息子もハーンになったことでテロリストの一味としてイジメに会い、命を落としてしまう。
最愛の息子を失ったマンディラは、全てをリズワンのせいにし、リズワンは激しく罵倒され家を追い出されてしまう。
マンディラの笑顔はその日から消え、憎しみに捕らわれてしまった。
リズワンは困惑し、ある決意を胸にアメリカ横断の旅にでる……。
162分の上映時間なんですが、涙、涙、涙の大号泣だった。
アメリカ同時多発テロ事件以後のイスラム教徒に対する差別や偏見は強烈なものがあった。けど、リズワンは母親から教わった「世の中の人々は善い人と悪い人だけ。人の違いはただそれだけなのよ」って言葉がシンプルなんだけど、これ以上にない教えだと感じた。
国の違い、文化の違い、宗教の違い、肌の色違い、そんなものは関係なく、人間には“善い人”と“悪い人”の2種類しかいないって意味。
この言葉を胸にリズワンは、アメリカ横断中に様々な人と出会い多くの人になんらかの影響を与えていく。この辺はもうロードムービーや。