恩田陸さんの著者。
高校の行事で一日かけて
80kmを完走するという行事。
貴子と融。
3年になって初めて
同じクラスになった二人。
二人は全く喋らないものの
お互いをすごく意識していた。
お互い誰にも言っていないが
実は異母兄弟である。
しかしこの行事でお互いに
相手のことを考える時間ができる。
ただただ歩くだけ。
身体的に、精神的にも
疲労していくなか
なにが起きるのか。
杏奈の残したおまじないが
奇跡をおこす。
すごくよかった。
残り数ページの時に
ふと思ったんだけど
小説って終わっても続きがすごく
読みたくなる本と、
あー終わった!って
思える本があるなあ。
私が続きが読みたくなるのは、
未来のことに思いを馳せていて
それが幸せな結末を予想できる本。
でもきっと、
その続きが読みたいなーってところで
終わっているから
こんなに満足した気持ちに
させてくれるんだろうなって思った。
忍くん、私も
中学生か遅くても高校生の頃の自分に
読ませてあげたかったよ(*^^*)
90点☆
最後の方の高見くん
好きだなあ。
涙出ちゃったよベイビー(^з^)☆
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