赤いペガサスが電子版になり、購入して改めて思うのは・・・


77年頃のマシンは個性があるなぁ・・・ということです。


村上先生も、現実のマシンの進化に合わせて物語のマシンをモディファイした結果、シーズン中にニューマシンが2回登場し、Bシャシーに匹敵する大改良がが1回行われて、4種類のマシンが1シーズンを走る結果になっていました。


でも、それぞれのマシンが年代の差はあるものの当時の最新を反映していたのが、この漫画に夢中になった原因だと思います。


最初のSV001は70年代前半のマシンに通じていて、小島KE007とコンセプトは似ている気がしていました。


SV01は、76年のサーティーズのマシンが独自感がありキレイだと感じていたのですが、その姿にブラバムBT46Bのノーズを加えた感がり、この辺りから私の中でマシンのよいとこ取りが出来ないかという発想が生まれたのは間違いありません。


SV01改ではロータス78に外観が近づきますが、私はリヤウイングのマウントはウルフWR1のハーベイ博士の解説を読んで、ルノーRS01のリヤウイングが理想だと思っていたので、思う外観と少し違っていました。


SV11は、実車とはだいぶ離れたデザインになっていましたが、物語が佳境に入ってくるので、あまり気になっていませんでしたが、今、読み返すと、他のマシンに比べてかなり、未来的なスタイリングになっている感があります。


絵が上手なら、もっと色々なものを書いてみたと思うのは、当時、プラモデルが大好きで、戦車や戦闘機、軍艦まで随分色々なものを作っていましたが、それらも良いとこどりでこんなのが作れたらなんて想像していたからです。


モデルガンにもはまっていましたねぇ・・・。


今なら、考えられないくらい、自分の好きなことにバイトのお金をつぎ込んでいたのだと思います。


溜めておけばと思うのは、大人になって分ることなのですね。(笑)