珊瑚の伝説 逆襲の黄河 二十四話 (百五十二話) 魔神 が 生まれた 時

 


アレックスと凛はクロス王国に上陸した

そこは優雅で美しいパリの街のような国だった

3本の剣が クロス王国の灯台に刺さっていた

 

3つの剣か 何か意味あるのかなと言うアレックス

 

しかし意外と暖かいとこだなと言うアレックス

凛がだけど賢者の石のありかはあのでかい建物から感じると言って入る
そこは巨大な競技場であった

競技場って歴史あるなと思うアレックス

多分俺たちのことはどこかで見られてるかもだけど今のところは問題な

さそうだなと言って入るのだった


くくくくく 入るが良い そこで色々叩きつけてやるぞ さあ 頼んだぞ
ぬらりひょん と言うドクラペッコ


アレックスがしかしなかなか人が居るなと呟くと

おう お前たちも大会の参加者ですねとアナウンサーのお兄さんに接客

された

アレックスがあー いや俺は違いますと言おうとすると凛が はい 私

たち出場しますと言った

おい凛 ここで遊んでは行かないぞ わかっているのかと怒鳴ると

凛がだって見て 優勝賞金は賢者の石だって書いてあるよと言った

アレックスがこれは罠だな ここは出て行くぞと言って出ていこうとす

まったく奴らの居場所が確実にここだとわかったわけじゃないのにと言

いつつ外に出ようとする

三味線の音がなる
そこで
しかし なんだここはと気がついたらアレックスは競技場の上に立って

いた

凛が気が付くと パパ どうしてそこへと驚くなかれ

アレックスはゾロゾロと大会に参加する強者たちの前に出ていた
どういうことだ俺は今出口に向かったはずなのに

そうかこの会場事態が何者かの能力で動くのかと気が付くと
ではスタートですと ドーンと音が鳴りコロシアムの大会が始まるのだ

った

あははははは 運が無かったなですな この私ギャッコク様のフィール

ド内部に入ってしまうとはとアレックスの前に現れた

半魚人である

貴様が敵だなというアレックスに いかにも
だが
私は場外での闘魚を指揮するものでね いわば場外に落ちたら闘魚のピ

ラニアの餌食と言うわけだよあはははと言って場外に戻るのだった

待てよてめぇと向かうアレックスに 俺はここで名を上げるんだと賞金

稼ぎの4メートルの筋肉だがデブの男がナイフを投げてきてアレックス

はそいつを弾く
雑魚が 邪魔するなと言ってものすごいオーラを放ち吹き飛ばすアレッ

クス


さすがアレックスだ だがひるまねぇで締め付けるまでと蛇のような舌

をした奴が出てきた

なんだこいつ気味悪いと言って避けると
上から下にどかんと叩きつけるものが現れた
大天狗である

天狗かっというアレックスに いかにも

まんまと罠にはまったと だがなそういうアレックス

凛にもうここは戦場だ お前も見てねぇで参加しろと叫ぶ


凛がはいっと言って参加しようと飛びこむ
しかしそこへ糸のようなものが道を阻む

なんだこれはと驚く凛
そこへ 強欲 ジャスレイが斧をふりかざり凛に攻撃してきた

あんたはと驚く凛

ジャスレイがローシャンヌの力はもう使えないが今はこれだと一瞬で凛

の前から消えたと思ったら後ろに回り込んで凛を蹴り上げた

ちぃ どういう能力なわけと言いながらやられる凛

俺はな 条件つきでな生きている奴の能力なら扱えるとされる力なんだ

ぜと言い 

しかしそれも下位互換とされた力を確か誰かが使ったって聞いたけど 

まあ良いぜと言って凛を攻める
凛を心配するアレックスに

いけませんね
それではここのルールを破ることになるじゃねーかよと叫ぶ男が出てき


どういう仕組みだこいつはというアレックス

天井もいろんな場所もよく見たら結界を張っているようだな
それで俺をはめているようだけどそれで俺を倒せるとでも思うなよと睨

むアレックス

ほう このプロフェッショナルGB 大罪
憤怒 ウォッカ様のまえで威勢のいいところがいつまで持つかなという

 

 


