珊瑚の伝説 逆襲の黄河 三十三話 (百六十一話)黒いアレックスの正体

 

アレックスがグレンドモード3がとけて元に戻っている


アレックスが自分がなんなのか思い出したと叫ぶ

凛がパパ 落ち着いてと叫び
アレックスが思い出していた

アレックスが自分の精神内部で
黒いアレックスにもういいんだ もう俺は 受け止めると言い黒いアレックスを抱きしめる
 
三十三話 黒いアレックスの正体


アレックス幼い時 回想
アレックスの過去
アレックスは父グロンドルフと母アレキサンドの子供として生まれた
アレキサンドがまだ12歳くらいの子供であったにも関わらず生まれた子供でこの時母は17歳アレックスが5歳の頃の出来事である

六王拳の神人の天上界 そこにある優雅な大きなお城で暮らし父は王ではないもののそれなりのくらいの高い地位の貴族のため
優雅な暮らしが出来た


場面は優雅な大きなお城で母アレキサンドと使用人の若いメイドに優しく包まれる幼きアレックスの姿である

しかし
父グロンドルフが母への暴力が始まる
どうやら母は父グロンドルフの度重なる戦いでの任務中で起こす違反行動
それと酒による飲みすぎから出る暴力
権力による支配 それを恐怖に感じたアレックスの母はグロンドルフにそれをやれるよう言うがその事により母への暴力がエスカレートし始める 
場面は
アレックスの母アレキサンドが夫であるグロンドルフに対して説得するところである

 この頃お仕事で大変なのはわかりますが 度重なる違反行動とお家でのお酒の飲みすぎと弱きものをまるで家畜のように扱われるこの行為はとても耐えられませんと訴える

しかし 何が言いたい お前は俺に指図するのか?
お前だけは特別として扱ってあげているだろうと返すグロンドルフ

母アレキサンドが息子のアレックスの世話を私と使用人に押し付けて あなたは身勝手に遊ぶだけ こんなのあんまりですと訴えると

黙れ お前は俺に指図したと怒鳴りバチンとビンタするのだった

ひどいと涙する母アレキサンドに 気に入った かわいい泣き顔だ
俺はお前を逃さない たっぷり愛してやるからちゃんと受け入れろと睨むのであった

それから母アレキサンドは夫であるグロンドルフに地下で監禁され奴隷のように可愛がれるのである

 
使用人であるメイドさんもてが出せない状況

そんな環境でアレックスはこんな母の唯一の味方であった
地下で痛めつけられ倒れ涙する母にアレックスがママ しっかりしてと毛布を持って駆けつける

どうしてこんなと驚くアレックス
母アレキサンドがアレックスにごめんねと言って抱きつきアレックスの頬を触る

あなたはあの人とは違う すごく優しくて暖かいと言う


そんな時 暴力を振る父グロンドルフが戻って来る
アレックスが父さんだろ こんな異様な場所初めて入った
こんなことする奴は例え神であっても俺は絶対に許さないとものすごい怒りのオーラを出して父グロンドルフを睨むのである

このアレックスを見てグロンドルフが このガキ
まさか 才能があるのか 俺を超えると思って嫉妬するのであった

しかし 子供が親に歯向かう気かと蹴り飛ばされるのであった

母がアレックスを心配し叫ぶと
こいつは弱い それに世界の汚さをまだ知らない甘ったれだと言って連れて行き監禁するのだった
それ以降
母を庇った事によってアレックスもまた父から暴力を受ける事となり そこで弱い息子だとな これは訓練だと言われ暴力を振るわれるのだった

 

この時アレックスの精神的にも追い込まれそこで黒いアレックスと飛ばれる人格が生まれるのだがしばらくして母と二人で密かに出て行く事を決意するのである
深夜
ボロボロに痛めつけられ倒れるアレックスに
このままではあなたまで苦しいままだわと泣き叫ぶ母アレキサンドが
お願い
逃げ出そうと言い母はアレックスを抱きかけて 連れ抜け出した


確か今はあの人は幸いの若いメイドさんと戯れて眠っているはずよと言って静かに出ていき この天上界には正しきものもいるから希望はあるはずと言って走るのであった


しかしグロンドルフは 飲み物を飲みに行く中 汚れた足跡に気がつき
まさかと思い探して そこでようやく出て行った妻アレキサンドと息子アレックスに気が付く
あいつら 行きやがったなと怒鳴る

