ホールにコインと玉が出ない機体が席巻している昨今、フィギュアスケートは真4回転時代に突入し、パチンコ・パチスロは新基準機による、氷河期・白亜紀と並ぶ寒さの真・無無時代に年号が変わった。

出玉を無くし。

客を無くし。

店を無くす。

誰が得してるのかわからんが、射幸性の縮小は業界の縮小を促し、その循環サイクルは最終的にパチンコ・パチスロというフィールドから、人そのものを遠ざけるのは自明の理。
当たり前だが、雑誌やメーカーも遊技人口の低下の影響を受け、客も関係者も、そして誰もいなくなった、みたいなパターンになりそうな様相だ。

まあ、言ってしまえば不景気だ。
良いことも無いし、これから良くなりそうなことも聞かない。
景気で言うバブルが、パチンコ・パチスロで言う所の射幸性なんだろうが、欲がなくなったような業界の行く末は哀れなもんだ。
泡が大きくなるから、金が動くし、金が回る。裏を返せば、泡が小さくなるように規制すれば、自ずと泡も期待も膨らまない。

時限措置で、今の5号機も少しの間は打てるようだが、ホールの設置割合の制限はかかる。

旧基準を肉食系とするなら、新基準は草食系。
草食系の人間は、もともとギャンブルには向かない・・・はずだ!

詰まる所、パチンコ・パチスロも中性的になって行くのか?

断固阻止だろ、そんなもんはっ!

騎士団長を殺す前に、先ずは、草食系を殺さねば。