豊かさ
その定義は人により違うだろう
けれど
いつだって誰もがそこに向かって進んでいることは確かなのだろう
そして
その価値観も時代により変化していくのだろう
そして
変化はいつも進化であって欲しいと願う
その豊かさは
愛と喜びの高いエネルギーで広がり繋がり
やがてそれは輪になり、光の環へと育っていく
光の環はいつだって優しく人々を包み込み
夢に向かって進んで行ける勇気をくれる
最近
読んだ本「マンダラチャート」
垣谷美雨 著
画像：お借りしました
読み終わった後の爽快感は
例えるなら
９回裏で逆転ホームランを打って
派手に勝ちを決めてやったよ！って感じ（笑）
「成瀬は天下を取りにいく」宮島未奈 著
もかなりな爽快感を感じてニヤニヤしてしまったが
成瀬…は高校生
「マンダラ…」の方は主人公の年代的に
より親近感が沸いて、やってくれた感が半端なかったのです
人はいつ夢を持ち
そしていつ夢を諦めるのだろう
誰も諦める為に夢なんて持たない
だけど
諦めるしかない状況が忍び寄る
それは時代だったり
それに伴う価値観や常識といわれるものだったり
ひとりでは到底、抗えないのだ
けれど
心強い伴走者が隣で一緒に走ってくれたら…
しかも頭脳もハートも
キレッキレのイケメンだったら（笑）
大谷翔平選手のマンダラチャートに感銘を受けた
シニア世代の主婦が、自分も書いてみたら
突然、中二時代へとタイムスリップして
しまう
そして
なんと、憧れの天ヶ瀬君も同じくタイムスリップして来ていたのだ
当時は言葉を交わすことさえ出来ずにいた彼と
今回の人生では
2人で協力して困難をくぐり抜けていくのだ
外見は中二、中身はシニアのおばさんの
起死回生、生き直しが始まる
今度は自分の確固たる夢を持ち
人生のリベンジを果たしていく
頑張れ～！！
前回と
同じ轍を踏んでいる場合ではない
どんどん自分で考え行動していく第二の人生
とはいえ
問題や壁がないわけではない
ぶつかりながらも
諦めない、夢を諦めないのだ…
そんな彼女が
どのようにして夢を叶えてゆくのか…
豊かな人生とは…
最終章で
令和に戻った2人
「どんな人生が勝ち組だと思う？」
天ヶ瀬君曰く
「毎日わくわくできる人生を送ってる人が勝ち組だと思う。
毎日じゃなくても、一生のうちでわくわくした回数が多い人間が勝ち組なんじゃないか」
「一生のうちでわくわくした回数が多い人間が勝ち組」
この一文に心を揺さぶられた
その通りだと思うからだ
お金や物は自分の中には残らない
でも
ワクワクした経験や思いはずっと心に残る
誰かの価値観や評価でも見た目でもなく
自分がどう感じて生きるか
豊かさって
自ずとそこにくっついてくるんじゃないのかな
何気に勇気をもらえる
ワクワク心躍るストーリーだった
素敵な一冊に出逢えたことに感謝です！
素晴らしい１日にありがとう～