珊瑚の伝説 逆襲の黄河 四十六話 (百七十四話)動き出す歴史の歯車

 


未来ラウル編 六話


それからラウルはウリンと言う女の子が捉えられているとこへ行き
拘束を解いた

あなたは誰なの?と聞くウリンに 俺は明石宏だと答えるラウル
そんなことはどうでもいいよ とにかくこの注射針をグロンドルフに注射してくれと渡す

これって?と聞くウリンに
俺は今奴をここで倒すわけにはいかないけど
せめてここで反撃がしたいからと言ってウリンの眼を見て
ウリンにかかるグロンドルフの呪縛をラウルが持つアマテラスの太陽の力で解いた
なるほど 奴は支配の力に似たものを既にと言うラウルだった
ウリンがからだが軽いと言うと
そうだろうね だけどお願いがありますと言うラウルであった

それからラウルは零様の元 
零様の特別な部屋でゼルスとエリーザと面会した

ゼルスがエリーザに驚かないで聞いて欲しいのだと言うと

エリーザが何かをすぐに察して零様からただならぬものを感じ取る


零様は威厳を出すようなオーラをやめて普通に話出した

やはりこの娘には才能があるようだなと言う零様

エリーザがどういうことですかと聞くと

ラウルが信じられないかもしれないけど聞いてくださいと言った

この人は?と聞くエリーザに

俺は未来から来たアレックスと珊瑚母様の子供のシバサキ・ラウル・グレーデンですと答えた


内容は

ラウルの生きた本来の歴史とは異なるが歴史改ざんとして影響無いように知っていても決して話さないことを条件として

エリーザとゼルスに裏で暗躍する悪の根の根絶と零様の理念により
ラウルの父アレックスを予定どうり次元の王へと変えるべく未来をの予定を遂行するのことだった

また裏で暗躍するペンタゴンやそれを止めるポリス軍に今からラウルは時の龍ククルカンとともに向かうと言う話をすると

エリーザは 私は今までレジスタンスで世界を平和にできればと思ってはいましたがまさか世界はこうも私の造像を絶するほど広いなんて素敵ですと答え 是非ラウルくんとともにポリスと言う軍に入隊させていただきたいと希望してきたのだった

そのことでゼルスはエリーザにわしのかわいい娘であるお前さんがそこまでする必要は無いと止めるが エリーザはラウルの苦しい現実を聞いて 私はこの世界にいても世界のすべてを把握できないままだからダメなのと言って聞かなかった

零様はそんなエリーザにラウルはどう思うと尋ねると
思ってもいない協力者です 是非とも俺からも頼みますと答えエリーザはラウルとともにポリスへ向かうこととなるのだった


このことにゼルスは落ち込む中 零様が娘の身の安全のために
我が頼れる配下の女性をひとりつけておいたから落ち着いてくれと優しく言った


そしてポリスへ向かうための旅立ちの時が来た

ラウルとエリーザと付き人の女性を連れ零様が伝説の島アトランティスに飛びそこで待ってくれていたククルカンと再開するのである

ククルカンがおう ようやく来たかと出迎える

ここは?何処と言うエリーザに
どうやら伝説の島アトランティスのようだよと答えるラウル

その返答にエリーザがえー!!!!と驚き叫ぶ

そんな驚かないでもいいんじゃない?と言うラウルに
何言ってるの 伝説の島なんだよ それも伝説の秘宝があると言う噂のと言うと
ラウルがあーそれこれだよと背中を向けて 背中に装備していたロイヤルカリバーを見せる

エリーザが何言ってるの? そんな剣のはずないじゃないと冗談だと思い笑うが
零様がエリーザを睨み
おい ラウル その剣で海でも真っ二つに割って証明するが良いと言った

ラウルがえっいきなりですか?と返す

するとククルカンが行くから遊んでないではやくするのだと怒った

零があっ えっと すまんとククルカンに謝る

まあ良い ではポリスの本部 ミネルバまで飛ぶのでワシの光の中に入るが良いと言ってラウルとエリーザと付き人の女性はククルカンの光の中に入るのだった

ラウルが零様に今までありがとうございましたと挨拶する

零様が姉のアマテラスによろしくな よくやって来るのだぞと言って見送るのだった


ぴかっと光りククルカンの時空を超えた力によりポリスのミネルバまで飛んでいくのだった

零様は一言 俺は姉に会う資格はなかったからな これでいいんだよなとつぶやき微笑むのだった


そして 
ポリスの本部 ミネルバでは

親方様 ここへ何かが来ますと言う声がする
アマテラスが慌てるでない

そう言うと ククルカンたちがアマテラスの屋敷の近くの山に時わたりするのだった

ついたのか?と言うラウル

エリーザがそういや時を渡るって今どれくらい渡ったの?と聞くエリーザに
ククルカンが一年ってとこかなと言うのだった

一年 ってつまり時わたりしないとここへ来れなかったの?と聞くラウルに 
零の奴は本来地上から離れる訳にはいけない決まりがあるのじゃからなと返した

するとそこへ 時の龍 ククルカン様なのかと言って驚く者が現れた

そういえばここは本部でしたねと言うラウル
そこへアマテラス様が出てきて
やはりククルカン様でしたか その者たちは未来から来た者のようですねと訪ねる

ククルカンがアマテラスにはい この少年のラウルと言う少年はそうでありますが後の二人は地球という星で出会い付き人として向かい入れました どうかここのポリスでラウルをよろしく頼みますと言うのだった

