2010年7月31日(土)
山の中は静かである。
一昨日から、原稿用紙の上をペンがすらすらと走る。
湯治も明日で終わり、最終日に近づいて文章が書けるとは皮肉なものだ。
私のようなスロースターターには、十分な助走期間が必要なのかもしれない。
都会の雑踏、喧騒の世界から抜け出して、静寂な山中の秘湯に浸かれる喜びは、何物にも代えがたい。
こころよく送り出してくれた妻に感謝をしたい。
「ありがとう」
自炊棟台所 タイル床
障子文様
ホーロー看板


