俺は鬱病、嫁は神経症、娘は発達障害 -10ページ目

俺は鬱病、嫁は神経症、娘は発達障害

人生詰んだオッサンがネットの隅で小声で吠える。

鬱がひどくて何をする気も起きないまま、俺は自室で横になっていた。

夜23時過ぎ、突如、俺の首もとに何か降ってきた。

アヒャア!

と奇声をあげる俺。

次の瞬間、その何かは、俺の背中に降りてガサガサ動き回った。

最悪の予感が俺の頭を掠める。やつか?!やつの来襲なのか?!

奇声をあげながら、シャツをバンバンとはたく俺。やつは、ぼとりと俺の足元に降下した。

次の瞬間、俺はショックで気絶しそうになった。

そうだ。読者の皆さんのお見込み通り、黒い羽の忌まわしい昆虫…ゴキブリだ。

日本広しと言えど、ゴキブリに自分の背中を這い回られたやつは少ないだろう。もしかしたら、俺が第一号かも知れしれない。まさに人跡未踏の、初体験だ。

やつは姿を見せたあと、素早く、俺の視界からフェードアウトした。

まだやつは俺の部屋のどこかにいる。俺は恐怖のあまり、居間に避難した。

家内は俺の狼狽ぶりを見て、狼狽している。今、居間(音韻)で、スマホから、このブログを書いている。つまり実況、マジライブ。

どうなる、俺?!どうすんのー!!(やや古いオダジョーのノリで絶叫)