横浜オンナ探偵Kの離婚日記

横浜オンナ探偵Kの離婚日記

女性探偵事務所KSmission代表が過ごしたDV夫との結婚生活と、横浜オンナ探偵Kとして人生の再出発を果たした約20年間を赤裸々に明かします‼

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大変ご無沙汰しております。

おかげさまで離婚1周年を迎えました。


今の自分に「幸せですか?」と質問したら、迷わず「幸せです!!」と答えるでしょう。


この1年、全速力で駆け抜けてきた今、疲労感と充実感、そして数えきれない人々に支えられてきた感謝の気持ちで感無量の私です。


夫の出勤と同時に別居の準備をした平成19年の春、おかげさまで当時中学生の長女は調律師を目指す大学生に、美容師を目指す次女は専門学校生となりました。

母親としての責任を果たすべく、これからも悩める女性の為の探偵事務所として頑張って参りますので、どうぞ宜しくお願い致します。



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夫の浮気で一生分の涙を流したあの時、「あと3年頑張ってみよう」と自分自身に誓った決意も次第に消えてゆきました。

浮気発覚からもうすぐ2年が経とうとしていた冬、夫の裏切りと浮気相手家族の対応に怒りと悲しみは消えることはなく、むしろ大きくなるばかりでした。

そればかりか夫の引き起こす数々の問題行動、次第に離婚を考えるようになりました。


しかし当時36歳。
専業主婦の再就職や二人の子供を抱えて生きることへの不安がぬぐい切れず、もがき苦しむ自分。
その元凶は、仕事を持っていない自分であることが見えてしまったのです。

”もう夫に依存しながら生きるのはやめよう”

何でもいいからアクションを起こそうと決めた時、かつて夫の浮気について相談した離婚カウンセラーから「あなた探偵やってみたら?紹介するわよ」と某探偵社の名刺を渡されたことを思い出しました。

どうせゼロからのスタート、この機会に新しい自分を見つけてみよう!

そう思い探偵について調べてみると、探偵学校を卒業しなければ就職もできないことがわかりました。
某探偵学校の入学説明会の席上、こちらの事情を説明し、親子3人探偵業で生活できるのか?それ以前にこの歳で就職できるのか?との質問をしました。

当時、担当した40歳代の女性相談員から「大丈夫よ、募集はたくさんあるし、あなたのような年代の女性は貴重だから就職も大丈夫よ」と言われ、将来の光が見えてきた私。
その場で入学の申し込みをしました。

たしか週二日、2ヶ月間のコースで学費は27万円程だったと思います。

経済的暴力を受けていた私には、そんな大金は払えるものではなく、子どもの為にと私の両親から預かっていたお金を充てることにしました。

これでようやく暗く長いトンネルから抜け出すことができる!
当時、私が親しい友人に宛てた年賀状には、このようなメッセージが。

”いよいよ新しい人生の第一歩を踏み出します!”


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14回目の結婚記念日の夜、夫は駅前のスーパーで買ってきたであろう2・3本のカーネーションと「これからもヨロシク」と認めたメッセカードを私に手渡しました。

”なぜ『いつもありがとう』と書けないんだろう・・・”

そんな不満を抱きながらキッチンの出窓に飾った私。
浮気や逮捕で家族に迷惑を掛け、反省する良き夫を演じたつもりなのだろうが、その化けの皮は翌日あっけなく剥がれるのした。


休日の昼過ぎ、昼食を終えて片づけをしていた時でした。

今となっては思いだすことができない程、些細なことで原因はわかりません。
二言三言の会話からから突然駆け寄り、「ぶっ殺すぞー!」と叫びながら、私の傍にあった刃渡り30センチ程のノコギリ状のパンナイフを手に取り、首筋に直角に押し当ててきたのです。

その状態のまま睨み合いとなったその時、微かにナイフを持つ夫の手が震えていることに気付いた私はそっと囁きました。

「早く殺しなよ・・・」

「やめて」と言えば「やる」、「やれ」と言えば「やらない」夫。
予想通り、しばらくの間どうする事もできず固まっていたのですが、フッと”アホらしい”といった表情でその手を放しました。

その瞬間、私の中で怒りの反撃へと何かが爆発したのです。

”再び牢屋へぶち込んでやる!”

