ぼるです。
先程ふと、過去のとある場面を思い出しました。
ふと、とか言ってるけど
年に3回くらいあるふと。
結構な頻度じゃね?と思われるかもしれないが
ふとの定義は人それぞれ。
たとえ毎日忘れて毎日思い出したとしても、ふと括りにしてよし。
記憶が死んだ時点でふとは生まれる。
ふと。突然。唐突に。
フィールドオブビューンのように。突然。
毎回、ビューなのにビューンって言っちゃう。
なんかビューンって言いたい。ちゃんと着地させたげたい。
L⇔Rもふと思い出す。
兄っ貴の湯豆腐っ♪ っていう空耳みたいな替え歌セットで。
フィールドオブビューンとL⇔Rはセットで。
これらはふと括りにしてよし。
年3でふと蘇るとある場面というのは
思い出す度にものごっつ気分良くなる麻薬のような記憶ーーーー
あれは小6の頃。
修学旅行の平和学習で捧げる千羽鶴をみんなで折りましょうということで
一人50羽くらい家で折ってきてねとノルマを課せられた。
手先が器用だった当時のぼるは
50羽ピッシー!と手を抜くことなく完璧に近い鶴を折り
お菓子が入ってた箱に詰めて持参。
ノルマの日当日。
折ってきた鶴を繋げてみんなで千羽鶴を作りましょうとの先生の指示を受け
各々が折ってきた鶴を一斉に床にバッサーーーーッ!
ここの記憶があいまいで謎だが
この時、ぼるの鶴は一斉ダイブに参加していない。
(たぶん家に忘れてきてしまったと思い込んでいた。)
ぼる鶴不在のまま、鶴は皆の手で次々と繋がれていく。
バッサーーーーッされた鶴には無意識のランク付けがなされ
容姿端麗なキレイな鶴から選抜され繋げられていく。
作業が進んでいくうち
不器用な子が折ったであろう形の崩れた鶴が目立ってきて
その中でもまだマシな鶴を皆が不満を垂れつつ厳選していく。
さすがにこいつらは繋げたくないぞという皆の視線が向けられた
かわいそうな鶴の一族が残される頃
家に忘れて来たと思い込んでた鶴の存在をカバンの中に思い出し
慌ててロッカーに取りにいくぼる。
そしてお菓子の箱からピッシー鶴の一族をバッサーーーーーーッ!!
その瞬間、ウォーーーーーーッ!と
皆が我先にとピッシー鶴に群がる群がる!
ビルの屋上からばら撒かれた紙幣に我先にと群がる人々の図と完全に一致!
なんという優越感だろうか!
まさに銭ゲバの松ケンの心境!
ピッシー鶴に向けられた皆の眼差しときたら!
絶望的な状況を一変する救世主を世に放ってしまった神の心境!
まさに掃き溜めに鶴!
(掃き溜めはあの一族に失礼だろ!)
あの光景は忘れられない。
なんとも気持ち良すぎて
羽をたたんで箱に詰められていたピッシー鶴達が
あの瞬間バッサーーーーッと羽を広げ
大空を羽ばたいていたような幻覚まで見えてしまった。
優越感と恍惚感がハンパない。
これで白飯何杯でもいける。
だが今、我に返って冷静に考えると
あの時残念な一族が残された絶望的な状況下だったからピッシー族がより際立っただけで
最初から放ってたらピッシー族は救世主になってなかったのに。
今振り返ると自作自演感すご。やば。
絶対計算じゃないけど計算じゃねーかと思えてくるタイミング。こわ。
合コンでちょっと遅れてきて目立ちたいだけのやつやん。ださ。
あの時の残念な鶴の一族にはほんとうに申し訳ないことをした。
年3で絶頂を感じさせてくれて、マジで感謝しかない。
今まで本当にありがとう。
この先二度と思い出さない保証はできないけど
ふと思い出しちゃうからその瞬間絶頂に達してしまうかもしれないけど
あの時の鶴です。とか言って倍返ししないでね。




