新年会でも

カラオケに

繰り出す方も

まだまだいらっしゃいますよね?

 

 

 

 

そんな中

 

 

新しい今風の

曲を歌っても

 

 

なんか

演歌っぽくなってしまう....。

 

 

 

と言う方

いらっしゃいませんか?

 

 

ご自分でなくても

お友達や

先輩など

 

 

 

歌は上手いんだけど

なんか演歌っぽい....。

 

 

 

 

声の質も

ちょっと硬くて

ハリがあり

 

 

 

フレーズの感じも

どことなく

演歌調で...。

 

 

 

 

なんか今風の

若い人の歌に聴こえない....。

 

 

 

 

 

昔、『亜麻色の髪の乙女』

と言う歌を歌って

ヒットした

島谷ひとみさん

と言う方が

いらっしゃいました。

 

 

彼女は、

歌が上手いと評判でしたが

どことなく

演歌調だなと

私は、感じました。

 

 

彼女は当時、

確か20代でしたが

 

 

 

あの当時、

若い女性の声は

ちょっとハスキーでふわっとした

感じが多かったのですが

 

 

彼女の声は

そんな若者らしさと言うよりも

 

大人にウケる

雰囲気を醸し出していましたね。

 

 

 

 

 

 

案の定

過去に

演歌歌手を1年間やっており

翌年、ポップス歌手に

転向したと

 

今調べたら

wikipediaには書いてありました

(真相は不明)

 

 

 

 

別に

演歌っぽい歌声を

否定するわけでは

ないのですが

 

 

 

実はこの『演歌調』に

一旦なってしまうと

 

 

 

通常の

ボイストレーニングだと

今風の感じに直すのは

 

非常に困難を極めます。

 

 

 

 

どんな優秀なボイストレーナーでも

 

『演歌調の声』

『歌のお姉さん的な声』

 

以上の2つのような

 

響きが硬く

ハリがある声に

一旦なってしまうと

 

 

 

なかなか今風にしたり

直していくのが

難しいのが

実情かと思います。

 

 

 

 

確かに上手く聞こえますし

実際上手なのですが

実は、喉に

若干の負担が

かかっている

場合があります。

 

 

 

実際に

そちらのジャンルを

歌う方でしたら

問題はありませんが

 

 

治したい本人に

してみれば

 

ストレスがたまる事でしょう

 

 

 

 

 

 

 

 

元々、

ある程度

歌が上手い方が

 

 

 

1つのジャンルに特化した

先生や、

 

 

実際にはご自分で

歌うことがない

作曲家やプロデューサーの方に

習ってしまう場合

 

 

 

ちょっと言い辛いのですが

 

 

 

 

このように

『演歌っぽくなる』傾向にあると

私は感じています。

 

勿論、そうでない先生やプロデュサーも

いることはいますが.....。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それは、なぜでしょうか?

 

 

 

 

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あなたが

 

 

音程も良いし

高い声も出て

ある程度上手に

歌える方だとしましょう

 

 

 

 

 

あなたのボイストレーナーである

先生や

プロデューサーは

 

 

 

 

だんだん

教える『ネタ』がなくなっていきます。

 

 

 

 

 

 

いや、本当なんです

 

 

 

感覚で教えていると

教えるネタがなくなってくるんですよ...。

 

 

 

 

 

音程も良い

フレーズも良い

声も出ている

 

 

 

 

でも、

レッスンはしないといけない

 

 

 

 

 

 

 

 

すると、教える『ネタ』が

なくなりますから

 

 

 

 

 

 

 

歌詞の内容など

 

 

表現力の方向に

どんどん行ってしまうのです。

 

 

 

 

 

 

この表現力に関しては

その先生の

私見でオーケーなので

言いたい放題ですし

勉強もいりませんので

そうなりがちになります。

 

 

 

 

 

ボイストレーニングは

こっちの方向に行ってしまうと

 

 

 

 

非常に

その先生の好みというか

感覚のみの

レッスンになってきます。

 

 

 

 

 

でも、

こっちの方が

先生自身も

楽なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『 この曲は、

悲しい曲だから

もっと悲しい気持ちを込めて歌いなさい 』

 

 

 

 

『ここの部分は、

大事な所だから、強調した方がいいわよ 』

 

 

 

 

 

 

『 ここは、盛り上がりだから

クレッシェンドしてください 』

 

 

 

 

 

『 もっと、歌詞のこの

 

状況を感じながら歌って!  』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

などなど

 

 

 

 

 

曲調や、

歌詞などの

解釈や、

感情の

持ってく行き方を

 

 

 

 

 

延々とレッスンされる事になります。

 

 

 

 

 

 

 

そうすると

 

 

 

最終的に

 

 

 

 

だいたい、

単語の頭の部分が

 

 

 

強調されてきます。

 

 

 

 

 

 

小節の頭が、強調される

パターンですね。

 

 

 

 

 

 

そればかりでなく

 

 

 

 

 

感情的な部分の歌詞が

 

 

 

 

無意識に

強調されますので

 

 

 

 

 

力が入る場所が

複数できていってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

このような

演歌調に

なってしまった歌を、

私が聴くと。

 

 

 

 

 

ほとんど

情景は、浮かびません。

 

 

 

 

 

歌手の顔だけが

 

 

 

ただ思い出されます。

 

 

 

 

 

強調される単語が

多すぎると

 

 

 

 

 

『イメージが散漫になるから』 です。

 

 

 

 

 

 

 

だから、

情景が浮かばなくなるのです

 

 

 

 

 

 

 

この『演歌調の声』

 

 

どんなに

上手に歌えていても

 

 

 

 

 

ロックやポップス系の

オーディーションには

もうこうなってしまうと

受かる可能性も

激減するそうです。

 

 

 

 

 

実際に、

業界の関係者の方が

何人かおっしゃっていました

 

 

 

一見上手なのに

もったいないですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長くなりましたので

 

 

 

次回、

改善方法

を書きますね。

 

 

 

 

 

 

 

すいません

引っ張ってしまって....。