珊瑚の伝説 逆襲の黄河 三十七話 (百六十五話)ロシューの決意

 


 それからドクラ兄弟はシュウの部隊と多く激戦するのであった 

魔獣はこの時には目撃はされなかったが

そんな中兄ドクラペッコはネスト連合のマリアという女性と出会い恋に落ちる それからドクラ兄弟の中にマリア一人加

わり ドクラ兄弟とマリアの3人で任務をこなすようになった この頃ロシューは兄ドクラペッコが幸せになる事を嬉しく思う一方寂しく思い始める 

そしてドクラペッコとマリアは結婚する


 それからドクラ兄弟はドクラ部隊と名乗りながら強敵クロス王国のシュウに挑むのである

そんな中ドクラ部隊は腕を上げていたためクロス王国外部の監視とシュウの部隊のアジトを

調べる任務に入っていた

シュウはクロス王国が好きでクロス王国は他国の侵入を許さない 他国とは戦争しないと言い張り平和を望むブリオンが守っている日本国のような国であった

 この頃六王拳の残党の中にはブリオン側に付く者たちがいてクロス王国は元々他国とは戦争しないという日本の意思を貫いた騎士たちが集まる国であった そのため六王拳のシュウは六王拳の戦争後クロス王国に亡命し六王拳の残党とともにブリオン軍としてこの国を守っていたのだった


クロス王国のクロス王は妻と幼き娘セレナ王女にこの国のあり方を熱く話していた
 

 

 そしてドクラ部隊は因縁のシュウを倒すためクロス王国を攻める作戦に入った

 

ドクラ部隊はシュウの部隊と戦い シュウ自身と出くわし 戦いの中で
なぜ戦う 何がお前らがこの国を潰す理由なの

だと言われると ドクラは
クロス王国を落とすのはやめる だがシュウ お前が憎い  お前はあの時神人の島で奴隷

売り場の連中の仲間についていたことは今でも忘れない
だから憎い
 そして俺たちを襲った奴と手を組んだ だからお前を倒し俺たちは強くなる そし

て世界を平和にしてみせると言うのだった

シュウはそうか と言うとシュウはなんととんでもない事を打ち明けた

シュウはクロス王国をこの俺が守っているというのは嘘だ 俺はこの国に信用された後この

国を利用し裏で極秘で行っている計画遂行とプロフェッショナルGBと言う組織の実験と資金援助を受けるため 宇宙の敵であるお前らネスト連合を潰すために表向きは正義としてここまで戦ってきたのだ だがお主らの実力を持っていつかは仲間

にしたいという気持ちが私にはあったようだが今ここでお主らを殺す事に決めたと言いドクラペッコ達と戦闘した

ドクラはお前も侵略を考えていたとはな 見損なったぞと叫ぶとシュウはグロンドルフが本当に世界の平和を叶えると思っているのかと叫ぶシュウ 
ロシューは邪王神眼で押される兄ドクラを助けに向かいシュウと交戦するとシュウの部下達が
例の魔獣 ジャッカロープの群れをつれて現れた

その後ろに よくもまあノコノコといつも現れてくれましたねと現れる女が出てきた

シャンパァ
暴食(前代)である
なんでも吸い込み捕食する口を持つ女
口裂け女のような見た目から一変し怪物に体を変化させる能力を持つ


まあお腹すいてたから食べて上げると言ってシャンパァが吸い込むと
シュウの部下達がシャンパァの口の中へ吸い込まれるのである
こいつはなんだと驚くドクラペッコ
例の魔獣 ジャッカロープの群れが取り囲み ドクラの部隊は囲まれてピンチとなった

 

兄はロシューに切り抜けれるかと言うと シュウはお前らは逃げられない 俺たちの野望を

知ってしまったからな 例え俺たちが今言ったことをお前らが言ってもこの国は嘘だとし 

かとらえないぞ!! さぁどうする 

ロシューは兄さん俺がどうにかするといい巨人を出し
魔獣 ジャッカロープの群れをつぎつぎ撃破した

サイコフィールドからの領域展開で生み出した質量のある残像の巨人である

シュウはそれに対して距離をとり まずは頼むぞと言って
シャンパァと魔獣 ジャッカロープの群れに任せる

シャンパァはそんなもの飲み込んで上げると言って吸い込み出すと
ロシューがジャッカロープの群れをサイコフィールドで吸わせた

しかしシャンパァの吸い込みは収まらなかった
兄ドクラが糸で耐え妻を守る

それをみたロシューがサイコフィールド展開としてシャンパァに突っ込み飲まれるのだった

おい ロシューと叫ぶ中

シャンパァがバカめ 自分から飲み込まれに来るなんてと言って吸引をやめて満腹で満足の様子だった
しかし

シャンパァのからだが切断されるのだった

体内から切断して出てくるロシュー

シュウが見事だと言う

しかし
シュウはだがロシューの邪王神眼の巨人をぶっ飛ばし
六王拳のシュウさまを見くびるなよと叫びものすごいオーラを出す
ロシューが貴様 どこからそんな力をと驚くと
シュウの目が白く光りだした
嫉妬の大罪として受けたまわったこの眼で沈めようと言い放つ
そう ロシュー 貴様に引導を渡すと叫び
そしてロシューに何やら見えざるもので掴みだした

