先週の金曜日夜のこと。

気になる限定をリリースしていた「ラーメン 巌哲」へ。

巌哲の記事ストックは他にもあるのですが、限定を食べてきたのでこちらを先に。

20:00頃、店に到着すると8人の並び。



このくらいの並びならと思い、並び始めましたが、そこからが長かった・・・

店内では飲んでいるお客さんもおり、家族連れや複数人での訪問客が多数。

これだけ並びがあってもビールをどんどんおかわりしたり、食べ終わってもスマホいじったり、食べている途中でも喋ってて全然食べなかったり・・・

お酒をおかわりしている客はともかくとして、並んでいるお客さんがいるのに食べ終わってスマホいじったり、喋ってて目の前にあるのに全然食べないっていう感覚が私にはよく分かりません。

少しイラつきつつ、8人の並びにも関わらず1時間20分程かかってようやく店内へ。

金土日夜の創作塩つけ麺、今回はこちら



日本屈指の鱧の産地である徳島県のものを使用。

高級魚として知られる鱧ですが、徳島県では比較的手ごろな価格で食べられるようです。

というわけで創作塩つけ麺 鱧(1200円)を。

店主の丁寧な作業で調理され、席に着いてから10分ほどで着丼。



創作塩つけ麺 鱧(1200円)



つけ汁は今回のメインである鱧とこれまた高級食材の松茸を使用したもの。

つけ麺というジャンルとは思えないほど、香りがよくまさに和な1杯。

高級宿の夕食の椀物とかで出てきそうな気品に溢れたつけ汁ですね。

つけ汁の塩ダレはそこまで強くなく、素材感を大事にしたような仕上がりで鱧は出汁としてもそのものとしても効果的で別皿で出された梅肉ソースを浸けて食べるとより一層おいしいです。

麺は自家製の平打ち麺、驚異的な滑らかさで食感もツルモチでこの麺も異常にうまい!!

つけ汁のうまさにも驚きましたが、麺のうまさは一級品ですね。

相性はつけ汁がそこまで塩分も強くないぶん、味があまり乗ってはきませんが、麺自体のうまさが光っているのでそこまでは気になりません。

麺量は300gありましたが、サクッと食べられました。

つけ汁の中にはゴロゴロした肉も入っていてそちらもうまい!!

かなり長い時間待ったので少しイライラしていましたが、期待通りのうまさにそんなことは忘れてしまいました。

帰り際には店主が「大変お待たせして申し訳ありませんでした、おおきに」と。

この言葉があるかないかで「いい店」のライン分けになりますね。

今、都内で好きな店を選ぶとしたら間違いなくこの巌哲ですね。

今回も大満足でした。

ごちそうさまでした。


得点:創作塩つけ麺 鱧 88点

東京都新宿区西早稲田1-10-4 早稲田の杜ハイツ1F