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我らが徳島ヴォルティスと共に

徳島ヴォルティスを応援しています。我が街にプロサッカークラブがある事に、日々喜びを感じています。

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新潟とのホーム最終戦を終え、ポカスタでのシーズンは幕を閉じた。松本での最終戦を前に久しぶりにブログを書く事にした。
 
今シーズンは色んなことがあった。そして色んな事を思ったシーズンだった。開幕前、德島は優勝を狙えると信じて疑わなかった。
 
我らが德島は昨シーズン惜しくもプレーオフを逃した。その経験を糧に更に強い意識を持ってシーズンに挑み、必ず結果を残してくれると信じていた。だがチームは低迷し、一時は降格圏を恐れる位置にまで後退した。最終戦を残して現時点の順位は11位。昨年よりも全てにおいて下回る結果だ。来シーズン、監督続投で望むのであれば必ず結果として表して貰いたい。もしもの時には、強化部にもそれなりの責任をとってもらいたい。勝てるチームになれば良いが、そうはなっていない。ただの金儲け主義なのか。チームは、サポーターは強化部の動きに翻弄されているように見える。責任を持てと言いたい。
 
有能な選手が多く在籍する中での低迷は、上のカテゴリーからの触手を余儀なくされた。大﨑怜央の神戸行きを皮切りに、エースであった山崎凌吾の湘南行きには大きなショックを受けた。更に攻撃陣では人気選手でもあった島屋、そしてレギュラーであった大本。大本においては半年の在籍期間だった。
 
外国人選手を補強するにあたり、德島のゴールを死守してきたカルバハルを半年で放出。夏の時点でカルバハルはセカンドキーパーに甘んじてはいたが、それも今思えば放出への布石だったのかとも思えてくる。ナタン、オルシーニと顔を見る事無く消えた外国人選手。開幕当初から強化部の働きに自分自身としては違和感しか無かった。あまりにも選手を道具として扱っていないか。人として誠実に扱っているのか疑問があった。
 
J1から引き抜かれるほどの有能な選手を所属させているのも関わらず勝てないチーム状況。それは采配が上手く行っていないという事を意味するのは当然の事だ。シーズン後半に入り選手は多く入れ替わった。ウタカ、バラルといった外国人選手を補強する事で得点力のアップにつなげたという点は評価できても、その影にはカルバハルの放出と、ブエノの犠牲がある。ブエノは本来DFであるにのも関わらず、そのパンチ力を買われてFW起用された。小学生依頼という慣れないポジションを、J1昇格を狙う德島のFWとしてだ。たまたまのゴールはあったが、あくまでもDFのパワープレーに過ぎない戦術を試合開始当初から行ったアウェイ愛媛戦では采配の技量を心底疑った。そんな中ででもブエノはチームを救うゴールを決めて見せた事もある。そのブエノも犠牲となり獲得したのがウタカとバラルだった。あくまでも個人的な意見ではあるが、そんな色んな疑問や不信感が生まれたシーズンだった。
 
選手はよく耐えて頑張ってくれたと思う。シーズン途中から加入した選手もそうだ。杉本竜士。彼の諦めない姿勢には心が熱くなった。表原玄太がゴールを決めた後に見せた阿波踊り。どうしても愛媛のイメージが強かったが、どうしたどうした。あの阿波踊りで德島の血が燃えたぎっている事を身身体で表現してくれた。そして何より、キャプテン岩尾憲。彼の存在無くして德島というチームはあり得ない。もし彼が居なかったら、德島というチームは崩壊していたかも知れないとさえ思う。彼には感謝しか無い。
 
チームは最終戦の松本戦を残している。首位を走る松本に対し德島は11位。松本には橋内、高崎が居る。負けるわけにはいかない。ホーム松本戦のあとで橋内と話した。彼は言った。德島は良いチームだと。その時とはチーム状況は全く違う。だが德島は必ず勝利すると信じている。
 
個人的な話だけれど、橋内にアルウィンで待つと言われた。正直迷ったけれど行く事にした。橋内には絶対に「德島はやっぱ強いな」と言わせてやる。德島のサポーターは熱い。お前が居た頃と違う何かを感じて欲しい。德島は色んな部分で大きく強くなった。だから負けない。
 
 
今シーズン、ブログをあまり書く気になれなかったのは個人的に少しモヤモヤしたものがあったからかも知れない。ブログを書いていない間にあった事はシーズンが終わったら書きたいと思う。ドグに、ルイスに会ってきたこと。井澤惇に会ってきた事。来シーズンへの思いなんかももっと書きたいと思う。
 
 
アウェイ松本戦へ行かれる方、向こうでお会いしましょう。ではまた。

待ってろよ!ハシ!!!!!