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◆セミ vs わし

私は煙草を嗜みます。
自宅の場合はこの時期だとベランダ。
昨晩も「タバコすおうっと♪」とサッシを開けたところ、
ジジジジジジジという、けたたましい音と共に
黒い何かが部屋へ侵入。

セミです。こんばんは。
わたくし、夏の風物詩で有名なセミです。

困った…私、虫が嫌いなんです。
セミなんて気持ち悪いしうるさいしデカいし、かなり嫌いです。
さぁどーする。。。。。
蛍光灯の周りを騒がしく飛び回るセミに
恐れおののきながら考えました。
やっぱ虫だし、殺虫剤効くんじゃね?と思い、
テーブルにあった網戸の虫除けをセミに噴射。
しかしそこはただの虫除け。少し動きが弱まる程度。
こわい…どーすればいいんだ…。
怖いのでとりあえずうちで一番長い傘を手にします。
(結局この傘は邪魔以外の何者でもなかった。)
グルグルと飛び回るセミを除けている内に、
なぜか私がベランダへ。
追い出された。部屋を乗っ取られた。
これじゃどっちがセミかわからん。。。
いつも最悪のパターンを想像してしまうせいか、

グルグル飛び回る勢いでセミがベランダへ

わし、驚いてベランダから落っこちる

もの凄く痛い

しぬ

という図式が出来上がり。
セミで死ぬなんて死に方は余りにも間抜けすぎる。
ということで意を決して部屋へ。
手にビニール袋をかぶせ、
勇気を振り絞って低い位地で羽を休めるセミに近づく。
掴んだ瞬間、もの凄い勢いでジジジジジジという羽音。
ここで怯むと大好きな家をセミに乗っ取られてしまう。
大急ぎでベランダへ行き、セミを遠投。
勝った!と思いきや、猛スピードでこちらへ突進してくるセミ!
急いでサッシを閉める!…間に合った。
サッシ越しにジジジジという羽音が聞こえる。
戦いは終わった…かのように思えた今朝。
まだヤツはベランダにいた。死にかけてる様子。
物干し竿の先っちょを使ってベランダの外に放り出す。
よしっ今度こそ勝ったぞっ!
数分後、またあの羽音と共に戻ってきた…。
一体いつになれば安息の日々が訪れるのであろうか。