未来ラウル編 四話 
 

珊瑚の伝説 逆襲の黄河 四十四話 (百七十二話)銀河を飲み込

む永久凍土


修行のため赤城がラウルと剣術をする中
赤城は何やら敵の接近にいち早く気がつきラウルにどうやら最悪の

自体が来てしまったようですねと言った
するとそこへ衝撃波がラウルにめがけて飛んできた

うわっと驚くラウルも敵の気配に気がつき また鳥マスクやろうか

と驚く
するとそこへ やれやれ通信が途切れたと思った地点にやはりいた

かとルグレス・テキーラが出てきたのである

場面変わり

ポリス隊員が侵入されたと警報を鳴らす

 レインさんが地下の施設でルカと料理を作っていた昼前の時
レインさんがルカによからぬ訪問者が来たからはやく隠れてと知ら

せた

するとそこへ勘は良いのだなと言う謎の男がとつじょ侵入するのだ

った

場面戻り

ラウルに赤城があなたは先に避難しなさいと言う

ラウルがえ? 俺戦いますよと言うと 
あいつはあなたの能力と相性が悪い ですので 私であればどうに

か対処出来るから  それにあなたの妹のこともあるでしょうと言


でもと言う ラウルに

赤城が急いで 構わず行ってくださいと
言った

分かりました そう言ってラウルが離脱するなか ルグレスがなん

だ 僕のことを無視して逃げる気なのは嫌だなと言って見えざる何

かでラウルに遠距離から攻撃してきた
それを赤城が天元邪王神眼の青い炎 レムをまとったものすごい衝

撃波を吹き出してルグレスの攻撃を打ち消した

赤城がラウルを妹のルカのとこへ向かわせるのに成功する

ルグレスがなんのつもりだと怒ると
赤城があんたの相手はこの私だとそう言うと

赤城がルグレスの能力を知り天元邪王神眼 奥義 邪王天元武人 

じゃおうてんげんぶしん 炎帝 を使う
僕にそんな見掛け倒しで通用するかというルグレスに いいえ あ

なたは足止めですという赤城がルグレスに無数の炎で出来たクナイ

をぶつけた

しかし見えざる壁で無傷のルグレス

赤城は やはり本体のとは密度が違うかと心で思いながら

しかしこの力がなければあなたを足止めできなかったと言って能力

を発動する

ルグレスが僕を足止めとか 何するかわからないけどいい気になる

なと迫る時 
赤城は無数に放ったクナイとルグレスの位置を変え始めた

ルグレスは こいつテレポートの力をと驚くなか

位置を変え続けてここはあなたの行動を封じましょうという赤城

ええい 僕を対策する気は無いのって酷くないというルグレス


ルグレスが赤城のクナイと位置を入れ替えられ続けられるのであっ

その間に赤城が
 あなた程度の能力に頼りきっている腐った者にかまけている暇は

ありません 
そう言ってラウルのもとへいく赤城は
ルグレスはここでとどめておけばどうにか
あとは ギルバードか最悪あいつをと思い進むのであった


ラウルが向かうとそこは荒らされていた
その道中の地上でレインさんが倒されていた

レインさん いったい何がと焦るラウルに
ルカが ごめん さらわれたと言うレインさん

ルカが と言うラウルのところへ

ギルバートが姿を現した

腕には妹のルカを連れて ギルバートがほう 現れたなとニヤリと

言うのであった

貴様か!!ルカを離せと怒鳴るラウル

するとお前も来てもらうぞと黒いオーラを出し黒い煙でラウルを包

みこむようにして
周囲を包み込んだ

領域を展開しようとした

しかしそこへ 天元邪王神眼の青い炎 レムによりギルバードの領

域展開を防ぎ
赤城が間に合うのである


ギルバート・オーバー・キングダムハート!!!


貴方がまさか来るとはと言い睨む赤城

コレは コレは 我々の本部の裏切り者ではないかと怒鳴る

裏切り いいえ 私はポリスの潜入スパイの赤城であったと言って

刀を抜く

そこへ ひどいじゃないかとルグレス・テキーラが赤城の位置変え

の能力を解いて現れた

 

赤城が私の能力を抜けたというのかとそういうと

悔しいがあの方のおかげだなと言うルグレス

 

ギルバードがルカから手を離しルグレスに見せる

ルグレスがルカに迫る
へー かわいいねぇとニヤリと笑うルグレスの手が伸びる中
その光景を見て
ラウルがルカに触るな!!!と怒りをブチギレ ルグレスに迫る

赤城がそんなラウルに待てっと叫ぶも

ラウルからは妙な力が発揮され赤城の位置替え能力で捉えられなか

った

 