場面変わり


数日前

黄河が賢者の石ってのをもし俺がどうにかできたらどうなっちまうんだ

?と賢者の石を見せてもらい仮面の男ゼロから聞く

計画は台無しどころか賢者の石の呪いにより自分が自分でなくなり死ぬ

ぞと言われる

そうか 死ぬかと返す黄河

だが未来から来たと言うあいつの言葉が気がかりだ
どうも未来の俺はうまく行っていなかったらしい あいつへの復讐を果

たせなかったのだろう 何も得れない人生なんてつまらないよな
だがあるじゃないか 逆転の一手が

仮面の男ゼロが 逆転の一手だと?と聞くと
そうさ 
だから俺は覚悟を決めたぜと言うのである

それは一体? 何をする気だと聞く仮面の男ゼロ

当ててみな だがうまくやるさ そう言うと賢者の石を手に取る黄河

アテナに合う黄河が 話は聞いている 頼みがある 

これは一つの能力をコピーできるとされる珊瑚の涙だ 俺はこれに契約

してあんたの能力をコピーさせてもらいたい

アテナがそれは構わないけど 私はあなたがコピーしたとしても 自分

の能力では私はやられないしそれに私の力は使うのにかなりの体力と消

費を強いるものだが良いのか?と尋ねられると

それなら問題ないと返す黄河だった


場面戻り 

 

黄河が賢者の石を飲み込んで体を呪いのゴクアックと言う悪

魔が復活したーと喜んでいる中 黄河の意識が現れる

黄河の眼の形が変わると


やはりこうなったか 話によると死ぬって聞いたけど案外死なんようだ

なと言う


 

なんだ貴様 この私を制御すると言うのかと驚くゴクアックに

どうだ 俺の体の住みごごちは?と聞く黄河

この私に馴れ馴れしいぞ小僧とキレるゴクアック
それに対して黄河が
やはりそっちが指導権があると思い込んでいるようだが違うぜ
なあに お前は俺で俺がお前になってもならなくてもいいが 俺の言う

事を聞いてもらうぞと言う黄河

精神内で
小僧 この私に気軽に指図できると思っているのかと睨むゴクアック

人の体に土俵で上がるなと言い睨む黄河

小僧 何者だと驚くゴクアックに
何億年も生きていた呪いの癖につまらん心配をするようだな
俺の目的はお前と同じ 世界の破壊だぜ
それと俺もあんたと同じ呪いでね
生きた呪いと言おうか
なんならお前にこの世界の抹殺を頼んでも良いが今の段階ではまだ力不

足なんだろう 

ゴクアックが指図をする気か!!と攻撃しようとするも 黄河に止めら

れる
やめとけ 今は俺の体なんだから俺の領域内で暴れようよするな

動けんだろ まともにな

天上黄河が命じる 我が配下となれ!!!!

 

 

場面戻り 黄河は意識を戻した

もう出てきて良いぞ仮面の男 ゼロと言う黄河であった

まさかこんなことが ありえないと言う仮面の男ゼロ

まさか飲み込んじゃうなんてと思ってるようだがグロンドルフも他の奴

らもこの石の本当の力の出し方がなんなのかマジで理解してなかったよ

うだなと言う
 

そこにギルバートが現れて それは違うぞ 黄河お主は本来制御できず

に体が灰となり消し飛ぶところのはずだがどうして体を保てている?と

聞く

黄河がそれは企業秘密だぜと言う

ギルバートが黄河に とにかく とんでもねぇガキだが 呪いを制御し

たんだなと驚かれる

黄河がアレックスのことは今はこの国に頼むつもりだ だからお前ら二

人はこの俺天上黄河の配下についてもらおうかと命じた

ギルバートが黄河にあまり調子に乗りよるな 本来それは鍵である人間

でなきゃ成立しない代物をまだかお主が持っていくなど万死に値すると

言いつつ 

もう一度言う 天上黄河が命ずる 我が配下にたてと言って

 黄河の瞳は光だしゼロの魔眼によりギルバートは催眠にかかった


仮面の男のゼロが まさか その眼は

ギルバートは 了解したと言って黄河の配下となるのだった

賢者の石の呪いをゼロの魔眼で支配したからこれで無限に使用できるは

ずだ あはははは ものは使いようなんだよ
仮面の男ゼロは黄河にまさかここまでとは驚いたと言う

そういえばこの地下の上のコロシアムの建物に今例のアレックス達が来

たようだなと言う

わかるのか?と聞く仮面の男ゼロに

今はドクラペッコという奴にやらせておきたい だから

俺は俺のやるべきことをやる だから行くぞと言うと 抜け口から黄河

とともにギルバートと仮面の男ゼロははすぐにどこかへ飛んでってしま

うのであった