「被災者支援! 許すな!原発事故 早大生の会」は、被災者のかたがたに心からお見舞い申し上げるとともに、早大生のみなさんに呼びかけます。





大地震・大津波・原発事故の被災者を全力で支援しよう!





数万人の生命を無慈悲に奪った東日本大震災から1カ月足らずの4月7日、宮城沖を震源地とするマグニチュード7.4の大地震が再び東北・関東地方を襲いました。大地震・大津波・原発事故の三重苦にさらされた数十万人の被災者たちは、悪夢のような余震、飢えと寒さと病苦に耐えて助け合い、限度を超えている避難所生活を懸命におくられています。放射能禍と風評被害による壊滅的な打撃に苦吟する農漁業者のかたもまた、生きぬくために闘われています。


「政府には何も期待していない」――いまだに一千名以上が行方不明の岩手県・陸前高田をノコノコと訪れた菅首相(4月2日)にたいして、最愛の家族も住居も失ったある高齢者の方は、そうつきつけたといいます。大津波に襲われた住民たちの救助は、一分一秒を争うにもかかわらず自衛隊出動を行った菅政権。物資の調達・輸送、ライフラインの復旧をすべて自治体まかせにした恥知らずな菅政権。数多の住民を見殺しにした菅政権の大犯罪は決して消えることはないのです。


四月に入って菅政権は、「東北を世界のモデルにする」「山を削って高台に住み、漁港へ通勤する・・・」とかという「エコタウン構想」なる無責任な空論をうちだしました。被災住民が家族や友人の遺体や遺品を探し、また汚泥まみれの家屋や瓦礫の撤去を必死に行っていることの苦悩と苦闘に思いをはせることもないのか!


早大生のみなさん!菅政府の無為無策によっていまだに食料も医薬品も燃料も不足する困難のもとで、みずからが被災者でもある自治体・医療・介護・運輸・電力・水道などの従事する労働者、そしてこれを支援する全国の労働者の方々が不眠不休で被災者の救援活動やライフラインの復旧にとりくんでいます。早大生は、団結を強める労働者と連帯して、義援金・救援物資の援助や現地での被災者支援に全力で取り組もう!





菅政府は放射性物質の大量漏出を全力で回避せよ! すべての原発を停止させよう!





相乗的に深刻化する福島第一原発(1~4号機)の炉心溶融・爆発事故と使用済み核燃料火災事故は、猛毒・プルトニウムを含む大量の放射性物質を大気・土地・海へとまきちらし、東北・関東地方の民衆に甚大な被曝を強制しています。現時点、原発労働者の決死の作業にもかかわらずすさまじい規模の炉心溶融によって破損したであろう圧力容器や配管から漏れ出た放射能汚染水(「数億倍」もの高濃度)が大量に漏出し、最悪の核惨事をもたらしているのです。まさしく早大生をはじめ良心的な知識人の方々が訴えた「原発・核開発反対」の声を蹴飛ばしながら、幾度も事故を引き起こしてきたオンボロ原発を稼動させてきた政府・東京電力資本の犯罪性が最悪のかたちであらわれたのです。


菅政府・東電経営陣は、〝自然災害である大津波による想定外の事故〝などと御用学者を動員したキチガイじみた「安全神話」をふりまきながら、原発事故の補償を最小限にするための情報隠ぺいと情報操作で民衆をあざむきつづけています。いっさいは、地震国・日本に54基もある危険な原発を稼動、新開発することにしがみつくためであり、正気の沙汰ではないのです。いまや4・7大地震で青森県六ヶ所村の核燃料サイクル施設・宮城県女川原発で電気系統がダウンするという大事故寸前の事態がおきており、核惨事拡大の危機が一挙に高まっているではないか! ただちにすべての原発を停止させよう!


いうまでもなく史上最悪の福島原発事故は、「天災」では断じてありません。被害拡大を招いたのは、政府・東電経営陣が初動対応において原発を廃炉にしたくない一心で海水注入を遅らせたからではないのか! ましてや一刻を争う緊急時にパフォーマンスのために福島現地視察(3月12日)を強行し、ベント(排気)作業を遅らせた菅首相は言語道断です。果ては、ふだんは「日本国家を守る」と称している自衛隊の消火活動の〝腰抜け〝ぶりはいったいなんだったのか! 菅政権のふりまく「国防」なる理念は、労働者・学生の利害とまったく相容れない侵略軍強化の正当化の弁にほかなりません。


福島原発事故は、チェルノブイリ原発事故(1986年)に匹敵する核惨事に発展する危機にたっています。いまこそ原発事故弾劾の闘いをまきおこすべきこの時に、労働組合のナショナルセンター「連合」古賀指導部は、「政府の迅速・的確な対応に敬意を表する」などと菅民主党政府を賛美しています。これは被災者支援に尽力する労働者への敵対ではないのか! また大震災・原発事故を「国難」とみなす日本共産党志位指導部が、最悪の事故を引き起こした菅政権への批判を意図的に回避しながら「原子力行政の転換を」と弱々しく唱え、弾劾の声一つあげないのは実に犯罪的なのです。いまこそ被災者支援に尽力する労働者・学生が団結を強化し、核惨事にたいして後手後手の対応しかなしえない菅政権・東電経営陣を力の限り弾劾する闘いにたちあがるべきなのです。


早大生は、史上最悪の危機突破をかけて、日本の、全世界民衆の未来のためにいまこそ声を大にしよう! 菅政府は放射性物質の大量漏出を回避するために全力をつくせ! 早大社学自治会をはじめ首都圏学生団体が呼びかける「福島原発事故弾劾! すべての原発をとめよう! 被災者を支援しよう! 4・10首都圏学生抗議デモ」(9時30分 水谷橋公園)にたちあがろう!