韓国語を学習するきっかけは、人それぞれいろいろありますが、このごろ中でも多いのが、韓流ドラマやKポップにあるようです。

隣国の文化に憧れ、理解しようとする行為はとても大切なことです。お互いにそういった姿勢が保たれるならば、地域の平和につながり、それはとてもすばらしいことです。

しかしながら、物事には、バランスが大事なのはいうまでもありません。日本人の気質として、純粋に誰か、何かを好きになったら、相手を立てるあまり、あまりに自己否定的になる傾向があります。たとえとして適切かどうかは分かりませんが、好きでいっしょになったDV夫(または妻)の暴力・暴言は自分がいたらないせいだと思い込むことに似ているかもしれません。

私は、韓国という国の政治はあまりに大衆迎合的で、いきり立つ世論によって、政治家は理性的な政策の選択が制限されている傾向があるように思います。しかも、選挙での人気取りや汚職問題などを隠すためによく利用されるのが「日韓関係」。怒声で攻め立てる世論に、愛国者としての自分を見せて、国民の理解を得ようとする政治家。大韓民国の誕生から一貫して変わらないこの構図。日本でなら、2ちゃんねるなどのインターネット上でしか見られないような他国への偏見と自己欺瞞にまみれた言論が、日本でいえば読売や朝日のような一流紙、またテレビやラジオのニュースからバラエティにまで溢れています。

韓国中高生対象のアンケートで、日本はかの”将軍様の御国 "を抜いて、”ナンバーワン敵国 ”の栄誉に輝けたのも、韓国マスコミの大きな功績といえるでしょうね。自己規制で他国へどぎつい批判等を極力排除する日本のテレビ・新聞とはあまりに対照的です。

韓国語を学習し出すと、こういったことがいやでも目についてしまいます。こういう時、最良の同盟国たるべき、かの国があのように言い立てるのは、こちら側がいたらないせいだと思い込んで、暴言・暴力に耐え忍ぶべきでしょうか?

韓国語とかかわるようになって二十年になる私から一言。これから、韓国語を学ぼうという若い人たちには、もっと愛国的になれとは言いません。もっと客観的で中立的な目で韓国の全部を見ていただきたく思います。

そして、日本の新聞やテレビで腫れものにでも触るように韓国のいいことしか言わない風潮を打破してほしい。(誤解しないでください。悪口を言えというのではありません。韓国のありのままを見聞きできるような風潮の一助になってください。私も心がけたいです)

誰もが知っている当たり前のことです。

「光が強ければ、影もまた濃い」

しかしながら、こと韓国に関しては、影の存在はみじんも感じさせないのが日本のマスコミです。

これから韓国語を学習なさる方は覚えておいてください。あとで、ショックを受けないためにも・・・