今回のテーマは、コンセントの電圧です。
あまりコンセントの電圧が高いと、太陽光発電のパワコンに出力抑制がかかることがあります。
でも、レオ宅のパワコンはパナソニック製で、抑制があっても、記録としては何も残りません。
そこで、一日中、コンセントの電圧を測ってみることにしました。電圧がそれほど高くなければ、抑制はかからないはずだからです。
まず、測定方法を説明します。
電圧の測定には、ワットチェッカーを使います。
家庭用電力測定器具としては、昔からある定番品です。
電力の計測のほか、電流や電圧、周波数なんかも表示できます。

しかし、これだけでは記録できないので、パソコンのUSBカメラを使って、30分ごとに撮影します。

画像の左側の測定器具は二酸化炭素濃度計です。これは換気量の変動の影響を測るために置いています。ワットチェッカーと同時に記録できるように、横に並べています。
さて、10日ほど記録した結果は、このようになりました。

3月4日頃にちょっと欠測が生じてしまいましたが、そこは目をつぶってください。
こうしてみると、だいたい毎日、同じパターンを描いているように見えます。
思ったほど、日中は電圧は上がっていないようです。
最高でも104V程度ですから、抑制がかかることはなさそうです。
むしろ、深夜から早朝にかけて電圧が低いのが気になります。
最低で約91Vまで下がっています。
法律では、家庭内100V系コンセントの電圧は95V~107Vと決まっていますから、これは問題です。
東北電力に苦情コールを入れる必要があります。ヾ(。`Д´。)ノ
とはいえ、実害は出ていないし、全体的に電圧を上げられてしまって、抑制がかかりやすくなっても困るので、太陽光発電がもう少し稼げるようになる春頃まで様子を見てみようかと思います。
それにしても、電圧変動ってずいぶんとハゲしいんですね!
毎日10V以上、まるでジェットコースターのような急変動があるなんて、知りませんでした。
せっかくなので、もう少し詳しく見てみます。

細い色つきの線は、先ほどの電圧のデータを、1日毎に色を変えてプロットしたものです。
黒い線は、全体の平均です。
こうして見ると、パターンがとてもはっきりと分かります。
23時~6時 徐々に電圧が下がる ↓
6時~7時 一気に電圧が上がる ↑
7時~16時 ほぼ一定(日によってばらつきが大きい) →
16時~18時 ちょっと電圧が下がる ↓
18時~23時 ほぼ一定(ばらつきはほぼない) →
ところで、このパターンって、なんとなく我が家の電力消費パターンに似ているような気がします。
そこで、HEMSのデータを使って、確かめてみます。

グラフ中、電気の流れ、と書いているのは、我が家と電力会社の間の電気の流れです。
0より大きければ、我が家から電力会社に電気が流れていることを示します(=売電)。
0より小さければ、我が家に電力会社から電気が流れていることを示します(=買電)。
確かに、電圧と電力消費パターンはちょっと似ています。
一般的には、ある配電線にぶら下がる家庭において、電気をたくさん使うほど、電圧は下がります。これを電圧降下といいます。また、変電所から遠いほど電圧が下がる傾向にあります。
逆に、電気があまり使われない、あるいは、発電によって相殺されていれば、電圧はそれほど下がりません。
その他にも、変電所で配電線の接続先送電線を変えたり、どこかの発電所の出力を変えたりしても電圧の高低の原因になります。
要は、需要と供給のバランスですよね。
レオの推測では、電圧変動の大きな部分(時間帯毎の大まかな傾向)は、送電線や発電所が原因ではないかと思われます。
で、日中の細かい電圧の動きに太陽光の影響が出ていて、深夜の細かい動きに蓄熱機器の影響が出ているのではないかな~と。
(本当は、もっと複雑で、東北電力も大変なんでしょうけど)
よそのお宅の蓄熱機器の動作パターンはなんともわかりませんが、よそのお宅の太陽光発電がおおよそどこも同じような発電パターンをするだろうことは推測できます。
そこで、太陽光の影響だけでも捉えられないかと考えてみました。
下のグラフは、3月5日から3月7日までの売電電力のグラフです。
5日は1日中、0です。6日はだいたい午前中、7日は午後だけ売電しています。
それぞれ3日ともなかなか特徴的なパターンです。

もし、電圧が太陽光の影響を受けているのであれば、電圧にも同じようなパターンが出るのではないかと思われます。
それでは、結果を、2日分ずつ見ていきましょう。
まずは、5日と6日です。

5日と比べると6日は、売電電力が大きいときに、2V程度電圧が上昇しているようです。
次に、5日と7日です。

こちらもやはり、売電電力が大きいときに、2V程度上昇しています。
コンセントの電圧が太陽光の影響を受けているのはほぼ間違いないようです。
しかし、もう一つ、疑問が生じます。
この電圧上昇は、レオ宅の太陽光発電だけの影響によるのでしょうか?
それとも、配電線につながっている太陽光発電全体の影響によるものでしょうか?
天気がいいときに、レオ宅の太陽光発電の電源を落とせば、どちらが本当なのかわかるはずですが、せっかく稼いでいる太陽光発電を止めなければならないし、もっと細かく電圧を測定しなければならないので…
もっと、太陽光発電で儲かってからやってみます!(セコいですか…)
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