浮世絵六大絵師の競演@山種美術館、ブロガー内覧会に行ってきました。ゲストの国学院大学教授、藤澤 紫先生が見どころを解説してくださいました。先生が作品を観ながら、その場でそれぞれの作品の背景を説明してくださったことで、その後、ゆっくり鑑賞する際、倍楽しめました。山種美術館のコレクションは、保存状態がよく、褪色しやすい紫色が鮮明に残っていることも見どころの一つだとか。鑑賞後は、スライドレクチャーを受けながら、浮世絵をイメージした青山の老舗菓匠『菊家』の和菓子も振舞われ、贅沢なひと時でした。

特に印象に残った和菓子は、朝焼けに染まる早朝の日本橋の橋や川まであっと驚く斬新な表現。目にも美しく上品、梅酒風味のさわやかなひと品でした。

次回開催の「速水御舟の全貌」も楽しみです。


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「柿の実とり」鈴木春信

紫色がとても鮮明。おんぶをするほうが、髪型に月代を剃り、頭頂部が白いので男性。紫のお着物が女性。髪型で見分けるとか。

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「八代目森田勘弥の駕篭舁鶯の次郎作」東洲斎写楽
個性として、小じわを描いたり、背景の微かなラメのようにみえる感じも流石、写楽さま。

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「東海道五拾三次之内 日本橋・朝之景」 歌川広重
こちらは、初めの方に摺られたもので、後になると、雲が省略されるようです。
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「名所江戸百景 大はしあたけの夕立」 歌川広重
こちらの水面に映る雨は、この激しい雨だと表現しなくてもわかるだろうとあえて表現をしていない日本の美学とのこと。

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30年後、フランスに渡ってゴッホが描くと、水面に雨がしぶく様子を描き加えています。

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目で楽しめる浮世絵をかたどった美味しい和菓子。