今回は僕のアイシャ「S2000」を紹介しようと思う。
世界最高のエンジンメーカー、ホンダが作り上げた傑作機。
それが「S2000」である。
「2000」だから2000年に発売されたと思う人がいるかもしれないが(僕も最初はそう思ってたw)本当は排気量が2000ccであることに由来している(発売は1999年。2000年だからというのも狙っていたのかも)
ホンダが「S800」以来、29年ぶりに発売したFR車。
2012年12月現在、ホンダ最後のFRレイアウト車である。
(レジェンドは4WD、発売が予想されているNSXやビートはMR)
※FR(Front engine Rear drive)、4WD(4-wheel drive)、MR(Mid-ship engine Rear drive)
FRはエンジンが運転席の前側に搭載されており、後ろのタイヤで駆動するもの、4WDは4輪すべてか駆動輪のもの、MRは運転席と後輪の間にエンジンが搭載されており、後ろのタイヤで駆動するもの
4輪の世界では「1000ccあたり100馬力」というのがすごい(量産)エンジンの1つの目安らしいが、
S2000に搭載されるエンジン「F20C」は2000ccで250馬力。つまり1000ccあたり125馬力。しかも過給機(ターボなど)なしというのが驚きである。
レブリミットは9000rpm。そのピストンスピードはF1のエンジンに匹敵する(らしい)。
(ちなみに2輪の世界では「1000ccあたり200馬力」がすごい(量産)エンジンの目安)
もちろん「VTEC」搭載である。
※VTEC(Variable valve Timing and Electronic lift Control systm)
エンジンの回転数により、吸気・排気バルブの開くタイミングと、その開く量(リフト量)をコントロールするシステム。(2輪のVTEC(HYPER-VTEC)とは構造が根本的に違う)
すごいのはエンジンだけではない。
運動性能も徹底して追求されている。
まず重量物はすべてホイールベースの内側(前のタイヤと後ろのタイヤの間)に配されている。
もっとも重いエンジンはもちろん、前輪のブレーキキャリパーは運転席側、後輪のブレーキキャリパーも運転席側に設置されるという徹底ぶり。
(バイクで言うところの「マス(質量)の集中化」)
全長の2/5はあろうという巨大なボンネットはアルミ製で6kgの重さしかない(カーボンで3~5kgほとんど変わらない)
これで50対50の理想的な前後重量配分を実現している。
トランスミッションは6速MTのみ。
シフトレバーのシフトストロークは36mmと極めて短く、ダイレクトなシフトフィーリングを実現している。
トルセン(トルクセンシング)LSDを標準装備し、ドリフトコントロールも可能。
※LSD(Limited Slip Differential)
デファレンシャルギアとは、クルマがカーブを曲がるときの右側のタイヤと左側のタイヤの回転数を制御するものである。LSDはその制御装置に制限を持たせたもの
足回りはホンダおなじみの前後ダブルウィッシュボーンサスペンションを搭載。
トラクションコントロールなどの電子制御は搭載されていない。
(後期型では搭載されているものもある)
フロントミッドにマウントされたエンジンは50対50の理想的な前後重量配分を実現し
オープンボディであることを忘れてしまうほど高いボディ剛性のハイXボーンフレーム
軽量・コンパクトなインホイール式ダブルウィッシュボーンサスペンションを組み合わせ
現代的な電子制御をあえて採用することなく
オーソドックスな手法を徹底的にみがきあげる事によって引き上げられたその戦闘力は
ターボや4WDで武装したハイテク軍団にもヒケはとらない!
ただし、乗り手をいちじるしく限定するクルマなのだ
その限界領域を体験することは高いスキルをそなえた
選ばれたひとにぎりのドライバーにのみ与えられた特権である!
う~ん、なんてマニアックなんだ!!w
もう冬なのでこのセリフを贈ろう。
路面が凍結する冬だからといって
暖房のきいた部屋でゴロゴロしてるようじゃ進歩がないぜ啓介
スノーロードを走りこめ
ズルズル滑る路面を頭の中をからっぽにして走りまくるだけでいい
その効果は春になってハイグリップタイヤに履き替えたときはじめてはっきりとわかる
感覚が研ぎ澄まされて劇的に洗練された走りができるようになっているはずだ
雪はハンデなんかじゃなく
最高のトレーニングパートナーなんだ
走り屋にシーズンオフはない
冬を制する者は夏を制する!
はい満足。





