って
黄河はどんなに幻術を見せても俺には無意味だ だがそれにか無い

訳じゃないんだろ?と言われ
ドクター・Hは 良いだろうと言って鳥のマスクを外した
その見た目はかなりの年言ったじじいだった

結構老いてるようだが俺を殺せるんだよな?と煽る黄河に
舐めるな小僧と言うと 右腕の天元邪王神眼から黒い煙を出す
黄河が ほう ギルバートのような感じの技か?と聞くと
出し惜しみはないぞ小僧 そう言うと 領域を展開させ 黒い煙に

包まれた
黄河がそうだ それでどうした?と余裕ぶる中

余裕ぶるのも終わりになるぞと言うと 
禁術 獄門橋と言う黒い扉が現れて
その扉が開き 黄河を吸い込もうとするのだった

この獄門橋に天上黄河 貴様を封じると言って黄河は吸い込まれそ

うになるのだった

黄河はさすがにやばいなと言って耐えるも獄門橋に飲み込まれるの

だった

ふう 余裕ぶるから悪いのだ そう言って領域展開を解いてドクタ

ー・Hだけがこの場で立っていた

その光景にラウルが黄河のやつ やられたのかと言う
ざまあ見やがれってんだ と言うラウルに 仮面の男ゼロは だが

様子がおかしいぞ まさかと言うのだった

するとドクター・Hの右腕の天元邪王神眼から黒い煙が勝手に漏れ

出す

ドクター・Hは 何が起きていると漏れた煙を止めようと塞ぐ
するとドクター・Hの右腕から勢いよく黒い煙が漏れ出しう
獄門橋の扉が出現しだす そして

ドカンとその扉が崩れると同時に天上黄河が出てきたのだった

ドクター・Hは まさかっ ありえんと驚く中
黄河は貴様の獄門橋とやらの技をコピーして中でしようしたらこう

なったようだぜと言ってニヤリと笑う

 

化物めがとキレて黒い煙から衝撃波を出して黄河に攻める

おのれっと黒い煙から巨人の腕を出して黄河をドカンと叩きつける
しかし黄河はその瞳の数があるにも関わらず 賢者の石一つ越えら

れんのかと言って一瞬でドクター・Hの右腕を切り飛ばした

ドクター・Hは今 貴様は 何をした?と尋ねると 簡単なことさ
幻影を見せただけだ そう言って岩盤に叩きつけるのだった


だが負けん そう言うとドクター・Hは天上黄河 貴様の弱みを握

っておるぞと言う
すると仮面の男ゼロがニコルをテレポートさせて連れてきて
しめたと言ってドクター・Hがニコルを盾にする

なになに?どういうこと?となるニコルはドクター・Hに掴まれる

この勝負 よくわかった だが私は死ぬわけにはいなんのでなとゲ

スイ顔をするドクター・Hはニコルを盾にして逃亡しようとする

しかし

黄河が やれやれ 退屈なんだな ドクター・H いや 天上家の

裏方の当主さんよ

そういいながらニコルを優しく見つめる

そんな黄河に黄河くんと言いながら微笑むニコル

すると黄河はニコルをお姫様だっこし 終わったよ と言って立っ

ていた


ドクター・Hは 何がどうなったと言って混乱していた

ニコルをおろし黄河は

ゼロの魔眼にはな 命令だけでなく 記憶操作まで出来るとは
あははははは あはははははは これは面白いと言う

するとドクター・Hは急所から血が流れていた

なんだと!!!!と驚くドクター・H

馬鹿な 何が起きていると言うドクター・H

ラウルは俺も意味がわからない どういうことです?と聞くと
仮面の男 ゼロもまさか これはロイヤルカリバーの能力かっと驚

ドクター・Hは ならばこの命をかけて繰り出すと言って黒い煙を

からだから出し始めた


黄河はそれを見抜き ドクター・Hとニコルとラウルに おい前ら

巻き添え食う前に離れろと言った


仮面の男が見せてもらったぞ 天上黄河というと


黄河がニコルを頼んだと言って天元邪王神眼奥義 獄門橋として黒

い巨人に包まれる


死滅の爆封印

「しめつのばくふういん」

を使う事になろうとはっ

そう言って
ドクター・Hはロギ・アルフ 次はわしの番にっ
 だがわしは結局 こうすることしかできなかったと心の中で思い


そして ドカーンと衝撃波が放たれるのだった