ボイストレーニングの体験レッスンで
『 私、滑舌が悪くて困っているんです 』
という方が、過去、結構沢山いらっしゃいました。
舌っ足らずな感じだったり、
早口で話せない方もいらっしゃいます。
でも、
意外な事に、
歌が凄く上手だったりするんですよ.....。
普段、友達と話したり
お仕事で話したりする時に
口が回らない
早口で話せない
噛んでしまう
とお悩みで.....。
歌が上手なのに
なぜ??
実は、気合いを入れれば
早口言葉も
スラスラできたりするんです。
むしろ、普通の方より
早く、口が回るなんて事も
あったりするんです
でも、普段の会話で
気をぬいた状態では(自然体だと)
滑舌が悪いんです。
そんな方には、
『決して、滑舌は悪くないと思いますよ』
と言うのですが
確かに、
ちょっと話をしてみると
滑舌が重く
もそもそ話したり
シャープさに欠けた発音だったりします。
滑舌が悪い原因は
●発声フォームがが悪い
●発声筋の運動不足(無口、練習不足、老化)
●舌の長さや形状によるもの(舌小帯収縮症を含む)
●歯並びによるもの
●口呼吸によるもの
以上が、一般的な 原因と言われています。
以上のような原因の、改善トレーニングなどは
どこのサイトを見ても、知ることができますので
割愛させていただきますが
ほとんど知られていない
滑舌が悪くなる
原因があります。
それは
『 肩こり、血行不良 』 です。
はい、
ガッカリしたあなた!
そう、
自分と関係ないと思った
そこの、あなたです
そう思う前に、
騙されたと思ってテストしてみましょうよ。
もしかしたら、あなたも
そんな人の仲間かもしれませんよ。
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まず
①
お手元に、
なんでも良いので
朗読ができる、文章をご用意ください。
②
その文章を、で読んでみてください
(2行くらい続けて)
(早く読んだり、ゆっくり読んだりしてみる)
どんな感じだったか、覚えているようにするか
アプリなどで、録音してみると良い
かもしれません。
③
次に、額の横に手を当てて、
横サイドから軽く押し(首は倒れないように)
鼻からブレスを入れた後に
同じように
読んでみてください。
↗︎
ごめんなさい、これちょっと違います。
この写真は手が前からですが、
額の真横から押してください
首もこんな風に曲がらずに
首をまっすぐにして、なるべく真横から押します。
右手で押すならば、左に向かって押して
横から押して、それを首で支えるようにします。
その状態で、 朗読してみましょう。
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はい、
いかがでしたか?
手で額を横から押した時の方が
圧倒的に、滑舌が良くなったと
思いませんか?
そうなった方は、
『肩こり』が原因の可能性大です。
もちろん、無口だったりトレーニング不足か老化の
せいで、回らなくなっている可能性も
なくはないのですが
歌がある程度、上手で
運動不足でもない方でしたら
この『懲り』が
原因の可能性が高いのです。
次回、
どうして、懲りが滑舌に
影響を与えるのか
そして、改善法を
書きます。