vullcan黒石の社会科講座

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『ここに地終わり 海始まる』

宮本輝


またまた読書歴紹介です。

上下巻あったのですが、足かけ三日で読破です。

連休中、地域の祭りやら車のリコールやらでどこにも行けませんでした。

黙々と、部屋で読書してましたね~  …有意義なような、悲しいような…


「すべて終わりは、始まりでもある」

「幸福は、不幸のまな板の上に生まれる」



主人公は、18年間結核療養所に入院していた天野志穂子。24歳。

もう一人の主人公、梶井克哉。

その他の人物を交えて、恋愛や人生について考えさせられるような物語が続いていきます。


物語も面白いのですが、

「ここに地終わり 海始まる」というフレーズから喚起されるさまざまなイメージ・感情に、心を揺さぶられました。

この言葉自体は、ポルトガルの西端のロカ岬にある碑文なのですが、

この言葉が、志穂子・梶井の人生の選択に大きな影響を与えていきます。


そこにあるイメージは、

自由・希望・神秘・無限・荒々しさ・幸福など。


ロカ岬にはちょっと行けそうもありませんが、福井県越前岬になら行けるかな?

とりあえず、青森県の大間崎の日本海を見に行きたい気分になりました。

10月1日に大間には行くのですが・・・

海も見て来ようかな。


さらに読書量を増やしている バル でした。

ごぶさたしておりました。


忙しさと、PCの不具合と、その他もろもろの諸事情によって

長らく書き込みしておりませんでした。


さて先日、下北半島に初の「TUTAYA」ができました。

そして私はさっそく、昨日行ってきました。


そして購入したのが中古DVD

『とってもええぞう』


いきものがかりミュージッククリップ集です。


あまり新しい音楽を聴く方ではない私なのですが、

なぜかいきものがかりの音楽は好きで、

中古2980円だったこともあり、

迷わず購入しました。


『SAKURA』が大好きなのですが、

他にも『青春ライン』『花は桜 君は美し『ブルーバード』など

好きな曲がたくさん入っていました。


当分、ドライブのお供になりそうですね^^


DVDを見ながら書き込んだ バル でした。


『約束の冬』 宮本輝


今、読んでいる小説です。

32歳の氷見留美子

54歳の上原桂二郎

の二人の視点から見た、人生のいろいろを描いています。

(二人が恋仲になることはないですが・・・)


仕事、恋愛、友情、病気、蜘蛛、ゴルフ、建築、料理  などなど


大きな事件や転換はないものの、

淡々と語られるそれらの話を読みながら、

自分のこれまでのことを思い返したりして・・・


約一週間で、上下巻を読破しそうです。

(あと50ページくらい)


宮本輝氏の作品を読み込もうかな~と画策中の バル でした。

『風に舞い上がるビニールシート』 森絵都


現在読んでいる小説です。


森さんの作品は、『つきのふね』に続き2作目です。

『カラフル』や『DIVE!』も、いつか読もうと思っています。


何かに熱中し、人生を賭ける人々の物語を6つ描いた短編集です。

「仕事か?夢か?恋か?結婚か?」と悩みながら生きてき、答えを見つけていく登場人物たち。


今の僕は、何を最優先して生活しているのだろう?

恋はうまくいかないし、かといって仕事一筋なわけでもない。

とても中途半端な状態で、過ごしています。


仕事には情熱をもってやっているつもりなのだが、

なかなか思うような結果が出せず、焦り気味。


「なるようにしかならない。ハクナマタタだ。」とも思うのだが、

なかなかそこまで割り切れない自分もいる。


そんな状態で、読んでみたこの作品。

ますます、考え込んでしまっているような・・・


ふむぅ。なんか暗い文章になってしまいました。

明日からまた、新しい週が始まります。がんばろうっと。



ちょっと悩みな日々を過ごしている バル でした。

「水曜どうでしょう」を知っていますか?


大泉洋さんの出世作にして

とことんまで馬鹿らしい番組


DVDが出ていて、現在12本かな?

それを見ています。ず~っと。


自分で買ったのが3本。友人から借りた3本。計6本を見ました。


あんな旅をしてみたいなぁ、って少し思います。

誰か、一緒に「どうでしょう的旅行」をしてみませんか?


馬鹿らしいものに元気を与えられている バル でした。