オーディション合格率が上がる方法

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…以外と認識していない人が多いんですが、
普段私達が聴いている音楽には、

ハネるリズム

と、

ハネないリズム

の2種類が存在します。

バウンスとイーブン、という
用語で説明されたりもします。

具体的には、
16分音符あるいは8分音符の中で、

タタタタ

と演奏するところを、

タッタタッタ

と動かすケースです。

この"タッタタッタ"を、
ハネている。
と表現します。

音の組み合わせの中で、
偶数の音がやや後ろに下がる、
という感じです。

いろんな曲を聴いてみると、
ハネている、ハネていない、
という区別が出来るようになります。

ドレミファソラシド

だったら、

ドーレミーファソーラシード

といった具合です。

注意したいのは、
ハネている曲で
ハネていないリズムを歌うと、
突っ込み気味の音が
出て来てしまうということですね。

そうなると、聴感上は急いで
歌っている印象を受けてしまい、
気持ちのよい歌として受け取れなくなってしまいます。

実際は、
オリジナルのアーティストの歌唱を
そっくり真似ようとすれば
リズムのハネ具合も同時に覚えるので、
そうそうずれることはありません。

しかし、リズムよく、
クオリティ高く歌えるようになるには、
こういうメロディーの骨組みの部分
前提を知っておくことも大事です。


で、ここからは応用の話ですが、
ハネていない曲で
ハネるリズムを歌うとかっこいい、ということもあります。

以下の動画の曲の 部分で、それをやっています。


いかがでしょうか?
タタタタのリズムの曲で、
タータタータをわざと入れることで、
リリックを強調しています。
これが、音で遊ぶ、リズムで楽しむということなのです。

また、次の展開に行く直前に
これをやっているところもミソです。

R&Bやソウル、
ジャズのボーカリストも
たまにこのような技巧を繰り出します。
こういうアプローチを試しにやってみてはいかがでしょうか?

ハネる、ハネないを聴き取って判別する気持ちで、
いくつかの曲を是非聴いてみて下さい!


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