そんな気持ちからか、傍にあった固定電話の子機を手に110番しました。

「何やってるんだ!」

とっさにその子機を取り上げて通話を切る夫。
奪った子機を手放した瞬間に再度通報を試みるも夫が駆け寄り、もみ合いながら子機の奪い合いとなりました。
そうなると、身長177㎝の男にはとうてい勝てるものではなく、私の反撃は単なる無駄な抵抗として幕を閉じたのです。


当時、既にDV法が施行されていたものの、危機的状況にある当事者にとってはDV法って何?と言わざるを得ないものでした。

傍らにいた当時小学6年生の長女の目には、どんな光景が映ったのでしょう?

いつ殺されてもおかしくない状況下、それでも結婚した責任を果たさなければいけないのか、こんな光景を見続ける子供は本当に幸せなのか・・・。


世間の常識とかけ離れた現実で、本当の幸せってなんだろうと考え始めたのはまさにこの頃からでした。

その翌年、その答えが出る事件が起きたのです。


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2度目の裁判後、すっかりご無沙汰の更新となってしまいました。

直後の東日本大震災、多くの犠牲者となられた方々のご冥福をこころよりお祈り申し上げます。

そんな混乱の最中、私ごとですが3月30日に離婚致しました。

調停から裁判に至り4年、最終的に和解離婚という結論に達したことをご報告致します。

離婚届提出後に弁護士事務所で契約終了の手続きを済ませた際、
3年間離婚裁判でお世話になった敏腕女性弁護士N先生から思いもよらぬプレゼントが。

$横浜オンナ探偵Kの離婚日記-離婚ネックレス
「女性の節目はやっぱりジュエリーと思って・・・」

私のイメージで選んだというネックレス、
小さなメッセージカードには「・・・これからも女性としてより一層輝いて下さい・・・」と。

本当に嬉しかったです。

初めてお会いした打合せの席では、5W1Hをきちんと言わないと容赦なく追及され、本当に怖かったです。
しかし法廷では相手側に対してそれ以上の厳しい尋問を繰り広げていたN先生。
その姿は忘れられません。

$横浜オンナ探偵Kの離婚日記
調停と婚費請求審判、浮気相手への慰謝料請求でお世話になったK先生、
4年間、両先生とともに戦った経験と、これまでに提出された多くの資料は、
私の一生の宝となりました。

また証拠資料を提供して下さった多くの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。

本当にありがとうございました。

バツイチとなった横浜オンナ探偵K、悩める女性のためにこれからも頑張ります!


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 (男性はご遠慮ください)




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夫が逮捕されたことを知った翌日の昼過ぎ、釈放される予定の警察署へ向かいました。

1階ロビーのベンチに腰掛けている三人の男性が会社の関係者だということが直ぐにわかりました。
突然の出来事で夫がご迷惑をおかけしたお詫びと休日返上で駆けつけて下さったお礼を言うと、警察署カウンター前のベンチに4人で一列に座りました。

「まさか痴漢じゃないよなぁ・・・」

どこからともなくそんな心の声が聞こえてきそうな空気の中、2時間が経過しました。

担当の職員が近寄り、「渋滞の影響で検察庁からの到着にはもう少し時間がかかりそうです」と言うので、人事部長と広報室の方には先に帰って頂きました。

それから2時間後、ようやく夫が釈放となりロビーに現れたのです。

私達を見つけた夫。
何もなかったかのような表情で近寄り、「どうも御心配をおかけしまして・・・とりあえず外へ出ましょう」と玄関前の花壇の方へ促すのです。

「いったい何があったんだ?」と上司。

「いやー、通勤途中の電車内で揺れに任せてぶつかってくる男がいまして、○○駅に着いた途端『降りろ』と言われてホームに出たら、いきなり両手で肩を突かれたので、お返しに顔を殴ったらそのまま連行されてしまいました。日ごろのジムでのトレーニング成果を試そうとして殴ったら、運悪く相手の口元から出血したので、どちらが悪いかといえば私になってしまったのです。」と面白おかしく説明する夫。

上司から出た大きなため息は”痴漢でなくて良かった~”といったものだと直ぐにわかりました。

安心した様子の上司とは最寄駅で別れ、私達は電車に乗りました。

帰宅途中の電車内、勾留中の食事や護送車内の様子など、楽しそうにキャッキャと語る夫。

留置所内では「17番」と呼ばれていたそうで、確かに翌朝の洗濯物の中にあった見慣れぬタオルの隅には、小さく「17」と書かれていました。

その事件から約2年後、私達に語った夫のこの証言が、真っ赤なウソであることがわかったのです。

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