珊瑚の伝説 逆襲の黄河 二十七話 (百五十五話)姉と弟

 

 

幼い頃の姉と楽しく過ごしていた日々を思い出す
黄河が5歳の頃 赤城13歳であった
幼稚園に通う黄河はたまに母ではなく姉の赤城が迎えにやってくる日がとても嬉

しかったようで 姉の赤城が迎えに来た日はとても大はしゃぎして赤城に抱きつ

き一緒に帰るのである

もう黄河ったらと優しい眼差しで黄河を見つめる赤城
おねえしゃんと可愛く甘える黄河
 赤城が今日はおやつアイスにする? と聞くと
 うん おねえしゃんと一緒にアイス アイスとはしゃぐ幼い黄河

そうね じゃあアイスにしましょうと言う赤城だった

それからアイスを買って食べる黄河と赤城


黄河が最後姉を見たのは
 クーデターを起こした愚かな貴族達によって敵軍が大いに攻め込んでしまったあ

の悲劇の日の事である

お姉ちゃんどうしてと叫ぶ 黄河
 赤城が睨む


回想終わり

 

黄河が俺の野望は現実となる

そう言うと電撃の弾を多く生み出しそいつを刃へと変えて赤城めがけて飛ばして来た


天元邪王雷礫撃 (てんげんじゃおうらいれいげき)
 

赤城は天元邪王神眼の炎を全身にまとってガードして

 

あんたが家族を襲った事実は変わらない そう言って攻撃する黄河の攻撃を耐えた

 

 

 

場面変わり


珊瑚はこの世界の息子のラウルと娘のルカとともに別の場所に来ていた
ビックマザーたちと合流していて
消息不明となったシーザーの行方を探しているとのことだった
どうにか助かったアイクとマルポネスとニドラスなど他のメンバーが治療されニドラスが珊瑚と話をしていた
ニドラスからすまん シーザーのやろう多分自爆しやがったと言う

珊瑚が自爆と言うと
ああ はっきりとは見えなかったし突然現れたやつのせいで逃げる時に追撃されて 俺たちは青米のやつのおかげで逃げれたがそれから波に流されてこのざまだと言った

珊瑚がそう それで母さまが今席外すってことでいないのねと言った

 

珊瑚がまさかシーザーが死ぬなんてと思い悲しむのであった

一方ラウルは妹のルカに今世界が揺れていると言う

ルカがみんなくらい感じなのはそのためなの?と言うと
俺たちの未来 ちゃんとあるのか不安になってきたとラウルが言う

しかしルカが大丈夫だよ きっとパパと凛姉さまがどうにかしてくれるからと言って励ます

そうだといいけど 俺はちゃんとルカを守れるか心配だと言った

お兄ちゃん?と言って返すルカ

後ろを向くラウルに 

心配しないで 今は心配しないで お願いと言って抱きつくのであった

 


場面変わり

 

 

 

電撃の弾を多く生み出しそいつを刃へと変えて赤城めがけて飛ばして来た黄河の
天元邪王雷礫撃 (てんげんじゃおうらいれいげき)
の攻撃を耐えている

 

しかし赤城は天元邪王神眼の青い炎 レムの勢いをましてものすごい衝撃波を吹き出して黄河が吹き飛ばされそうになるところに一気に攻め込んで蹴り上げた

ドカンと壁にぶつかる黄河

手を掴み足を踏みつけてドカンと黄河の腹を殴った

 

赤城が黄河にアレックスがあなたを特別重要としてくれて守ってくれていたと言うのにと言う

それに対して
黄河が嘘だと叫ぶ

しかし赤城は
真実を知らないまま暴走されても困ると言って


この眼は潰させてもらうと言って黄河の眼を触った

しかし黄河はその手をどけろと言って赤城を吹き飛ばし

赤城に大蛇を巻きつけて拘束し
これが俺とあんたのちからのさだと言って睨む
良いことを思いついた 

赤城に明石宏と言うやつはお前の前で八つ裂きにしてやるから ここであんたを拘束すると言った

しかし赤城はからだから青い炎をまとって縛っていた大蛇を焼き尽くし抜け出して 黄河に青い炎を浴びせるのであった

しかし 黄河は天元邪王雷神斬り (てんげんじゃおうらいじんぎり)と叫び紅蓮カムイの抜刀で青い炎を斬り払い 俺を焼き尽くせるとでも思うなと言って邪王雷龍拳(じゃおうらいりゅうけん)と赤い電撃をまとった拳で赤城の顔をおもいっきり殴り飛ばした