グロンドルフが急いでどこかへ電話するのであった


そして出て行った矢先に追っ手が出てきて引き戻すように現れるのだった

グロンドルフの妻のアレキサンドとその幼い子供だなと言う追っ手

悪いことは言わない 今すぐ元の家に引き返すことを警告しようと言う

しかし母アレキサンドはダメよ そこを通してと叫ぶ

抵抗するな おとなしくしていれば傷はつかずに済むぞと言ってナイフを取り出す複数人の追っ手

あたりを確認してみると そこは既に囲まれていた

母アレキサンドが お願い せめてこの子だけは逃がしたいのと訴える

その子の母親としての権利を捨てる気か不届きものめと怒鳴る追って

アレックスがどうして母と僕をほっといてくれないんだ 
もう こんな世界は懲り懲りだと言って前に出る
ダメよアレックスと叫ぶ母アレキサンドに
アレックスが駆け抜ける
このガキと言って蹴られるアレックス

大した力もないくせにと言って掴まれるアレックスだった
しかしそこでアレックスの秘めていた黒いアレックスと呼ばれる力が覚醒するのだった

そのきたねぇ手をどけろと睨むアレックスがものすごいただならぬオーラを出す

このガキ まさかと唖然となる追っ手たち

まずいぞ このガキは普通と違うと言う追っ手
しかしナイフを持ってひとりアレックスを斬りかかる
殺す 今ここでこいつをと迫る
するとその追っ手のナイフを持つ腕を弾いてナイフが飛ぶ

こいつ なんだと驚く追ってに アレックスがあんな父さんなんか死んじゃえと叫ぶ

アレックスを取り押さえようとした矢先 アレックスがそいつをぶっ飛ばし
落っこちたナイフを拾い上げる

 

もうこんなもの全部破壊すると叫ぶアレックス
無惨に追ってのひとりを殺すアレックス

まずい ここで仕留めるぞと一気に迫る追っ手
アレックスが死んじゃえと叫び睨み
迫ってくる追ってたちすべてを異様なパワーとオーラで吹き飛ばした

お前らみんな父さんみたいに汚れているんだろ ならみんな死んじゃえ 
死んじゃえ 死んじゃえと言ってつぎつぎナイフで無惨に刺していく幼いアレックスの姿があった

それはとんでもないパワーでありナイフでこうも何度も斬りつけ殺害する5歳の子供はまさに小さな悪魔であった

そしてそこはまさに地獄である

死んじゃえ 死んじゃえと追ってをナイフで突き刺すアレックス

しかしこの時母アレキサンドがやめてと止める

その声と母の涙によりこの人格のアレックスの中から元のアレックスの人格に戻るのだった

そして自分が犯した事を理解し 僕は 僕は こんなと絶望する

そこへ 強慢のルグレスが 現れるのだった

ねぇ 君すごいね 良かったよと言って出てくる

後ろにはアテナが立っていた

アテナが事情は分かりかねますがあなたたちをここから逃がしてあげましょうと言い出すのであった

え? どうして? ただこの土地を見に来たんじゃないの?と聞くルグレスに

この人たちはただの年の離れた弱き兄弟 姉と弟なのですと 17歳の母だったため兄弟と認識したアテナが神のご加護ですと言って光の中に入れると
そこは見知らぬ地だった

そこは一話でアレックスが住んでいるところである

どういうことと驚く母
ありがとうと言うアテナの後ろに
良いのですかこんなことをしてと返す優しそうな男性がいた

アテナがルグレスに今のことは内緒にしますよと言って
わかったよ でも零とかいう奴との面会はやるんだろ?と聞きながら
アレックスと母の記憶を消すのだった
そしてそこで倒れるアレックスと母である
記憶消すと倒れるんだよね 起こす?と聞くルグレスに
それでは見られるでしょう 私たちが では行きましょうと言って向かうのであった


それからこの黒いアレックスの暴走の記憶は封印されるのである
それからポケピースの一話となり珊瑚と出会い物語は始まるのだが
ルグレスが倒されたことによりすべてを思い出す

 

アレックス幼い時 回想 終わり

アレックスが自分の精神内部で黒いアレックスに 母のために俺は辛かったんだ
父もよく覚えていなく都合よく記憶を改善されられていたんだねと言って涙を流す

黒いアレックスがアレックスをぶっ飛ばし 今まで良くもおねおねと生きてきやがってと叫び そうだ 俺は辛かったんだ 今までずっとと叫び 俺はどこへ行けばいいと聞く

アレックスがどこも行かなくていいよ 俺はお前だから 言っただろ全部受け止めるって

信じろ それと今まで影で助けてくれてありがとうな 

黒いアレックスが笑顔のアレックスを見て そうか 俺はもうたどり着いていたんだな 
珊瑚 凛 ラウル ルカ
お前たちを守るための父ちゃんだったなと言って消えるのであった