フォーム交換の場合(1)
・テールがつぶれた感じにえぐり取られているのでフォームを交換する事に。
えんぴつでラインを書く
・周りをサンディングした後、余分な部分を取りペンでラインを引きます。
・ラインの内側を狙ってトリマー(またはノコギリ)でカットします
・フォームの固まりをカットした傷口に合わせて成型します
・当然シンプルな形のほうが成型しやすいので、カットラインを決めるときには
なるべくシンプルにするのが良いのですが・・・
・今回、リーシュカップを避けなければならず、少し複雑な形に
・ペーパーをペンなどに巻きつけて使い、成型終了
・Qセルフィラー、グラスパウダーを混ぜた樹脂で接着。
・テープなどで固定しておきます
・接着した樹脂が完全に硬化したらフォームをシェイプします
・ラミネート分の厚みを考えて、少しだけ小さくシェイプ
(ホントにチョットです)
・このボードは蛍光グリーンが日焼けして、普通のグリーンなった感じの色だったの
ですが、フォームには蛍光グリーンを塗装しました。
(仕上げ後にもう一度、ボカシで塗装するつもりでいるので今回はあえて元の色に
忠実な色を噴いてみました)
と・・・・・・まだ、ここまでしか作業が進んでいないので続きは次回です
深いキズの場合
かなり深いキズです! 横20cmで深さ4cmぐらのフィンでえぐられたキズ
・まずキズを開きました。(開く前の写真撮り忘れましたm(__)m)
・キズの縦幅がせまかったので樹脂成型修理で直すことにしました。
・樹脂が漏れないようにしっかりテープを貼ります
・白い顔料を入れた樹脂を流す。
・(ボードの黄ばみ具合によって少量のクリーム色を混ぜるとベター)
・ゆっくり効果を待ってマスキングを剥がす。
・(約6時間~10時間)
・平らにサンディングする。
・ガラスクロスをキズの2周りぐらい大きさに切っておく。
・ガラスクロスを樹脂で貼る。
・(この時点ではクロスの網目が見えるぐらいに樹脂をヘラなどで取る)
・刷毛で樹脂の上塗りをする(ホットコート)
・(タイミングは樹脂の硬化が始まった後)
・細かいペーパーで綺麗にサンディングする。
・(180#~1200#ぐらいまでだんだん細かくしていくと良いです)
・今回はキズの深い部分と浅い部分の樹脂の色むらがでたので、ボカすために
軽くウレタン塗装をしました
一番上の写真と比較するとだいぶキズが目立たなくなったと思います。
このへんまでは、器用な人なら自分で出来ると思いますが、樹脂の固まりを手で
削るのは、かなりの労力と時間を費やすと思います
ボイスでは今回の修理は塗装まで入れて¥5250でした。
自分でやるのが面倒な人は是非おまかせください
ボードインプレッション
オレのNewボード!トレースバック10’EPS 超小波スペシャル
5’9”X20 1/2"X2 1/2” (175X52.1X6.3)
いや~~~ 乗れます 笑っちゃうぐらい乗れます
最近、持病の首痛が出てパドルが辛くなってきても乗れちゃうぐらいでした
動きも、パワーのない波でも申し分なく軽く動けるし
最初「ちょっとやり過ぎたかな~」と感じていた幅の広さも馴れてしまえば
テイクオフ時の抜群の安定感となってくれました
どんな小さなうねりでも追っかければ乗れてしまいます
テイクオフが早いということは、それだけでかなり有利ですね
他の人は「波が小さくて良くない」とこぼす中、満足して上がってきました
エスシェイプスの佐藤さん!オレの注文通りの板、ありがとうございます
これで子供よりインサイドまで繋げます