ルグレスがバカめと言って見えざるものをラウルに向けて放つ
するとラウルはそれを来るなと感じて
ルグレスの攻撃を受けるもののラウルの驚異の炎で突破するのだっ

た そして勢いの炎の衝撃波でルグレスをぶっ飛ばし


そして ルカを救い出すのだった

 


赤城がそんなラウルを見て なんて子なのと驚く


お兄ちゃん?と言うルカに すまん 今ここから抜け出すぞと言う

ラウル
そこへ
そうか それは今小僧の能力としてなったのかと言うギルバートの

黒い煙からの蹴りの追撃でぶっ飛ばされるラウルであった

ギルバートが黒い煙でルカを掴む

 

しかしラウルが

どこまでも どこまでも 俺を 家族を お前らは奪うのかっとブ

チギレるラウルはものすごい潜在能力を秘めていた

姉が持っていたとされるロイヤルカリバーが共鳴しラウルがオーバ

ードライブ状態へと覚醒する
赤城がこれは光の翼 いや太陽の炎の翼 と驚く

私の能力で掴めない 私の力以上の力の訳なのかと考える赤城である

 

ラウルのオーバードライブはグレンドモードに似た感じで炎の翼と

変化していた

なんて凄まじい力なのと言う赤城

ルグレスがそんなに揺らしてもこの僕の力の前でと言うとギルバー

トが下がれ あれは我々の手に負える敵では無い そう言ってルカ

を連れて逃げようよするのでラウルが逃げるな ルカを返せと迫る

ギルバートがまずいかと黒い煙を使い槍の形に変化させるもラウル

のロイヤルカリバーで斬られギルバートがこいつは想像以上だとな

る中 ルグレスがふざけるな とラウルに見えざる攻撃をしラウル

を傷つけるのだった


このルグレス・テキーラが殺してやろうと叫ぶ


その最中 ラウルは昔の記憶を思い出す
ルグレス・テキーラ
奴が父さんを殺したのかと怒鳴るラウル
薄暗い場面で場所はブリオン軍本部のとある社長室のような場所で

ある
そうだ 悲しいが我らブリオン軍はこのことで止まるわけにはいか

ないのと何より君の父アレックスの意思を我らは引き継いでこの戦

いに勝利しなくてはならないと話すのはカノンであった

近くにはカノンの娘 幻影のアサギが立っていた


カノンは左目を負傷し眼帯をしている

嘘だ 父さんが死ぬなんてと叫ぶと珊瑚が抱きしめ 悲しいけど受

け入れなきゃいけないのよ言って涙する

僕は許せない そういう幼いラウルであった

場面戻り そうか お前かーと叫び
ルグレスの攻撃を斬り払い

ラウルがルグレスをロイヤルカリバーで貫くのだった

ルグレスがなんだとぉ この感覚はと貫かれながら

ドカーンと響き渡る

ルグレスが 初めて僕は全力で否定されたんだな


だけど今回は
快感だよ
どうしてなんだ? なあ奴のガキ?と言って笑い

ルグレスにラウルが 知るか てめぇをこの手でやれるとは そう

言うと

 

ドカンと爆破し撃破する

 

ドカーンとルグレスの珊瑚の涙が落ちる


赤城が奴を倒したというのかと言うと

ギルバートがあのバカを殺ったのかと言って驚く

ルカを返せ そうすればあんただけは見逃すと怒鳴るラウル

しかし ほうやはり父や姉と同じまだまだ甘いようだなと

 


そこへグロンドルフが降りてくるのだった


赤城がグロンドルフを見るや ラウルに本当に最悪の自体になりま

した
はやく飛ばしたいのですぐに貴方だけでも行きなさいと言う
ラウルは何を言ってるんだ こいつらなんて俺がとロイヤルカリバ

ーを構える

すると
ダメじゃないかと言いながら
倒したルグレスの珊瑚の涙を取り寄せグロンドルフがルグレスを蘇

生しだした

なっ 僕は死んだのではと驚くルグレス

生き返ったのかと驚くラウルに

赤城がわかったでしょう あいつこそゴクアック いや それ以上

のものすら私たちの知らないものすら超越してしまった本当の黒幕
グロンドルフなのですと答えた

 

