珊瑚の伝説 逆襲の黄河 三十九話 (百六十七話)平和への宣言

 

場面変わり

 

 アテナから黄河がプロフェッショナルGBが話題となる前の地上に既に動いていたのかと聞くと

 

ずっとそうだったよ 気づかれないようにねと言われた

アテナが
だけどそれを大いに内部で阻止していたのが黄河 あんたの姉赤城だったよ

赤城はお前の身の安全のためにアレックスに守ってもらいプロフェッショナルGBに利用されないため天上家の暴走を止めたのさ

赤城はいわば本当はポリスの神戦組だったようだねと言う

だけどこちらも経緯がわからぬが明石宏と言う謎の人物によって赤城が彼と密かに会っていた事実は今になってようやくわかったと話す

真実を知った黄河は ハーマイオニーのことを思い出し

俺はやるよ 姉赤城が本当は俺を愛していたこと
裏でプロフェッショナルGBがつながって大事件が起こることを姉が必死に止めようとしていたことも知った
だけど それなら世界は俺が変えるべきだ
この眼で

 

アテナが私の目的遂行のために手伝ってくれるか?と聞くと

あんたが支配の能力が自分には効かないと言ったな? 
なら質問に答えろ

そう言うとゼロの魔眼を発動する黄河

あんたの本当の目的と俺の配下としてなる気はないかだ!!

 

場面変わり 三日後

 

凛は

気が付けば からだを負傷していて治療されるのである

ここはクロス王国にある病院内部であった

ポリスのシスターたちが来ていて凛に眼を覚ましましたねと言う

凛はアレ?どうなったの?と聞くと 
珊瑚がやってきて あなた今回本当に大変だったようねと心配しながらやってきた
ママ それにポリスのシスターさんたちと挨拶する凛

クロス王国は今は私たちポリスとブリオン軍が管理することとなりましたと説明するシスターの女の子


場面変わり 

アレックスが青米にあの時 地下での奴隷や実験施設と闇売買の取引の調査ご苦労様
おかげでローシャンヌの4号機らしき物と地下に監禁されていた者たちを救うことが出来たと言いながらクロス王国のパソコン室でカタカタパソコンをうつアレックス
青米が
しかしウォッカとファントムと言う奴らからは逃げられたようですまんなと言うと
まあ仕方はねぇことだ それにシーザーの件も悲しいけどありがとなと言う

青米がああ どうも と返す

青米がしかしこの国の住民もロシューとかいう奴のおかげか知らんが地下から外に移動させられていてスムーズだったが 一つ記憶が戻ったと言うことでどうして従っていたんだろう?と不思議そうに言っていたぜと言う

アレックスがなあ ポリスも裏の組織とか 確かなんだっけ ロシューが言ってた裏の組織?と聞くと


青米が名前はペンタゴンとしか俺は知らねぇが裏で俺たちの同胞が糸を引いているかどうかは疑いたくはねぇが そんな奴は派手に首を斬るだけだぜと言う

ペンタゴンねぇ プロフェッショナルGBの親玉ってとこかなと呟くアレックス

青米がやめといたほうがいいぜ旦那 お館様もその謎の組織にだけは半端な覚悟がなければ手をだすなと俺たちに言うくらいだからなと言う

そう言うと そうか なら今ここでビデオ通話するよと親方様にビデオ通話するのだった

 

 

 

一方


場面変わり

ルグレスがやられたことで記憶を改ざんさせられていた
裏で拉致させ運ばれた多くの奴隷どもとそこで働かされた関係者たちが一斉に元の記憶を戻し混乱する

場面はどこかの宇宙の星の地下の奴隷を強制的に働かせる悪しき施設内部で 俺はどうしてここにいると叫ぶ多くの異星人ども
監視も改善させられていたために なぜ俺はこんなきたねぇことやらされるはめになったかわかったぜと言って奴隷の縛る足かせを外すサイのような異星人

おい突然どうしたと驚く管理人に 俺たちは思い出したぜと言ってドカンと殴り倒すのだった

お前らすまんかった 今ここから出してやると言って出すのだった

場面変わり
松永の部隊から どういうことだこれはと騒がれる
 
数々の裏の組織たちがつぎつぎと大問題が起こり初めてパニック状態だということである
まさか あのルグレスがやられたと言うのかと驚く赤いサングラスの男

 

ペンタゴンから全員の消息が途切れたと情報が入る
どういうことだ と焦る裏の組織たち

場面変わり

ポリスのシスターズたちも来ている中
始祖鳥のような鳥
ポリスの(視組鳥)
情報を伝達をする鳥である

始祖鳥が神選組のご登場と言う中

 

 

アレックスと神選組の青米 鬼助 大嶽丸 信長 忍野 ジンはクロス王国の中心部に集まり住民たちからあなたたちのおかげて元の記憶を取り戻しましたと言われお礼を言われる

まあ 元に戻れたならよかったですが これからは我々ブリオン軍と ポリスの我々がこの国を守っていきますから 我々の平和を勝ち取るこの大きなプロジェクトにご協力をと言った
そして
アレックスがクロス王国で演説する

 

私はブリオン軍最高評議会議長 アレックス・グレーデンです

アレックス

我らブリオン軍とネスト連合の戦争が解決していない中 突然このようなメッセージをおうくりすることをお許し願います

 