ドカン

躊躇しないのねと言い立ち上がる赤城に

あんたがなんであれ俺は殺すのみだと言って 天元邪王雷鳴斬 (てんげんじゃおうらいめいざん)と叫び

雷の如く速くて赤い電撃をまとった紅蓮カムイの一撃が赤城を捉え

赤城はそれを避けるのに精一杯としたあため背中を斬られるのであった


血を流し倒れる赤城

黄河の赤い電撃をうけて痺れてもいる

 

黄河が広いとこで殺すと言って天元邪王神眼の雷神をまといドカンと建物ごと吹き飛ばすのであった

今ので死ぬなよと言う黄河

赤城が黄河のやつ 想像以上だなと言ってどうにか立っていた

俺を燃やし尽くしてみろと煽る黄河に赤城は青い炎(レム)を吹き替えるのであった
ドカーンと黄河におもいっきり青い炎があたり勢いよく燃える

赤城は今のどうして避けない? 勝ったのかと思う

すると
 黄河が さあ倍返しだと言って赤城に青い炎を返すのであった

赤城に青い炎が返され焼かれる赤城
うわっーーと苦しむ赤城
しかしそれをどうにか止めて
どういうことだ 黄河はいったい?と思う赤城

驚いたか赤城 ボロボロのようだなと煽る黄河

外に出したのは他でもない そう言うと上空に青い炎を吹きかける黄河

私の力を使えるのかと驚く赤城に

大気を変える神の技

そう言うと黄河が雷神を空に飛ばしてドカーンと雷が響く

くらえ 天元邪王神眼 奥義 天元の激麒麟 (げっきりん)

ものすごい電撃が麒麟のような形に変えて赤城に落ちる

赤城も強くなったな黄河と言って からだからものすごい青い炎を出し
それが巨人のような姿となり
赤城が天元邪王神眼 邪王天元武人  炎帝 (じゃおうてんげんぶしん えんてい)と叫びガード体制に入る


貫けと叫ぶ黄河

そして赤城にドカーンと浴びせるのだった

ドカーンと響き渡る


黄河がやったかと言って立っていた

しかし赤城は無事だった

なんて奴だあれほどの技を受けきったと言うのかと驚く黄河

赤城が
本当に強くなったな黄河 嬉しいよ だから私の最後の切り札を見せてあげる

そう言うと 赤城が青い炎の天元邪王神眼 邪王天元武人  炎帝 (じゃおうてんげんぶしん えんてい)を取り込んだ

黄河 あんたが言う明石宏は追わせない そう言うと一瞬で黄河のところに飛び込み黄河を切り裂くのであった

天元邪王神眼 奥義 紅蓮の刹那

ドカンと一瞬で赤城の青い炎で焼き斬られ

血をドバっと流し倒れる黄河であった

 

赤城がごめんなさいと言って涙を流す


赤城が幼い頃遊んだ黄河との思いでを思い出していた

私は愚かな姉だったよと言い刀を鞘へ戻した その後ろに
愚かな姉さんよぉ あんたは俺を殺す時泣いてくれるとは思わんかったぜ 


だが 今のは効いたぜ 痛かったな 大罪の奴の能力には感謝しないとだなと言って何事もなかったように立つ黄河の姿があった

その瞳にはゼロの魔眼となっていた

赤城が嘘 どうしてと驚くなか ねぇ 明石宏ってどこに行ったとゼロの魔眼で質問する


赤城にゼロの魔眼の催眠がかかり

ラウルくんなら時の竜で未来へ飛んだからそれからのことは知らないは
と答えた

黄河がそうか で そいつのことはあんたはどう思ってるんだ?と聞く黄河に ラウルくんは私の唯一の愛しい人ですと満面の笑みで答えた

そうかと言って質問を終わらせた黄河が 催眠が溶けた赤城が今いったい何をと聞くと

俺のいないところではラウルには俺にはしたことがない満面の笑みができるようだなクソ野郎と怒鳴り赤城を切り裂いた

天元邪王神眼 奥義 雷鳴の逆鱗 (らいめいのげきりん)でさっきの天元邪王雷鳴斬 (てんげんじゃおうらいめいざん)より速く重い電撃の刃の一撃が赤城は斬られながらにしてからだの髄まで電撃が届き渡り痺れ 崩れた

 

 

赤城は黄河?と言うも倒れる

 

虚しつ辛い顔をする黄河

そして倒れる赤城は痺れながら黄河に ごめんね 私はあなたを守るためにこんな事をしてしまったと涙を流して言うも 黄河はこれが最後だと言って天元の楔として
赤城の胸を楔のような電撃の一撃の刃で突き刺すのであった

 

さよなら姉さんと言って赤城を倒すのであった

 

ギルバートが出てきて大丈夫か?と聞かれ
黄河が目標は結局行方不明のままのようだから凛を捕まえると言う


仮面の男ゼロが黄河にまずはその涙が止まるまでひとまず休めと言って涙を流す黄河を心配してどこかへ飛ぶのであった