ラウルは赤城の話を聞いて

忘れもしない 貴様がゴクアックと同化したのかと睨むラウル


愚かな神様を我が覆したのだよ そんな神よりも偉くすばらしい存

在であるこの救世主様にその眼はなんだ 

平服せよと怒鳴るグロンドルフ

だったら世界を元に戻せ 父と母を 家族を ルカが幸せに生きら

れる世界を返せよとラウルは叫ぶ

すると 愚かなと言ってラウルをぶっとばした

その光景にルカがビビるも グロンドルフがそうだな この娘のル

カの魂さえあれば良いとルカを抱えていたギルバートに近づきルカ

に触れようとする

何かを察して
やめろーと叫ぶラウル


そこへ赤城が自分とルカの位置を変えてギルバートに捕まった


ラウルがルカと赤城さんの位置が変わったと驚く

すると赤城が

あなたはこの現在の状況を唯一変えるために今は妹を連れて逃げて

と言う

グロンドルフがそうか 面白いと言うと

赤城が天元邪王神眼 奥義 紅蓮の刹那でグロンドルフを斬りつけ


ものすごい衝撃波が放たれるが
しかし無駄だと言って無傷であった

グロンドルフは赤城を蹴り飛ばしぶっ飛ばすのであった

ルグレスがガキは僕がやると言い迫ると ギルバートがもうわかっ

たろ ここは任せればと言うと ええい うるさいとギルバートを

見えざる斬撃で切り裂くのだった

へっ あのガキ以外僕に手出しできないんだと叫ぶと 悪いがそい

つは俺の煙でねとルグレスを掴み
お前はすこし頭を使えと言って気絶させるのだった

赤城がグロンドルフにもう一度と構える しかしグロンドルフの砂

で動けなくなる
なんだこの砂は と驚く赤城
それは赤城の足を固めた

悪い娘だ

そう赤城に言ってラウルを負うためグロンドルフは追うのであった


ラウルに迫るグロンドルフ

しかし赤城が舐めるなとドカンと足場を天元邪王神眼の青い炎のレ

ムで焼き払い足を固めた砂ごと焼き尽くしグロンドルフに向かうの

だった

やれやれ そうも邪魔するなら 殺す そう言ってグロンドルフは

神をも殺す

聖書で人間をつくりあげた禁断の我が肉体から生み出す聖なる砂で錬成した

ゴッドカバーの剣さばきで沈めてやろうと言って砂で剣を作り

赤城に砂で作った剣で

ものすごい衝撃で

聖剣突きと叫び

突き刺すのであった

 

その光景を見て

赤城さーんと叫ぶラウル

グロンドルフの砂の剣にぐさりと胸を刺される赤城だったが

あんただけは行かせないとグロンドルフの腕を掴むのだった

娘よ これが狙いかと叫ぶグロンドルフに青い炎レムを浴びせる

そんな中 赤城が
ラウルに
ラウル、あなたは変われ。変われなかった、私の代わりに

何をというラウルへ


ラウル あなたは光だ
哀しみすら糧として、道を照らしなさい。

過去へ行きなさい そして過去の私と二人で!!!

ラウルが 何をと叫ぶと

赤城が

あなたはいま、戸口に立って
そこをくぐる時が、来たのです 
だからしっかりやりなさい 必ず
この虹の彼方に、必ず貴方が望む道は続いている

そう言うと

そこで 赤城が戦死してしまうのであった

赤城の珊瑚の涙が落ちる

グロンドルフが青い炎レムを吹き飛ばし
赤城の珊瑚の涙を拾って 娘よ やってくれたなと言い笑い
帰ったら蘇生させて赤城には快楽地獄を味わせてやろう 
メスはメスらしくいられるようになと嘲笑う


貴様と怒鳴るラウル

そこへレインたちに連れられて逃げようとする
レインさんもう大丈夫ですかと心配するラウルに
私よりあんただよと言う


ルカがレインさんと逃げようとする中

とつじょ上空から大きな竜が降りてきた

今度はドラゴンか!!!!と驚くラウルに

元ポリス隊員が言っていたでしょ あれが時の竜 ククルカン様で

すと答えるのだった

急げ あの大きな球体の下へと
場所はお台場のフジテレビのような建物へ飛んでいた

そうかこのあたりって 僕たちの故郷の近くだったんだと理解する

ラウルとルカ


しかし ほう 逃がすと思っているのかとグロンドルフが追撃して

きた

レインさんがこいつなんて速さだとなる中


ラウルがよくもぉー 赤城さんをとブチギレてロイヤルカリバーを

構え炎のオーバードライブの翼を出して 迫ってしまうがグロンド

ルフの本気を出してやろうと言う蹴りの一撃ををうけて 倒れる


動きがまだまだだ 意識もなってはいない 
まあ仕方ねぇか


ルカはお兄ちゃん 動いてと叫ぶが動かないラウル

するとグロンドルフが
裏の組織だろうが太古の昔の禁断の技術だろうが神だろうが超越し

たこの救世主様の手で殺されるのだ 光栄に思うが良い

そう言うと

 


