海外でのジブリ作品の評価

・ベルリン国際映画祭の金熊賞
・アカデミー賞アニメーション部門「千と千尋の神隠し」
・ヴェネツィア国際映画祭の金のオゼッラ賞
受賞するなど、高い評価を受けているジブリ映画。



◆当初アメリカにおけるジブリ作品

アメリカに「風の谷のナウシカ」が出品されたが、
C級映画で有名なロジャー・コーマン配下の会社。

本編は95分にカット、ストーリーも大きく改ざん。
「風の戦士たち(Warriors of the Wind)」と題され、
短い期間劇場公開された後にビデオで販売された。


「風の戦士たち」はアニメファンたちの間では悪評。
短縮版は無断で作成されたもので、
これ以降、スタジオジブリは自社作品はノーカット公開を要求するようになる。



劇場長編アニメーションの代表作
2012年12月時点


「作品名・監督・公開年月日・上映時間」

天空の城ラピュタ
宮崎駿 1986年8月2日 124分
 
となりのトトロ
宮崎駿 1988年4月16日 86分 同時上映「火垂るの墓」

火垂るの墓
高畑勲 1988年4月16日 88分

魔女の宅急便
宮崎駿 1989年7月29日 102分

おもひでぽろぽろ
高畑勲 1991年7月20日 119分

紅の豚
宮崎駿 1992年7月18日 93分

平成狸合戦ぽんぽこ
高畑勲 1994年7月16日 119分

耳をすませば
近藤喜文 1995年7月15日 111分

もののけ姫
宮崎駿 1997年7月12日 133分

ホーホケキョ となりの山田くん
高畑勲 1999年7月17日 104分

千と千尋の神隠し
宮崎駿 2001年7月20日 125分

猫の恩返し
森田宏幸 2002年7月20日 75分

ハウルの動く城
宮崎駿 2004年11月20日 119分

ゲド戦記
宮崎吾朗 2006年7月29日 116分

崖の上のポニョ
宮崎駿 2008年7月19日 101分

借りぐらしのアリエッティ
米林宏昌 2010年7月17日 94分

コクリコ坂から
宮崎吾朗 2011年7月16日 91分

2012年12月時点


ジブリについて紹介。

ジブリと呼んでいる正式名称は、
「株式会社スタジオジブリ」の事。


アニメーションを主とした、
映像作品の企画・制作を事業内容とする企業。
日本動画協会正会員。


長編アニメーション映画の制作を主力事業としている。
1990年代以降、短編作品の制作および実写作品の企画を手がけている。
音楽事業も行っている。


「スタジオジブリ」の名称は、
サハラ砂漠に吹く熱風(ghibli)に由来。
第二次世界大戦中のイタリア・カプローニ社の偵察爆撃機の名前でもある。


紅の豚においてエンジンにGHIBLIの名前もあり、
宮崎駿の思い入れがうかがえる。