福島遠征6軒目、最後に向かったのは1994年11月オープンの「春木屋 郡山分店」。

 

創業20年を超える老舗であり、そして「東京ラーメン」を代表する春木屋の分店に念願の再訪!

 

初の訪問から約4年、自分の経験値も若干ながら上がり、今食べるとどうなのか!

 

ということで最強の福島遠征を〆るのはこちらにしました。

 

19:00頃の到着で店内満席、待ちが5人ほどでした。

 

 

結構多くいる店員さんですが、全員キッチリした接客でめちゃくちゃキビキビしていてかっこいい!

 

結構老舗って乱暴になっていきがちで、それが良さだったりすることもあれば悪い部分でもあったりしますが、そんなどっちつかずの雰囲気ではなく、ガチンコで行き届いた接客を魅せつけられると流石だなあと思ってしまいました。

 

10分程で案内されカウンター席に案内され注文を。

 

 

中華そば(700円)、そして期間限定のみそ中華そば(900円)を。

 

程なくして着丼。

 

 

中華そば(700円)

 

 

正に「中華そば」といった王道のルックスですが、その丼から放たれるオーラが凄まじい!

 

6軒目ということで連食に慣れているラヲタでもきつくなってくる終盤戦。

 

だけどこのルックスを見て、そんなことは吹っ飛びました。

 

 

割と多めの油膜が張ったスープは飲んでみると魚介の旨みがガツンと来て、コクもキレも持ち合わせた極上スープ!

 

思わず「うま!」と言って笑顔になってしまうほど、これはヤバい!

 

約4年前に食べた時ももちろんうまかったですが、食べ歩きも7年目を迎え、自分の好みというのが確立した今食べるからこそ改めてその「凄み」を感じられて最高にうまい!

 

福島遠征は仲間内の中では「当たりにいくようなもの」と捉えていますが、やはり福島はやってくれますね。

 

 

麺は中太のモッチリとした麺。

 

スープの存在感に負けない麺ももちろん最高にうまくて、もっと食べたいもっと食べたいと啜るごとに思えてしまいます。

 

 

チャーシューも抜かりなしのうまさで流行りの低温調理より、やっぱラーメンには煮豚だよね!って!

 

サイズも十分すぎるビッグさで食べごたえ抜群で、このクオリティーで700円!

 

荻窪本店は超強気価格ですが、郡山分店はなんて良心的なんでしょう。

 

奇をてらわない醤油のスープ、麺、ネギ、チャーシューと一般的な構成ながら食べてビックリな極上の1杯でした。

 

 

みそ中華そば(900円)

 

こちらは味噌!?と思ってしまうほどの異質なルックスですが、こちらもめちゃくちゃうまい!!

 

味噌の風味よりも煮干の旨みとシャープでドーンとくるパンチのある味わい。

 

もっとオールドスタイルな味噌ラーメンだと思っていましたが、これは予想外の味!

 

今後も福島は何回も行きますし、こちら春木屋も再訪を重ねていくと思いますが、味噌が出ている期間であれば、また食べてみたいですね。

 

最後を〆るに相応しい味で最高でした。

 

そしてこちらも来月また再訪予定ですw

 

福島最高です、福島ありがとう!

 

ごちそうさまでした。

 

得点:中華そば 96点、みそ中華そば 88点