ラウルに止めと迫る

レインさんがダメだ やめろーと叫び電撃を放つ


しかし 無駄だと弾いてラウルを掴む

砂で剣を作り 今こいつを殺る
ルカがもうやめてーと叫ぶ

ルカが ラウルとの思いでを思い出す

優しくルカを撫でる兄ラウルを思い出す
ルカにカップアイス抹茶味を食べさせる兄ラウルが
抹茶味 好きなんだなと言う
ルカが珍しいねと言われるんだけどと返す
いいんじゃないの気にしないでと返し笑うラウルであった
優しかった兄様
パパが死んだと聞かされた時も

自宅で父の死を聞かされ涙するルカに お兄ちゃんもすごく悲しか

ったパパが死んで だけど
ラウルもお父さんを無くして泣きながら 俺は強くなるよ 今から

姉さんと修行して父のようにと言って抱きしめるのだった

そうだろ姉ちゃんと言うラウルに姉凛が ラウルの頭を撫でてあん

たは十分強いよ
だから急がないでいんだよ  今は悲しみを受け止めてからでいい

からねと言って優しく微笑んでくれた
凛姉ちゃんと呟くラウル

ルカが凛姉さまのことを思い出す
凛姉さまもすごく強かった 前の時代のエースとして活躍したんだ

もんね

だけどそれも今は失って 今私の大事な兄様まで失ったら ダメー

!!!!

すると

シバサキ・ルカ・グレーデンが覚醒するのだった

青い光がルカのからだから放出され ルカはグロンドルフめがけて
サファイヤの結晶を広げた

グロンドルフは私を凍らせる気かと凍るもすぐにドカンと抜け出す

するとルカは兄様を離せとものすごい憎悪をグロンドルフにぶつけ

るのだった

この娘 なんて力だ 覚醒したと言うのかと驚くグロンドルフ

レインさんが力を制御できないのか マズイなと瞬時に理解する


天元邪王神眼 サファイアム・コラル・レクイエム
青い珊瑚の安息

サファイアム・コラル・リーフとも呼ばれ


青く輝くサファイアの如し珊瑚礁を出現させあらゆる攻撃を無効化

するものであり触れるもの全てを凍らせるように飲み込むものであ


未来ルカが使用する
自らとその範囲を飲み込み封印する技である

 

それによりルカはこの範囲にいたものを封印しながら傷ついて動け

ないラウルを治療し お兄ちゃん 私は大丈夫
どうかここから逃げ出してと言って微笑む

ラウルがどうにか目を覚ますと ルカなのかと聞く
しかしルカはごめんお兄様 私は力を制御できないから私を置いて

過去へ行ってと言い微笑む

え?それってとなるラウルに
するとレインさんが 行くぞラウルと言ってラウルを掴み飛ぶのだ

った

 


ククルカンが飛んできて はやくせいと言いながら降りて過去へ飛

ぶ準備の体制へとなった

ダメだレインさん ルカも連れてかなきゃと言うラウルのほっぺた

をパチンと叩き レインさんが馬鹿ね

何があっても生まれてきたこの時代を憎まないでね!!!

誰に褒められなくたって構わない どんなに惨めでも
だけど

あなたがいつでも笑ってられる強さを絶対に忘れてはダメよ

 

そこへそれはどうかなとグロンドルフが迫るのだった

ギルバートも後ろに出てきてこんな自体を食い止めるために俺たち

が出てきたのだと言う中 ルカのサファイアム・コラル・レクイエ

ムのサファイアから冷気が飛んできてギルバートとグロンドルフが

氷つくのだった

レインさんが本格的に始まったな ここはもう危ないと言って

 

良いか ラウル うまくいかぬが仏と言うように何事も最初はうま

くはいかないものだよ 

 

だけど それでも前を向け 

お前ならできる 信じているから

ラウルがレインさん 僕はと言うと

行け ラウル

過去へと叫ぶ

するとグロンドルフがレインさんをぶっ飛ばすのだった

レインさーんと叫ぶラウルはククルカンとともに過去へ飛ぶのだっ

グロンドルフがまずいと言いつつ氷付けになるのだった

 


こうして


兄ラウルは過去へ飛んだ

しかし 一方で 地球の者はグロンドルフでさえも
ルカの力でルカ自身自らとともに地球全体を冷気で封印されるので

あった
だがこの冷気はそれだけには留まらず太陽系並びに裏の組織のある

場所までも冷気で氷ついて封印されるのであった