こんばんわ

昨日の続きです。

 

下腹を大きく膨らませた状態ではなく

みぞおちのすぐ下(おヘソの上)を膨らませるイメージで

空気を入れるのがコツです。

 

 

おヘソの上に指を横に並べ、

だいたい指4本分くらい上です。

 

そう、実はこんなに上なんです。

 

 

 

 

 

 

そして、表題の 歌うときに、お腹がどうなるか?

 

この事は、いくらネットを調べても、

あるいはボイストレーニングの本を読んでも、書いていませんよね?

実際、歌っているときに、自分でどうしたらいいのか?

 

 

現代において、腹式呼吸をして

自然にお腹を支えにできる人は、ごく稀です。

よほど、スポーツなどで鍛えている人を除き

多くの人が、この発声中のお腹を正しくキープできていません。

 

大手のスクールでボイストレーナーをやっている方でさえ

できていないのが実情なんです。(100人以上面接しましたので)

 

 

 

呼吸法において、

お腹を膨らめせると、横隔膜が下に下がります。

 

 

この横隔膜が、早く上がってしまうと、

息が続かない、息漏れ、歌をコントロールできない、などの

不具合が出ます。

 

 

発声している間、この横隔膜を

できるだけ、ゆっくり上げる事が重要です。

 

 

 

 

そして、フレーズの終わりまで、横隔膜が、一番上まで

上がってしまったら、体の支えがなくなり、

声は、震えたり、喉がしまったり、続かないという事になります。

 

一番上まで上げないのが、コツです。

 

 

 

 

 

横隔膜を、できるだけ、一定のスピードでゆっくり上げる

半分から70%くらいまでにとどめ、

横隔膜を上げきってしまわない事が、重要です。

 

 

 

 

たいていの人が、 空気を入れる時には、腹式でも

 

出した時には、横隔膜がすぐに上がってしまうから

息が続かないのです。

 

 

 

目に見えるほどに、

大きく膨らんだお腹が、 凹んでいく.....。

 

 

これは、間違っていると言っても過言ではないでしょう。

 

 

実際には、お腹は、空気を入れた時に

それほど、膨らまず

 

 

むしろ丹田は膨らむのではなく、引き締まります。

 

 

 

そして、歌っている時には、

お腹が凹んでいくことは、 ほとんど目立たず

 

見た目には、大きく膨らんだり凹んだりしないのが、理想的です。

 

 

 

 

 

youtubeなどで、オペラ歌手や、その他

一流の歌手のお腹を、見ていただきたいです。

 

歌手のお腹は、大きく膨らんだり、凹んだりを繰り返している

などという事は、ほとんどないでしょう。

 

 

 

 

 

次回、 では、発声時、

お腹が使えるように、その場で直ぐにできる方法を

書かせていただきます。

 

 

 

私の著書の中でも、 いきなり地声が4度上まで出た!

 

一発で、理解できた!   

 

など、嬉しい声をよく頂いている

 

 

即効力のある方法です。