歌を習っている方、独学で歌っている方
みなさんの共通の悩みとして
母音によって、声が出やすかったり、出にくかったりと言うのがあります。
日本人にとって、 ア、オ
は比較的声が出しやすい方が多いと思いますが
一番辛いのは、何と言っても イ です。
多くの方が悩んでいます。
次に エ、ウ ですね。
② 以下、具体的な、母音別の練習方法です
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まず、イ を声に出してみてください。
舌の両端が、上の左右の奥歯に触れていますね?
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この舌の両端が触れている場所を、奥歯よりも、前に出してみてください
犬歯のすぐ後ろあたりです。
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この状態で
裏声の発声練習をします。
舌と、軟口蓋の間に、丸い空間ができるのを意識できれば
しめたものです。
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同様の方法で、 エ も行います。
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ウに関しては、
オの発声をするときの口の状態を保ったまま、ウの発声をします
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この時も、軟口蓋のところに、丸い空間を感じながら
発声してみましょう。
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以上のような、フォームで
いつもの発声練習をすることで
母音による、声の出し辛さは、軽減していきます。
あなたが、出し辛い歌の、その音と同じ高さで、
やってみてください。
練習を続けてみて
発声をしていない時でも、なんとなく軟口蓋のあたりに
空間を感じられるようになったら、それがサインです。
母音に関係なく、歌えるようになっています。