ですが どうか聞いてくれ

この度の戦争はポリスとの接触から宇宙という新しい世界の介入による大事件から始

まりました
 それにより起きた混乱が強大なものとなり我々は
 それを止めれなかったこと 新たな悲劇を 忘れません

ですが それでも打ち合うだけの世界はもう嫌なのです
殺したから殺して殺されたからまた殺す そんな安らぎのない世界はもう終わりにしましょう

なのに どうあってもそれを邪魔しようとする者がいるのです

 

それも古の時代から 自分たちの利益のために 戦えと 戦えと 戦わないものは臆病だ 裏切り者だ

 

 そうやって戦わせる
 そうして武器を持たせ 敵を作らせて撃たせる

死の商人たちが
裏で暗躍する者 組織名はペンタゴン


私は 願うことはそいつらを絶他に許さない そいつらの利益のための商売によって流された血と

不幸の味はもう俺の世代だけで十分なんだ


 よってそれを阻害するもの
世界の真の敵 マツナガの部隊とプロフェッショナルGB 何より裏で暗躍する ペンタゴンを倒すことを俺は宣言する

 


それからアレックスたちとポリスの神選組たちはクロス王国内部で盛大に祝われるのだった

凛とラウルとルカが父さん 家族みんなで揃って食べるの久しぶりねと言う
珊瑚がそうね安心するはと言う

アレックスがそうだなと返すと レッドウルフ

 

がすまねぇ 本当は俺なんか牢獄にいるはずなのにと言いながら酒を飲んでいた
ジンが

 

先生 そう落ち込まないで元気だしてくださいと言いながら酔っていた

アレックスがあいつ酔うとキャラ変わるなと言うと
鬼助がうむ うんまぁぁい!!と絶賛しながら焼き鳥を食べるのだった

ポリスのシスターズたちも食べていて視組鳥がアレックスの頭に飛んできて止まる

なんだ この子は?となるアレックス

おめぇから仲間の匂いすると答える視組鳥
仲間かぁ? 俺確かに恐竜宿してるんもんなぁと返し
焼き鳥を手に取り食うか?と差し出すと
視組鳥に同族は食うな!! と怒られた

 

大嶽丸は忍野にねぇ行こう あれ美味しいよと連れられていた
俺は人ごみが多いところは苦手と言う大嶽丸に ダメダメそんなこと言ったら楽しくないよと誘う

信長はしかし腕に傷を負ったかと言いつつ酒を飲む
ソラが響といっしょに歩いて鬼助さんいっしょに食べようと迫る

うむ うんまぁあぁぁい!と絶賛する鬼助


ビックマザーがシーザーのことでひとり夜空を眺めて立っていた
そこへアレックスが大丈夫さ 俺たちがいるからとなだめる
そうね 今はそうやって浸っている場合じゃないわねと言い珊瑚がお母様と手を差し伸べるのだった

 


そして数日が過ぎた


アレックスはクロス王国から出航するのである
艦を出し お天気日よりのこの日 アレックスはとにかくもどるぞ本部へと言って傷を負いつつもある程度安定にしていれば大丈夫な凛が立って
さらばクロス王国と言って見つめる

ラウルとルカも楽しかったねと感想を言う

珊瑚がこれから何があってもこの幸せが続けばいいなとアレックスの肩を優しくさわる

アレックスがああ 今やブリオン軍もポリスと協力して壮大になったし
クロス王国での調査は神選組のジンたちに任せて俺たちはひとまず日常を取り戻すぞと言った
満面の笑みで見つめる珊瑚とアレックス

 

ちょうどその頃
未来から来た明石宏は コニルと会っていた

まさか 赤城さんがと知らされ膝から崩れる明石宏

ジェシーがしっかりしてと明石宏を支える

そんな 俺が行かなきゃ 俺が 俺がと泣き崩れる中

カナヲとアオイのような女の子二人から いえ それではあの時あなたがやられて世界は闇に落ちていましたと言った


明石宏が今 父さんはどこへ?と聞くと


クロス王国で現在出航し本部へ戻るとこですと答えた

なんてこったと叫ぶ明石宏
今すぐ行かなきゃ あいつが来るぞ あいつが


場面変わり アレックスが乗る艦隊に鳴り響く

アレックスと珊瑚と凛とラウルとルカと響とソラが一休みとしてお菓子と紅茶をいれてみんなで食べていた中である

ピピー 警報 警報が再び響きわたった

 

オペレーションのライドが前方と後方から再び敵艦接近!!! コレは ネスト連合の船ですと報告する

珊瑚 なんですって!!!

ライド『それも コレは 海賊旗? なんだこれは』

 アレックスがこいつはまずいぞと何かを察知して言う


目標映像を移します


 そこに現れたのは天上黄河だった

アレックスが黄河を感じて 凛 そしてフリーエンジェルたちに命令する
何かがおかしい あいつからは別の何かを感じるから今回だけは俺だけで行くと言い

緊急事態だ 今すぐクロス王国にいるポリスの神選組に連絡を!!と言って向かうアレックス

 


黄河がニヤリと笑い 来いよ全員俺がぶっ潰してやると言うのだった