みなさん、こんにちは!

バレーボールコーチのYです!

今日は、バレーボールの「ミス」についてお話ししようと思います🏐


バレーボールにおいて、「ミス」をするとどうなるのか。

それは、相手に点数が入ってしまい、負ける可能性が高くなってしまいます。

バレーボールをずっとプレーしている人からすると「当たり前だ」と感じると思います。しかし、このようなルール(自チームのミスが相手チームの点数になり、相手チームのミスが自チームの点数になる)スポーツは、バレーボールをはじめ、卓球やテニス、バドミントンなどのいわゆるネットスポーツだけなのです!!

野球やサッカー、バスケットボールなどの他競技は、相手チームがミスをしても自チームの点数にはなりません。つまり、攻撃をして自ら点数を取らなければ勝つことができない競技なのです。

しかし、ネットスポーツであるバレーボールは、相手がミスをしてくれれば点数を取ることができます。

つまり、極端な話ですが、攻撃をしなくても相手がミスをするまでレシーブをして繋ぎまくれば良いのです‼️

この考え方には賛否両論あると思いますが、これこそがバレーボールの面白さではないかと私は考えます。


高校や大学、プロの世界にはこのような考え方では絶対に通用しません。

しかし、小学校バレーや中学校バレーにおいては1つの戦術になると思います!

チーム全員が身長が低く、スパイカーがいないので勝てない。

ネットが高くて強いスパイクが打てないので勝てない。

このような悩みのあるチームは多くあると思います。

そこで私が考える戦術ではどうでしょう。

攻撃をしなくても相手がミスをしてくれることで点数が入るこのバレーボールでは、このような戦い方でも勝つことができるのです!


私は現在、某中学校で外部コーチをしていますが、指導の基本はレシーブです。

2、3時間しか練習できない中でも1時間半以上はレシーブ練習に時間を費やして指導をしています。

それはなぜか。

理由はチームのサイズが小さく、スパイクでは点数を取ることができないからです。

この戦い方だと「ミス待ち」でなければ勝てないと言われればそれまでですが、このような戦い方でも県大会準優勝になることができました🥈


このような戦術は中学校バレーならではの戦術かもしれませんが、指導者の考え方一つでチームの勝敗を変えることは可能です!

今までのような当たり前の考え方ではなく、新しいバレーボールの考え方を見つけましょう!!!!


私がレシーブ練習にこだわる理由はもう一つあります!

それは、次回お話ししますね!それではまた👋