はい よろしくお願いしますと元気よく言うラウルと
よろしくですと言うエリーザと
頭を下げる付き人の女性

するとアマテラス様はそんなラウルの額を優しく撫でて
そんな緊張しなくてもいいのですよと優しく言って

やはり私と同じポケピースの力ですねと言い当てた

ラウルが俺と同じ能力者と言うことはあなたもと言うと

アマテラスが屋敷にご案内しますのでどうかそこでゆっくりとお話をしましょうと言って微笑むのであった

 

それからお屋敷に上がりラウルとエリーザと付き人の女性はお茶とお菓子をごちそうされながら事情を話すのであった

アマテラス様はラウルの過去を聞いて それはお辛かったですねと言い
私たちでよければ全力で貴方方を歓迎いたしますのでどうか本日はゆったりとして言ってくださいねと答えた


それから
ラウルとエリーザと付き人の女性は自らの名を明石宏と名乗りポリスの訓練学校に入学するのだった

自己紹介の紙に名前を書くときに付き人の女性が困っていたためラウルがそういえば名前はなんて言うの?と聞くと
私には名前を与えられていないのでここになんて書いて良いかわかりませんと答えた

するとラウルが名無しってまずいから そうだなぁ 信長って名前はどうだろう?と言う

するとその名前を気にったのかひらがなで信長と書いてくれた

信長かぁ いい名前ですねと喜ぶのであった


それからラウルは本当に久しぶりに学問を教わった

久しぶりの勉学であったがラウルは同期のエリーザや信長さんたちより成績はよく優等生として扱われたのである

運動の基礎訓練の時間のバスケもぶっちぎりの運動神経を見せつけ
剣道の時間も すごかった

あいつ なんて強さだよ 
やめとけ 噂では未来から来たエリートの息子だそうだぜと言うモブに
ラウルが噂じゃねぇ 本当だぜと答えた
すると信長がいけませんよラウル様 調子に乗られてはと言って叱られるのだった


ラウルと信長は同じ寮で過ごし生活をしていた

信長さんは元々名無しの零様に仕える女兵士であり生まれは六王拳に捕まった愚かな女海賊の腹から生まれた娘であることから悪しき者どもに好き勝手されるところを偶然零さまの部下に救われ育てられたそうである
しかし 零様からは名は無い方が我が暗部により活躍出来ると考えていたため名は与えられなかったものの豪華な食事とより良い位を与えられるのだった
年齢は17歳という若かった

ラウルは凛姉ちゃんと何か通じるものを感じ信長さんはそんなラウルとともにポリスの訓練学校で幸せに暮らし強くなって行くのである

ラウルが信長さんとともに同じベットに眠る中
そういえば信長さんって夢って何か出来た?と聞く

信長さんがそうですね 私は神選組というポリスの最高戦力の中に入りたいですと答えると
それはいいね でっかくなくちゃなと言う

俺はこの世界の結末を変えることだぜ
何度も言ったけど妹のルカのあの時の能力を抑えて俺が最悪の自体からすべて救って見せるってと言うラウル

信長さんが妹さんラウルくんにとってどんな子だったのですか?と尋ねると

抹茶アイスが好きな変わった妹だったよとラウルが答えるのだった

それにいつも穏やかでいて父や凛姉さまや俺と違って運動は苦手でいつも歴史の本を読んだりする歴史大好きな変わった奴だったなと言い笑うラウル

信長さんがそんなラウルに妹さん助けられると良いですねと微笑むと

ラウルがああ やるよ 絶対に俺がルカを救うからと言い
すこし寂しい表情を浮かべるのであった

信長さんがそんなラウルに寄り添い
今は寝ましょうねと優しく言い眠りにつくのであった

 

とある宇宙での出来事

 

ゴルドー軍が頭に花が咲いているピクミンのような異星人が住む

とある惑星を攻めていた

おい ここは我らゴルドー軍ものとする
そう言って宇宙船からゴルドー軍の異星人たちが出てきて星の住

民どもを無残に殺し始めるのだった

うわっーと断末魔が響く

逃げろ ゴルドー軍だと叫ぶ住民ども
子供たちが泣き叫ぶ中 
ポリスの緊急事態用の連絡をと言って冷静にポリスの緊急事態用

の連絡先に通信する青い肌のこの異星人

その光景を へっ ひでえ有様だなと遠くで見つめるのはジャス

レイだった

宇宙の地上げもここまで拡大させて我らの手に噛み付くのも時間

の問題だぜというジャスレイ

さらに前は戦闘集団の部族どもを無断で壊滅寸前まで追い込んだ
時にはあの方のお怒りをかったというのにという

すると 
惑星 マダンにいた
カマキリのような釜を持つ音に反応する怪物をゴルドー軍は解き

放つのだった

それを見てジャスレイはおいおい やりすぎだぜ このことは報

告させてもらうからなと言って姿を消すのだった

こうしてこの星はゴルドー軍の手に落ちるのだが

ポリスの軍がこの星にたどり着いた時には既に壊滅させられてい

たため またゴルドー軍の驚異かよと神選組の者は悔しがってい

るのだった


しばらくして

プロフェッショナルGBの暴食(前代)シャンパァ 

なんでも吸い込み捕食する口を持つ女
口裂け女のような見た目から一変し怪物に体を変化させる能力を持つ
が 
強慢 (前代)のキジンと会話していた


例のゴルドー公国軍の艦隊がポリスの所有する星フリーデンを落とす計画は実行できそうか?と聞くシャンパァがワインを飲みながら座りキジンに尋ねる

予定どうりだ 宇宙の帝王あるゴルドー軍とともにポリスの戦力を削るには良い機械となろうと言う


そこへ金髪の小さな女の子が出てきて

良い あのいきがった宇宙の帝王の軍がどれほど惨めに吠えようと
帝王が神に逆らうかどうか見せつけるのですよと答えた