見えざる力だ と笑うシュウ

しかしロシューはそれを吹き飛ばし
そうか スッキリした あんたをぶちのめすと叫び迫る

しかしドカンと叩きつけられるロシューであった

ドクラペッコがおい 大丈夫かと心配し糸で
シュウを突き刺すも糸が斬られるのである

よお兄弟 この馬鹿な弟をここで殺すと言って迫り

ロシューに向かった刹那 悲劇が起きた
 ドクラペッコが弟ロシューをかばいシュウの剣に刺されてしまうのだった 

深く刺さり血がいきよいよく出るドクラはロシューに すまん 俺はここまでだがどうか世界をといい 死んでしまうのだった 
ドクラペッコが死んで灰となりドクラペッコの珊瑚の涙が落ちる

それを見たマリアは泣き出し悲しむ中 ロシューは兄さん


 そんなと言いながら何かが吹っ切れた

素早く動きシュウをぶん殴りぶっ飛ばした

今の動き追えなかったと驚くシュウ
ロシューの覚醒しその目は黒く邪悪なオーラを

みせシュウを圧倒する
シュウがおのれ ここで倒すまでだと見えざる力を使うも
うぜえと叫んで吹き飛ばすロシューが剣を拾い
あんた 八つ裂きにすると言って剣を刺されるのであった

シュウは攻撃が効かないのかと驚く中 死ねと呪われた感じで言われ
なんだこれはと気が付くと後ろに黒い悪魔が立ってシュウの魂を飲み込んだのである

そしてロシューは こいつの肉体を使うから見ててよと兄の妻に言うと

シュウの肉体を自在に操りだした


それから兄ドクラペッコが弟のロシューに出生を恨むな 俺たちは神人でも正しい神人だ どんなことがあってもけっして汚れてねぇという言葉と思い出し涙した

 

 

 

そしてロシューは邪王神眼の新たな能力に目覚めるのだった


 それからロシューは兄の珊瑚の涙を使い契約し 珊瑚礁のような形の光がからだを覆って光だし契約を果たす
それから兄さん あなたは偉大だった だけど僕にはまだ兄さんが必要だと言って糸で兄の肉体を作り出した

 これからはこれが僕の新たな兄さんだと言ってドクラ部隊の隊長の兄の肉体を人形として操るのであった

それから
  ロシューは兄ドクラペッコの人形を使いクロス王国

全体に蜘蛛の糸をはり クロス王国にシュウの死体を落とし シュウを操り
国を襲った 

 

王女はロシューが操るドクラペッコ人形の糸で拘束しクロス王に悲劇を見せ ロシューは兄さん 平和なんて望んだって結局平和なんてどこにもないんだ 兄さんがいない世界なんて

 存在している事自体が罪だ だからこの世界を壊してやるといい 悲劇を見て泣きながら

笑った その光景を見ていたドクラペッコの妻マリアはロシューにあなたどうしたの ドクラ様はそんな事望

んでいないと言うと うるさい 俺はもう嫌なんだ この世界が だから邪魔をするなとい

いマリアをぶっとばした それからマリアはロシューを止めるもロシューは強くマリアでは

止める事ができない そんな中クロス王国の連中がマリアに攻撃しその攻撃でマリアは戦死

していまうのだった それを見たロシューは そうか この国はまだ僕をいじめるんだなと

いい今度は国民全員が兄ドクラペッコの糸に振れロシューの能力 触れたものを自在に操る

力で操った

そうだ 殺しあうがいい と 国民が殺し合うのである クロス王はそれを止めようと必死

にするも叶わず クロス王国はめちゃめちゃとなった 

そこへ ルグレスがロシューの前に現れるのだった

君本当に素晴らしいねと出てくるルグレス

へぇ 君は敵かい?と聞くロシューに
僕はあなた様の望むように記憶を書換えるように来ただけだよと言った

誰に言われてだと聞くロシューに グロンドルフだよと返答するのだった
グロンドルフが 今更とキレるロシューだが

僕の力があればこの国を君の配下に出来るよ する?と言われ 面白い
今日から俺がこの国を支配したいと言って ルグレスがまったく 
素直になったじゃないかと言ってクロス王国全体を光らせて クロス億石の国民のすべての記憶を操作するのだった

 

それからこのクロス王国はネスト連合の制圧によりロシューの国と成り果てるのだった


 そしてロシューは自分を兄ドクラペッコとして裏で存在するために兄の肉体として作った人形が表向きの姿として
この国の王となる
 
そしてグロンドルフからロシューは元々クロス王国はプロフェッショナルGBの陰謀を隠してきた国だと明かされ しかし君が正しく扱うと良い
敵は君の力でねじ伏せるのだと言われる


しばらくしてロシューはグロンドルフの指示でプロフェッショナルGBの大罪を任され本当にクロス王国はロシューが望む平和とはすこし違うネスト連合の拷問施設としてコロシアムは利用されたのであった

その裏では グロンドルフが言う世界を裏で操る腐りきったゴミどもの支配か抹消をお互いに前提ですると言う考えの元 力を蓄えていたのである


ロシューの過去終わり

 

怒り狂うロシューは 俺は世界を取らなきゃならねぇんだ どんな手を使ってもなと怒鳴る

 

アレックスが どんな理由があろうとも支配では世界は幸せはつかめないと言うも

黙れ 同じ神人として甘い 甘すぎるぞアレックス

お前と珊瑚の娘である凛を扱ってもこうもうまくいかねぇならば最後の手段だと言って

 

地下にあった最後のとっておきとされるものを機動させた