
フィリップ・K・ディックと言えば、ブレードランナーが有名である。
ブレードランナーの原作は、「アンドロイドは電気羊の夢をみるか」である。
フィリップ・K・ディックの代表作は他には、「ユービック」がある。
執筆は1966年であり、発行は1969年である。
ストーリーの出だしは次の通り。
主な登場人物は、超能力者の能力を無効化できる反能力者たちである。
反能力者たちは、不活性者と呼ばれている。
彼らは、ランシター合弁会社に所属しており、セキャリティー確保のために超能力者の能
力を不活性にする仕事をしている。
主人公は、超能力測定技師であるジョー・チップである。
この近未来の世界では、冷凍睡眠された死者との対話が可能になっている。
厳密には、半生命の状態である。
半生命の人の脳波を読み取る機械で対話ができる。
残された数週間の時間だけ覚醒されて対話ができるのである。
ランシター社長の妻も冷凍睡眠されている。
そして所々にユービックなる商品の謎のCMが登場する。
この後、想像を絶する驚きの展開が待っている。
天地がひっくり返るような出来事が。
興味のある人は次の記事を見てください。
どういう作品がわかると思います。
SF小説の傑作でその後のSF映画にも大きな影響を与えた作品です。
フィリップ・K・ディックの最高傑作SF小説「ユービック」最後のオチの解釈
