恐竜は中生代(約2億5000万 - 約6500万年前)の三畳紀 ジュラ紀 白亜紀の時代を生きてきました 人類が猿から人へ進化していった時より遥かに長く恐竜は生き巨大隕石衝突の時まで進化していきました

ブラキオサウルスについて 夏休み自由研究参考

ブラキオサウルス

ジュラ紀に生息した巨大竜脚類である

体長(全長)は約25m、体高(頭頂高)は約16mに及び、近年まで最も背の高い恐竜とされていた。かつては「体重は80t(以上)と最も重い恐竜であり、その体重を支えるために池や湖など水の中で暮らした」と推測されたこともあったが、横隔膜を持っていなかったため水圧で肺が押し潰され、呼吸ができなくなるということが判明し、この説は否定された。竜脚類等の大型恐竜には鳥類が具えるのと同じように気嚢によって体を軽くする仕組みがあったと考えられ、現在では23t程度という説もあり、大きく見積もっても50t程と推定されている。

近年同系統と思われるさらに巨大な頚椎がいくつか発見されており、サウロポセイドンと命名された。最も高く最も重いと言われたブラキオサウルスの記録は、今後の研究によって塗り替えられる可能性がある。

竜脚類の他の種とは異なり、前肢は後肢よりも長く、肩は後方に向かって傾斜していたため、より高い場所の植物を食べることが可能であった(最近の研究ではキリンのように垂直に近い角度で頚(くび)を持ち上げることはできず、肩の傾斜の延長線上、斜め前方程度の角度だったのではないかとの見解もある)。このプロポーションから、映画『ジュラシック・パーク』にあったように後肢と尾だけで立ち上がることは無かったと考えられている。頭部も特徴的で膨らんだ鼻面を持ち、頭の最も高い位置に鼻腔が見られる(この鼻腔の位置もかつては前述の水中生活説の根拠の一つとされていた)。