「三璃紗はお前の好きにはさせない!!」
翔烈帝となった劉備が曹操を攻撃する。
「ぬぅっ! ふ・・・これが劉備の・・・、いや、翔烈帝の力か・・・・!!」
気おされる曹操。
「オレは誓ったんだ。三璃紗の明日、みんなの笑顔を守ると!!」
龍帝剣を構え、決意を口にする劉備。
「劉備よ、貴様にはわからんのか? なぜ、理想の三璃紗を築くという余の邪魔をする? 余がこの世界を制すれば、与えてやろう。永遠の平和を! だが、あくまで刃向かうならば消すのみ!」
なおも戦うことを止めようとしない曹操。しかし、曹操の理想は、歯止めがかからないと、西か、あるいは東方に進出して、領土を広げようとする野心に変わってしまうケースが多いですからねえ・・・・。
「劉備と曹操の戦いをオレはただ黙って見ている事しかできないのか!?」
父や兄のマフラーを巻きながら、空を見上げる孫権。だが
「こ、虎錠刀が!!」
虎錠刀が光りだす。
「呼んでいる・・・、オレを・・・、三公の魂が!!」
「曹操! お前の目指す世界では誰も傷つかないだろう。だけど、オマエはみんなの心を笑顔を壊そうとしている! それでは董卓たちのやったことと同じだ!」
曹操に攻撃を放ちながら、叫ぶ劉備。
「・・・なんだと・・・、何と言われようが、わが理想は変わらん!」
星凰剣を振り下ろす曹操。しかし、
「蒼光壁!!」
その攻撃を蒼光壁で食い止める孫権。
曹操「!! 何いっ」
劉備「孫権!!」
孫権の登場に驚く劉備と曹操。
「このオレも三公の魂を受け継ぐ者! オレの真の勇気で家族を・・・・、全ての民を守ってみせる!」
「さあ、劉備、共に戦おう!」と語りかける孫権。
「ふ・・・フハハハ! 玉璽に選ばれ、力を手にしたのは予だ!!」
劉備と孫権の攻撃を受け流してから、玉璽を見せる曹操。
「そんなもの無くたって、オレ達には正義の魂がある!」
なおも戦うことをあきらめない劉備と孫権。
「ならば示してみよ、貴様の正義が余の理想よりも上だということを!!」
曹操の言葉と共に、
曹操「玉璽が!!」
玉璽が光だし、曹操から離れ、孫権に天玉鎧・弩虎が。
「天玉鎧が」「同時に二つ・・・・だと!?」
驚く曹操と孫権。
「いや、ここにもいるぞ!!」
蒼龍にまたがった劉備が。
「伝説の神器が三つ同時に降臨・・・。劉備の正義! 孫権の勇気! 曹操の理想! 真の志を持つ者は果たして・・・」
と戦いの行方を見守る孔明。
この場面は、曹操が言った(ならば示して・・・・)ことを、玉璽が忠実に再現したといえるわけですが・・・。
「曹操! お前の望みは理想という名の支配なのかっ!!」
王虎轟獣撃! を放ち、突撃する孫権。
「甘いぞ!だから貴様はなくし続けるのだ。大切なものの命を!」
炎凰獄焔燐(えんほうごくえんりん)で反撃する曹操。それになす術も無い孫権。
「残るは劉備、貴様だけか!」と思いきや・・、
「な、なんだ・・・!? この・・、背中を貫く強烈な気迫は!?」
予想外の気迫に気おされる曹操。
「曹操。お前が感じているのはオレの魂・・・、わが胸に宿る正義の魂だ!!」
黄金の輝きに包まれる劉備と天玉鎧。
「みんなの心、三璃紗に生きるすべての者達の平和への想い! 受けてみろ!!」
盧植や公孫賛、馬超や孫策、黄蓋の姿が劉備の背後に浮かび上がる。
「そんなモノ! 予の理想で斬り捨てるまで!!」
星凰剣で迎え撃とうとする曹操だが、
「うおおお・・・、おおおおお・・・・、三璃紗に支配者はいらない!!!」
天翔真龍斬で一刀両断される曹操。
「ふ・・・、まさかな・・・、弱きものである民。その思いを背負う貴様らが余を越えるとは・・・・。しかし・・・、戦いはまだ終わらぬ。新たなる時代はここからだ。貴様達と民がつかんだ時代がどうなるか、見せてもらうぞ、弱き民たちよ」
時代を劉備たちに託し、閃光に消えていく曹操。
「ふう、とにかく終わった。昨日までの闇に包まれた閉ざされた世界が・・・。そして、これから始まるんだ。光と笑顔でいっぱいな三璃紗の未来が!!!」
戦いが終わり、新たな時代の幕開けを確信する劉備。
『曹操が倒れ、赤壁の戦いは終わった。統率者を失った曹操軍は北へ撤退。決戦を生き抜いた劉備と孫権も互いの
故郷に帰り、三璃紗は大きく三つの勢力に分かれた。乱世に平和をもたらすための孔明の壮大な策略「天下三分の計」は今ここに成就したのだった。
そして、劉備は未開の地・益州で「翔」を建国。
江東の孫権は轟を建国。北方では曹操の息子・曹丕が「機駕」を建国。
「ここまで来ましたね、劉備殿・・・・。あなたの正義の魂は大いなる伝説として語られるでしょう」
崖の上に立ちながら呟く孔明。
そして、翔の国
「ん~~~~、平和っていいなぁ♪」
昼寝をしながら、平和を満喫する劉備。周囲には子ども達や、劉備の愛馬、さらにはイノシシも、いる。
そこへ
「ア、アニキ~」
関羽と張飛がやってくる。
「関羽、張飛、どうした?」
と尋ねる劉備に、
「劉備殿! 隣の村が盗賊に襲われているようです!」
関羽が報せる。
えいぶら、という張飛。
「何だって!」と声を上げる劉備に、恐れの表情を見せながら、「また戦いが始まるの?」
と尋ねる子ども達。
「そんなことはさせないよ! みんなの笑顔が何よりの宝だから」と子どもの肩をたたいて元気付けてから、
「さあ行こう!! 三璃紗の平和はオレたちが守り続ける!! そして、未来に伝えていくんだ希望にあふれた輝く明日を!!」
人々を守る戦いに向かう劉備たち。