今日は、ちょっと息抜きで、芸能人の方のお話です。
先日、ネットを見ていたら、
嵐の大野くんが
『のどちんこを震わせる』発声練習というのを
２０１２年くらいに
ラジオで発言していたのが話題になったようですが
私は、遅ればせながら
今頃になって見かけたのですが
面白いトピックだと思いました。
私も、よく子供の頃に
このような音を出して
遊んでいましたので、勿論できます。（自慢げ）
コツは、 カラスの鳴き声ですね。
喉を下側に掘った感じで（うがいの感じ）
そこに水が入っているかのようなイメージで
水を震わせる感じで、やってみましょう。
大野君も、この練習に関して、
一体どうしてこれをやるのか？
どんな効果があるのか？
ボイストレーナーの先生に聞いていなかった為
わからないとおっしゃってましたが
（しっかり練習しておきながら、こんな
とぼけた所が面白いですね）
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さてさて、効果ですが
大きく３つの効果があります。
① のどちんこ（口蓋垂）周囲の、意識を高めて、喉の支えを体感する
② この状態で、ブレスを入れる事で、通常開きにくい『咽頭腔』の
方まで、意識が行き、広げやすくなる。
③ この状態で、腹式呼吸をする事で、お腹、胸、首、喉、表情筋が
一直線に開いた感じを、体感できる。
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咽頭腔というのは、上の図の緑色で囲んだあたりです。
厳密に言えば、のどちんこを震わせながら腹式呼吸でブレスを入れると
この中咽頭から下咽頭のあたりを、ある程度開く事ができるようです。
（実際にMRIで見たことはないですが....。）
主に、歌いながらロングトーンを
途中からクレッシェンドして
（だんだん大きくして）
わあ〜っとスケールを広げて行きたい場合は、
ここが使えると、上手くいきます。
この練習で
スケール感を出したり、
ダイナミクスをつけて行く感じが
少し体感できるかもしれませんね。
首の筋肉の発達がか弱い理由で、
日本人の女性には、
少し難易度の高いトレーニングとなります。
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この練習は、トレーニングと言うよりは
できるようになれば、
お腹、胸、首、喉、表情筋が
一直線に開いた感じを、体感できる
咽頭腔が開いた感じを体感できる
という、
体感して、コツをつかむ目的で
やると良いかと思います。
ですが
あまり何度もやっていると
のどちんこ周辺が痛くなったり、
腫れたりする事がありますので
注意してくださいね。