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WEBマーケティングノート

マーケターに必要なSEM、SEO、アクセス解析、ライティングなど各種WEBマーケティングについてのブログです。

私はコンバージョン率よりもコンバージョン数を重視しています。

コンバージョン率はあくまで参考値の1つでしか見ていません。


なぜなら、コンバージョン率を上げることは

コンバージョン数が増えることに必ずしも直結するわけではないからです。

コンバージョン率を上げるの施策は単純に言えば


「コンバージョン率が上がるように広告やサイト改善、キャンペーンを行う」

「コンバージョン率が上がるように、コンバージョンが低い広告や流入元を排除する」


大きく分けてこの2パターンになると思います。


ここで一番の問題なのが、

「コンバージョン率が上がるように、コンバージョンが低い広告や流入元を排除する」です。


コンバージョン率を上げるために施策を行うことはよいことですが、

率に注目しすぎる事でコンバージョンが低い流入元を断つ、という施策を打ってしまうケースがあります。


そもそも、その流入元からきたコンバージョンのCPA(費用対効果)が悪い、ということであればわかりますが、

CPAが目標以下にも関わらず、コンバージョン率が低いから、といった理由で流入元を排除する事は非常にもったいない事です。





コンバージョン率が2.0%、コンバージョン数が100 よりも

コンバージョン率が1.2%、コンバージョン数が110


の方が私はビジネスとしては優秀だと思います。



少しだけ話がそれますが、イチローも打率より安打数を重視していますね。


打率は率が優秀な時に打席に立つ事を辞めてしまえば、

安打数が少なくても首位打者(打率トップ)を取ることができてしまうのです。


打率にはそういった不条理な要素も絡むので、

イチローは打率より安打数にこだわっているのでないか?

と個人的には思っています。


ビジネスも、コンバージョン率が高いことに越したことはないですが、

まずはコンバージョン数を求める事が大事だと思います。

そしてCPA

率はそれからです。