1月分(12月3日~1月6日)は、2,235kWhで、51,245円でした。
しかもこれは、太陽光自家消費を含めた金額ですから、本当はもっとすごいはずです。
そのすごさの原因は分かっています。
ヒートポンプ式のパネルヒーターです。(* ̄Oノ ̄*)
今日はパネルヒーターがどれくらい電気を使うのか、レオ宅のHEMSで分かった範囲で書いてみたいと思います。
まず、レオ宅の条件からご紹介します。
延べ床面積:139m2
Q値:1.7 C値:0.9
ヒートポンプ:長府エネフロー
エネフロー設定:昼間45℃、夜間(22時~8時)48℃
記録期間:12月24日~1月17日
室温設定:1F 23℃、2F 22℃、24時間、全館暖房
なお、ヒートポンプ式のパネルヒーターがどんなものか、過去の記事で説明していますので、一度ご覧になっていただくと、今回の記事もわかりやすいかもしれません。
まずは、こちらのグラフを見てください。
1日ごとの平均外気温(気象庁発表値)と使用電力量の相関をプロットしてみます。

このグラフの見方ですが、例えば「平均外気温3℃くらいの日は、1日に50kWh前後消費した日があった」というように読みます。
グラフから、外気温と使用電力量の間にほぼ直線的な相関があるのがわかります。
山形市の1月の平均気温は平年で-0.4℃ですので、ザックリ言うと毎日58kWhをコンスタントに消費するわけです。
これを金額にすると、約1,400円です。一月にすると43,400円ですので、レオ宅の電気代の大半はパネルヒーターに費やされているわけです。( ̄□ ̄;)
これって高いんでしょうか?
それとも全館暖房だからこんなもんでしょうか?
残念ながら、適切な比較対象が見つからないんですよね…
しょうがないので、レオとしては、ヒートポンプがちゃんと効率よく動いていれば納得ということにしたいと思います。
さっそくですが、どれくらい効率良く動いているのか計算してみましょう。
まず、レオ宅の暖房に必要なワット数を計算します。Q値の定義からいうと、
必要ワット数(W)=Q値×床面積×(室温-外気温)-生活熱
ですので、これに当てはめてみます。
Q値は1.7ですが、局所換気扇や計算上見えない断熱欠損もあると思われるので、1.9として計算します。
生活熱は、パネルヒーターとエコキュート以外の家電の発熱と、家族の体からの熱を考慮します。合わせてだいたい600Wです。
以上の条件だと、外気温-0.4℃において、室温23℃を維持するのに必要なワット数は、約5,500Wになります。
一方、パネルヒーターの1日の電気使用量は58kWhですから、ワット数としては2,400Wです。
つまり、ヒートポンプの電気から熱への変換効率は5,500÷2,400=2.3倍ということになります。
これが大きいか、小さいかで言えば、ちょっと小さいかなぁ…( ̄* ̄ )
カタログ値が4.0ですので、氷点下での計算とはいえ、期待したほどではないですね。┐( ̄ヘ ̄)┌
とはいえ、この効率の悪さは、レオの使い方が悪いせいかもしれません。
ちょっと、こちらのグラフを見てください。
パネルヒーターの使用電力量と外気温をプロットしたものです。

気温が下がるのに従って、パネルヒーターの使用電力量が増えているのがよくわかります。
このグラフをもうちょっと深く考察するために、外気温と室温から計算した”必要電力量”を青い線で入れてみます。
また、夜間電力を使っている時間が分かるように、夜の22時と朝の8時に緑色の縦線を入れてみます。

こうしてみると、どうやら夜間に電力を使いすぎているように見えます。
これは、おそらく、次の2つの理由のうちの1つか両方が原因です。
・気温の低下による効率の低下が著しい
・パネルヒーターの夜間設定温度が高すぎて、効率が悪くなっている
パネルヒーターの夜間設定温度を高くしてみた理由は、
①夜間の電気料金が安い
②もしかして少しは蓄熱効果がでるかも
③夜間のほうが気温が下がるのでパワーが必要だろう
の3つでした。
今回の結果からは、夜間の外気温がそれほど下がらないときは、③の理由が裏目に出てしまうことが分かります。
②の蓄熱効果があるかどうかは、今回の結果だけではちょっとわかりませんでした。
しかし、思った以上に、パネルヒーターというのはそのときの外気温にリアルタイム的に反応する暖房器具だということはわかりました。
従って、蓄熱効果をねらって、時間帯別で設定温度を変えるというのは、あまり効果的ではないように思えます。
以上から、あくまでもレオ宅でのデータからの結論ですが、
「パネルヒーター(のヒートポンプ)の効率はそれほど良くはない。でも、もっと効率よく使えるかもしれない」
と言えるかと思います。( ̄Д ̄;;ちょっとがっくり
今後は次の2つを目標にいろいろ試してみたいと思います。
・パネルヒーターの効率的な使い方をマスターすること
・電気料金を安くすること
なにせ、実際に住んでいる家なので、あまり思い切った設定はできませんが、エアコンの活用も含めていろいろ試していきたいと思います。
(最後にちょっとパネルヒーター(というか長府のエネフロー)を擁護)
実は、効率2.3倍というのは、だいたい蓄熱式暖房器具と同じコストパフォーマンスなので、それほど”悪い”とはいえません。(b^-゜)
蓄熱式暖房器具は、電気の利用効率は良くないですが、安い夜間料金をうまく使うので、経済効率はまあまあ良いんですね。
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